厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2019年151冊目『仕事が早く終わる人、いつまでも終わらない人の習慣』

2019-06-30 15:22:35 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本では、仕事を早く終わらせるコツや考え方、感情との向き合い方などを、仕事がいつまでも終わらない人の悪い習慣と対比させながら紹介します。

仕事がいつまでも終わらない理由のほとんどは、よかれと思ってやっていることが、かえって仕事を増やしてしまっていることにあります。「仕事時間が多いこと=仕事がはかどる」ではないということですね。

また、仕事時間を減らせるだけ減らしたほうが、自身のパフォーマンスも上がります。

まずは、仕事が早く終わるようになったらやりたいことを明確にしましょう。そのうえで、本書の中から気になるものを1つ選び、試してみてください。

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2019年150冊目『気づかせる技術』

2019-06-30 15:13:54 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

気づきマネジメントを行う上では、敢えて読者に意地悪になって頂くことが勧められています。なぜなら「答えは相手の中にしかない」からです。

答えを教えることが本当に相手のためになっているのか?答えを伝えると相手の考える機会を失ってしまいます。

人は自分で考えて選んだ結果であれば受け入れますが、他人に強要されると考える余地がないので受け入れなくなるわけです。「相手に考えさせて答えを出させる」という、少し距離感を持った意地悪になってほしいということですね。

上司からの刺激によって、本人が当事者意識をもって気づくことが、人の行動を変えることができるのです。相手が普通だと思っていること、つまり無意識に対して、気づきのアプローチを行いましょう。

「こうあるべき」という思い込みを捨てると、相手に関心がわきます。相手は関心を持たれると、心の扉を開けてくれ、そしてこちらの言うことを聞き入れてくれます。これが本書で言う気づきマネジメントの本質です。

仕事において、自分が思った通りになることが絶対的な正解ではないと思います。逆にそんな方法があったのか、どうしてそのような行動をとったのだろう、と関心を持つほうが仕事は面白くなります。

【my pick-up】

◎あえて無視をするという選択

私自身も部下からの相談や意思決定の依頼が多く寄せられます。しかし、スルーするものもたくさんあります。それは忙しいからではなく、明確なメッセージを持っています。「それはあなたが決めることだ」「もっと練ってくるべきだ」など意図のある無視なのです。

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2019年149冊目『チェンジの法則』

2019-06-29 18:20:43 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

著者は、美容外科医として60院以上のクリニックを手がけている麻生泰さん。

「人は誰でも、いつでも変わることができる」というシンプルな法則を、一人でも多くの人に知ってほしいという思いで書いたものです。

人生を変えるにはまず「形」から変えること。行動を変えれば、心はあとからついてきます。

また、人生を変えられるのは、1回きりではありません。皆さんが望めば、何回でも、違う人生を送ることができるのです。

意識、行動、習慣、見かけ・容姿、性格、能力、気質、人格、価値観。小さな1つを変えることによって、簡単に未来が変わることを本書で理解すれば、チャレンジすることへのハードルが下がるのではないでしょうか。

【my pick-up】

◎過去も未来も変えられる、自分も他人も変えられる

あなたが変わることで、過去を意味のあるものにすることはできます。変わろうと決意した原因が過去のコンプレックスだったら、それはあなたにとってマイナスの存在ではなく、未来を変えるための必要な体験だったかもしれないのです。こう考えると、つらい過去が「価値あるもの」に変化します。「いま」が変わることで、「未来」が変わり、「過去」も変わるのです。同じように、あなたが変わると他人も変わります。僕たちは相対的な人間関係の中に生きています。たとえば多くの人たちは、性格の暗い人より、明るい人が好きです。話のつまらない人より、面白い人が好きです。おどおどしている人より、自信満々の人が好きです。あなたが変われば、あなたの評価もまるで変ってくるのです。

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2019年148冊目『仕事で凹んだときに』

2019-06-29 18:08:58 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

きっと仕事が上手くいく考え方として、以下のようなものが紹介されています。

・向いている向いていないを考えるよりも、まずは前向きに取り組んでみること。

・夢があるから目標を持つことができ、目標を持つから計画を立てる、計画を立てるから行動に移すことができ、行動に移したから結果が出る。結果が出るから自信につながり、自信がやがて夢をかなえる。

