厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

今年174冊目『アライアンス・ランチの教科書』

2010-09-30 23:02:08 | おすすめビジネス書
すごい人脈は昼1時間で作られる アライアンス・ランチの教科書 すごい人脈は昼1時間で作られる アライアンス・ランチの教科書
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2010-09-25

評価  (2点/5点満点)

平野敦士カールさんの著書の2大キーワードは「アライアンス」と「プラットフォーム」です。この本にも登場する「アライアンス」とは、「周囲の人から長期的な信頼を獲得し、その人たちの力を借りて成長していく」という考え方です。

「アライアンス・ランチ」は、単なる「ビジネスランチ」ではなく、人見知りでも口ベタでも、将来あなたに力を貸してくれるであろう素晴らしい人材とつながることができる効果的なものです。

本書の最後に紹介されている「ビジネスに使える名店60」は、ランチであれは比較的お手頃な値段で利用することができ、若いうちに一流を知る最適な空間ですよ。

【my pick-up】

◎「プライベートを侵食しない」のが、エグゼクティブの掟

仕事の相手をディナーにお誘いするのは、あまりおすすめしません。夜の付き合いは、誘う相手のプライベートの時間を侵食してしまうものだからです。

昨今は、ワークライフバランスという考えが広まっているためか、若年層を中心にプライベートの時間を尊重する人が着実に増えています。

家庭を尊重する、自己投資に励む。いずれにしても現代のビジネスパーソンは、朝も夜も予定はビッシリで、業務時間外に誰かと食事をとる余裕はないといえます。

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今年173冊目『〝アタマがいい〟のに結果がついてこない人の逆転仕事術』

2010-09-29 21:14:46 | その他私が読んだ本
“アタマがいい”のに結果がついてこない人の逆転仕事術 “アタマがいい”のに結果がついてこない人の逆転仕事術
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2010-09-14

評価  (2点/5点満点)

この本は、「アタマはいいのに仕事では損をしてしまう」人のために、そのアタマの良さを使っていかに解決していくかをを考えます。

・アタマがいいほうが絶対的に仕事はできる

・にもかかわらず、あなたのアタマの良さを理解できない上司や同僚がいる

・それが、あなたが高いパフォーマンスを発揮する障害となっている

・そしてそのことが、あなたが享受すべき輝かしい未来に影を落としている

このような不条理な状態を解決するには、バカを演じるなど自分を変えることではなく、自分のアタマの良さを望むべき方向に生かし、環境を変えることが大切です。

今までにない面白い視点からの仕事術です。

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今年172冊目『結果を求めない生き方』

2010-09-28 21:09:05 | その他私が読んだ本
「結果を求めない生き方」上杉流脱力仕事術 「結果を求めない生き方」上杉流脱力仕事術
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2010-09-20

評価  (2点/5点満点)

鳩山邦夫氏の秘書やニューヨークタイムズ紙の取材記者を経て、現在はフリーランスのジャーナリストとしてメディアへの出演も多い上杉隆さんが、「人生における劣等的なテクニックやノウハウ」を情報収集やスケジュール管理、人脈などの仕事術に展開しています。

上杉さんのこれまでの、特に若い頃の壮絶な人生は、本書の第1章(私が結果を求めない理由)で書かれていますが、TVで見ていた上杉さんのスマートさからは想像もできませんでした。

まさに、血と汗と涙の結晶とも言える、他とは一線を画す仕事術です。

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今年171冊目『15分あれば喫茶店に入りなさい。』

2010-09-27 21:43:35 | おすすめビジネス書
15分あれば喫茶店に入りなさい。 15分あれば喫茶店に入りなさい。
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2010-09

評価  (3点/5点満点)

明治大学文学部教授でTV出演などでもお馴染みの齋藤孝さんが、「ちょっとだらけた公共性」が自分をコントロールするのに最適な、喫茶店での仕事術・勉強術を「喫茶店タクティクス」として紹介しています。

齋藤さんは、15分の余裕があったら必ず喫茶店に入り、全仕事量の半分以上は喫茶店でやっているそうです。平均すると、1週間に10回以上、つまり2日に3回ほど喫茶店を活用する生活を30年間続けてきたとのこと。

その中で生まれた「喫茶店タクティクス8カ条」は以下のとおりです。

1.隙間時間をコツコツ過ごす

2.水平思考ではなく、垂直思考を

3.1分、3分、15分、30分を単位にする

4.三色ボールペンで手帳・ノートに書き出す

5.クリアファイルを活用して身軽に

6.アウトプットを意識したインプットを

7.密度濃く相手と向き合う

8.電車や新幹線、トイレ、風呂も喫茶店化を

ちなみに、ジャーナリストの上杉隆さんも「原稿書きは、100%と言ってよいほど家の外。ファミレスや、スターバックスやタリーズ、ドトールなどのカフェで書くことになります。」(『結果を求めない生き方』アスコム刊より)とあるように、忙しい人ほど喫茶店を有効に活用しています。喫茶店は比較的どこにでも存在し、時間を有効に過ごせる最適な場所の一つです。

【my pick-up】

◎喫茶店で本を「冷凍処置」する

ビジネス書や新書のような情報系の読書は、喫茶店のほうが確実にテンションが上がります。

三色ボールペンでチェックしたり、裏表紙や白紙のページに、面白かった箇所のページ数と感想を書き込んだり、そのページにだけ折り目をつける。そんな読書をするのに、喫茶店はきわめて向いています。

出先で本を買ったら、そのまま喫茶店に持ち込めば、喫茶店で過ごす時間が、身につく読書の時間になります。

◎スターバックスは「大人の勉強」に向いている

なぜ、スターバックスにあれほど人が入っているのでしょう。いままでの日本にない、「大人が向上心をもっていてもおかしくない場所」だったからだと思います。

スタイリッシュで、リラックスしていて、なおかつビジネスの香りがする。この3つの輪が重なっているのが、スターバックスの魅力です。

オフィスでもないのに、どこかビジネスにフィットしているのがスターバックスの空間です。そこでする仕事は、ビジネスをしているというよりも、どこか「大人の勉強」という感じがします。

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今年170冊目『29歳でクビになる人、残る人』

2010-09-26 18:12:25 | おすすめビジネス書
29歳でクビになる人、残る人 (PHP新書) 29歳でクビになる人、残る人 (PHP新書)
価格:¥ 756(税込)
発売日:2010-09-16

評価  (3点/5点満点)

〝訪問しないで売る営業コンサルタント〟の菊原智明さんが、今の会社で理不尽な目にあうことなく、実力以上に評価されるためのノウハウを紹介します。

一般の人が経験する「出世か?リストラか?」の分かれ道は29歳で、仕事ができてもクビになる社員の特徴は、主に次の3つの点であるとしています。

・自分を過信している

・人に対して感謝の気持ちをもっていない

・一社会人として、人として、正しい行動がとれない

また、会社に残ることはもちろん、仕事ができなくても出世していく人の特徴は、次の3つがあります。

・誰もが嫌がる仕事を積極的にやる

・自分にも人にもプラス思考である

・みんなから好かれる行動をとっている

特に、20代のうちに成果を上げ、仕事ができると評価されてきた人は要注意です。30代になる前に、これまでのことをいったんリセットして、新たな気持ちで謙虚に仕事に向かう姿勢が必要だと思います。

コメント (1)
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