amazonへのリンクはこちら
評価 (3点/5点満点)
きっと仕事が上手くいく考え方として、以下のようなものが紹介されています。
・向いている向いていないを考えるよりも、まずは前向きに取り組んでみること。
・夢があるから目標を持つことができ、目標を持つから計画を立てる、計画を立てるから行動に移すことができ、行動に移したから結果が出る。結果が出るから自信につながり、自信がやがて夢をかなえる。
・仕事は利他の心が大切。
・昨日と違う今日を過ごしてみること。
社員教育コンサルタントの朝倉千恵子さんが、2013年から4年間続けてきたラジオ番組の内容から書籍にしたものです。
今の仕事がちょっと嫌になったり、なかなか結果が出なくて悩んでいるときに、仕事に対してあるべき姿勢の原点に戻れる1冊ではないでしょうか。
【my pick-up】
◎散らかっているデスクやカバンは、あなたの頭のなかそのものです。
残業が多い人、効率が悪い人、ミスが多い人の机は、散らかっていることが多いものです。机が散らかる、モノが多いというのは、物事を先送りしたり、判断ができなかったりする思考のあらわれです。会社の自分の机は、自分のものではありません。あくまでも会社の一部、パブリックなスペースです。そこを勘違いしてはいけません。自分の机だからちょっとは散らかっていたっていいじゃないか、というのは自分勝手な思い込みです。
◎一歩動き出せば、ずっと動くことができる。
スタイルのいい人ほど、毎日一生懸命、身体を鍛えています。仕事も同様に、優秀な人ほど、自分をまだまだと思い、努力し、自分磨きをおこたることはありません。それに比べ、もっと頑張ってほしい人が、努力もしなければチャレンジもしない。自分に努力が必要なことすらわかっていない。仕事のできる人は、本を読んだり、研修会に参加したりと、現状に甘んじることなく努力しています。できる人が努力するから、そうでない人との差はどんどんと開いていきます。スタート時点ではそれほど差がなくても、3年5年10年とそれが続けば、その差はあきらかな違いとなります。
◎悪口を言われる人間になりましょう。
悪口を言われる人、人から批判される人は、まさに結果を出している人です。批判している人と批判されている人、果たしてどちらが会社にとって本当に必要な存在ですか?不特定多数の悪口を恐れるより、特定少数にほめられる、愛されるほうがずっと得です。批判や悪口ばかり言って、なにもしていない人を味方にしても、正直あまりメリットはありません。そのような人たちに気をつかえば、本来仕事へ注がれるべきエネルギーが減ってしまいます。ただし、むやみやたらに敵をつくる必要はありませんから、最低限の礼を尽くせばそれでいいと思います。