評価 (3点/5点満点)
この本では、リーダーのための仕事をシンプルにする方法を「課題解決の技法(7つのステップ)」などとして紹介します。
・会社の「問題」と、自分の「課題」を混同しない
・仕事は「より少なく、しかしよりよく」する
・常に「全体最適」を考えて部下を動かす
・「優先順位」だけでなく「劣後順位」も明確にする
・仕事を「やめる」のも、「すぐに」やる
・上司と部下の違いは「役割だけ」と心得る
・自分なりのシンプルな「仕事の原則」を築く
リーダーは誰もが会社に対しての「問題意識」は持っています。しかし、では自分が何をすればいいのかという「課題意識」を持っているリーダーは、残念ながらそう多くはありません。この「課題意識」を強く持ち、自分がやるべきことを常に明確にし、それを実行することのできる人だけが、一流のリーダーになれると思います。
またそのためには、自分やチームがやるべきことを絞り込み、厳選しないといけないですね。
【my pick-up】
◎信頼されるリーダーとは、部下にとって自分を成長させてくれるリーダー
リーダーは、部下に「好かれる」必要はないのです。それよりも「信頼される」ことが重要なのです。部下は、リーダーが仕事に厳しくても「この人のもとにいれば成長できる」と思えば、信頼してついていくものなのです。