・仕事は利他の心が大切。

・昨日と違う今日を過ごしてみること。

社員教育コンサルタントの朝倉千恵子さんが、2013年から4年間続けてきたラジオ番組の内容から書籍にしたものです。

今の仕事がちょっと嫌になったり、なかなか結果が出なくて悩んでいるときに、仕事に対してあるべき姿勢の原点に戻れる1冊ではないでしょうか。

【my pick-up】

◎散らかっているデスクやカバンは、あなたの頭のなかそのものです。

残業が多い人、効率が悪い人、ミスが多い人の机は、散らかっていることが多いものです。机が散らかる、モノが多いというのは、物事を先送りしたり、判断ができなかったりする思考のあらわれです。会社の自分の机は、自分のものではありません。あくまでも会社の一部、パブリックなスペースです。そこを勘違いしてはいけません。自分の机だからちょっとは散らかっていたっていいじゃないか、というのは自分勝手な思い込みです。

◎一歩動き出せば、ずっと動くことができる。

スタイルのいい人ほど、毎日一生懸命、身体を鍛えています。仕事も同様に、優秀な人ほど、自分をまだまだと思い、努力し、自分磨きをおこたることはありません。それに比べ、もっと頑張ってほしい人が、努力もしなければチャレンジもしない。自分に努力が必要なことすらわかっていない。仕事のできる人は、本を読んだり、研修会に参加したりと、現状に甘んじることなく努力しています。できる人が努力するから、そうでない人との差はどんどんと開いていきます。スタート時点ではそれほど差がなくても、3年5年10年とそれが続けば、その差はあきらかな違いとなります。

◎悪口を言われる人間になりましょう。

悪口を言われる人、人から批判される人は、まさに結果を出している人です。批判している人と批判されている人、果たしてどちらが会社にとって本当に必要な存在ですか?不特定多数の悪口を恐れるより、特定少数にほめられる、愛されるほうがずっと得です。批判や悪口ばかり言って、なにもしていない人を味方にしても、正直あまりメリットはありません。そのような人たちに気をつかえば、本来仕事へ注がれるべきエネルギーが減ってしまいます。ただし、むやみやたらに敵をつくる必要はありませんから、最低限の礼を尽くせばそれでいいと思います。

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2019年147冊目『やせる経済学』

2019-06-23 22:17:19 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

本書のダイエットプランはとてもシンプルだ。太る原因はただひとつ。食べすぎである。痩せている人の大半は、太っている人と異なるのは行動だ。

ダイエットを実践してきたエコノミストふたりが、誘惑に満ちたこの世界で食べすぎないようにするにはどうすればいいかを経済原理にもとづいて解説します。

経済は意思決定の科学でもあります。経済学を用いれば、身体のために何を食べるべきか、減量後の体重を維持するためにどうすればいいかについて、より良い選択ができます。

そもそも、なぜ食べすぎてしまうのかという疑問は経済学によって解けます。過去半世紀のあいだに食べものの値段が下がり、供給が増え、大量消費が可能になったからです。食べたいという止むことない欲求を抑える金銭的な制約がなくなれば、太りすぎと分類される人の割合が増加し続けるのです。

~6つの重要な小さな習慣~

・毎日体重を量る

・しっかりとした食事をするのは1日に1度

・カロリーを意識する

・流行のダイエット法やダイエット食品に無駄なお金を使わない

・食事の変化を制限する

・プチごちそう/プチ断食の習慣を取り入れる

もちろん、ごちそうを楽しむときもありますが、食べすぎは将来の健康を脅かすことを意識すべきですね。多くの経済的な問題と同じように、肥満の蔓延には、現在により重きを置いて、将来を過少評価するというきわめて人間的な傾向が反映されています。

「1日に3回の食事という原則を忘れる(2回の食事は軽くかナシにする)」「1日のはじめに体重を量る」など、継続するのはなかなか大変ですが、当たり前のこととして習慣にしてしまえば効果は大きいと思います。

【my pick-up】

◎運動の役割

わたしたち著者は、減量を運動だけに頼るべきではないと考えている。究極的な問題は過剰消費であり、ダイエットに成功するには、その問題に集中する必要がある。1日1万歩を歩くことがよく推奨されるが、たとえ2万歩歩いたとしても、食事をコントロールできなければ減量はできない。問題の根源が食べすぎなら、何歩歩いたかを測る意味はない。毎日の体重に集中するほうがずっといい。やや真面目に言えば、わたしたちの経験では、運動は減量にはそれほど役立たないように思う。運動をすると身体が消費したカロリーを補おうとするので、さらに食べたくなる。運動によって減量をする最大の問題は、わたしたちが見る限りでは、長続きしないことだ。偉大なアスリートでさえ、いつかは運動をやめ、太らないために食べる量を減らさなければならなくなる。減量やリバウンド防止を運動だけに頼れば、いずれ選択肢がなくなる日が来る。すると、食生活は変わらないために、体重が増えることになる。運動をしてもしなくても、まずは、食習慣を変えることによって、いかにリバウンドを防ぐかを学ぶべきだ。継続できるやり方で、変えるべきことを変えるといい。何よりもまず食べすぎをやめることが大事だ。

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