厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2015年140冊目『伝説の新人』

2015-08-30 22:18:48 | おすすめビジネス書

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評価 (4点/5点満点)

この本では、仕事を通して20代で突き抜けていくための法則を伝えます。20代のうちに仕事を通していち早く突き抜け、伝説となるような仕事を数多く残し、他には替えがたい存在になりたいという人は必読です。

20代でチャンスをつかみ、突き抜ける人の10の違い

1.スタートが違う

2.チャンスのつかみ方が違う

3.当事者意識が違う

4.目標設定力が違う

5.時間の使い方が違う

6.解釈力が違う

7.好かれ方が違う

8.伝え方が違う

9.スキルの盗み方が違う

10.読書力が違う

単なる優秀な新人ではなく、伝説となる新人にとってはこれくらいは当たり前なのだという基準です。

20代の中でも特に、入社3年以内に身につけておくと、以後の組織での立場が有利になる考え・行動ばかりです。

【my pick-up】

◎朝のゴールデンタイムを活かせ

朝9時が始業だとしたら、試に一度、7時半や8時に出社して9時まで集中して業務をこなしてみてください。始業となる9時までに仕上げるという意識が働くことや、電話などで集中力を断ち切られることが少ないこと、そして頭が活性化している時間帯であることによって非常に効率よく仕事が進むはずです。始業となる9時にはすでにエンジンがフル回転の状態ですから、9時にやってきてそこからPCを立ち上げる人とは違いが出て当然です。一番出社ですから、誰がどんな順番で出社してくるかがわかるようになります。そのうち特に早い二人の先輩は部署の大黒柱的な営業マンで全社でもトップを争っている人だったのです。私は全国トップレベルの営業マンの秘密を見つけたような感覚になりました。振り返ると朝早く出社して仕事をすることが、仕事の効率を高めるだけでなく、新人の自分の存在をアピールしチャンスを切り拓くものであったのは明らかでした。

◎伝説の新人は、読書力が違う

読書をすることによって知識が増えたり、自分の考え方に軸となるようなものができると、仕事の生産性やクオリティは必ず上がり、その結果、時間が生み出されます。時間がないから読書ができないのではなく、読書をしないから時間がないのです。読書から学べるものの大きさは、あらゆる学びの中でも最も大きなものの一つです。私たちが考える「最低基準」は、週1冊、1年で50冊というものです。なぜ週1冊かというと、週1冊となれば読書を日常の習慣にせざるを得ないからです。読書が習慣になっているかどうかで、人生は変わります。読書が習慣になるとわかりますが、週1冊は、決して多くはありません。やはり突き抜けている人はインプットの量が圧倒的に違います。そしてその核となっているのが読書なのです。読書量を増やして何年かたってわかったのは、読書をしている人からは、相手が読書をしているかどうかが会話によってすぐわかるということでした。相手が読書をしていない人だと感じたら、会話のレベルを相手に合わせて下げるしかないのです。読書によってチャンスが拡大するという実感は、読書を重ねた人しか味わうことができません。読書をしない人は読書をしないことでチャンスを逃しているという感覚すら持つことができないのです。あるデータでは、読書量や勉強時間がほぼ倍の人が、3倍の年収を得ているということです。私たちは幸いなことに、多くの先人たちが人生をかけて学んできたことを数時間の読書で学ぶことができる時代に生きています。この学びの中には、どんな時代においても不変のものがあります。これを社会人となって初めの数年で学び、仕事と人生の基礎を作り上げることが重要です。やがて仕事で結果を残している人が共通して読んでいる「定番」の本がわかるようになります。そして、こうした定番の本をしっかり読み込み自分のものにしていくと、人との会話の質が変わってくることに気づくでしょう。現在、私は本を読んで面白いと思ったことや、印象に残ったフレーズは一つのドキュメントにまとめています。そのワードファイルを開くと、何十枚分にもなった言葉たちがそこに蓄積されています。これを時々プリントアウトして空いた時間に読んだりすると、以前に読んで大切だと思ったことが蘇り、様々なことがつながる感覚を得ることができます。100冊、200冊と増えていくと、困ったときはここに立ち返ると必ず答えが出るはずという自信が生まれてきます。重要なところだけを読み返すだけでも、思考の骨格が強化されることも実感することでしょう。

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2015年139冊目『毎日5分から!ハイクラス・ビジネスマンはやっている戦うための心体(からだ)づくり』

2015-08-28 08:19:41 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本は、「保健師」×「心理士」×「健康政策コンサル」の荒尾裕子さんが、日々忙しいビジネスパーソンのために、日常生活の中で少し意識するだけで実行できるお手軽なからだマネジメント方法を中心に紹介します。

「走」(からだの基礎づくり)、「攻」(パフォーマンスの向上)、「守」(パフォーマンスの維持)の視点で、運動・食事・メンタル管理を実践していきます。

各項目ごとに文章のあと、図や表などが掲載されているので非常に分かりやすく、「毎日5分から!」とあるように、今すぐ実践できるものがたくさんあります。

ビジネスパーソンにとってマネジメントスキルは重要な資質。自分のからだのことすらコントロールできずして、ビジネスの成功は難しいのではないでしょうか。

最近この手の本は多いのですが、とにかく実践してみて自分に合った方法を見つけ、継続していくことが重要です。

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2015年138冊目『必要十分生活』

2015-08-26 10:13:38 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

たっくさん個人出版の電子書籍が、大和書房により紙の書籍として刊行されたものです。

この本で提案されている「必要十分生活」とは、物がこれ以上増えると余計だし、これより少ないと生活に困る、という状態のことです。

物の片づけ方や、どういう物を手元においていけばいいかを考えることで、日常生活を快適にしていく方法を探っていきます。

ここ数年、片づけ本がブームとなっていますが、男性の著者は珍しいですね。‘余計なものを持たない’というのは片づけ・整理の基本ですね。

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2015年137冊目『人生を好転させるシンプルな習慣術』

2015-08-25 20:52:58 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

「どうして今の自分はこうなんだろう・・・?」

「なぜ今の生活がうまくいかないんだろう・・・?」

そんなあなたに向けて、精神科医でマンガ原作者であるゆうきゆうさんが、ヒントを与えてくれます。

・大切なのは、毎日の小さな積み重ね。それを繰り返した先にこそ成功があり、幸せがある。

・重要なことは、とにかく今この瞬間から一歩を始めること。

この2つに関する、具体的な行動・考え方を本書から学んでください。

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2015年136冊目『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』

2015-08-24 21:42:34 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

成功する人、周りから評価・信頼をされる人たちと、そうでない人たちの間にある違い。それは「すぐに行動に移せるかどうか」です。

この「すぐに」ということが大切です。誰かにアドバイスをされたり、新しいことを学んだり、本気でやりたいと思ったことができたときに、10秒で動けるかどうか。

この本では、一瞬で行動に移せるようになるための方法を紹介します。そのメソッドは、「気分」と「視座」を変えることです。コーチング理論・心理学によって行動の本質に向き合い、自分自身を自由に動かすことを可能にします。

 

 

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