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(3点/5点満点)
「わたし」の主観を大切にすることで、人とのコミュニケーションや関係性がよりよくなるというのが、本書のメッセージです。
「だれがなんと言おうと」という主観のパワーがより求められている。(P32)
「想い」はピュアであればあるほど、これまでの常識や合理性とは矛盾していることが多い。(P49)
「なにを言っても、批判する人はいるんだから、いっか」と頭の思考をシフトしてしまうほうがラクだ。(P69)
意見は「みんな」から出してもらうのはいいけれど、やっぱり最後に決めるのは「ひとり」のほうが、物事がうまくいくことは多い。(P96)
テレビもネットのニュースも一切見ていない。ほとんどが、じぶんの世界とまったく関係のない人たちの世間話の情報だから。(P141)
まずは「この人が言う(書く)のだから、まちがいない」と思われるために努力をする。(P173)
リスペクトの気持ちがない相手の話は真剣に聴けないもの。(P215)
あんまりいいコピーが生まれてこないときというのは、たいていが机の上でパソコンを開いてウンウン考えているとき。まずはじぶんの手足を使って五感を動かして、喜怒哀楽をみずから生み出すことが大事だ。(P227)
「型」という敷かれたレールに乗っかることや、その空欄を埋めていくことに頭がいってしまって、思考停止してしまう。「なんとなくそれっぽい資料」が完成したことに満足してしまい、その実際の中身はあんがいありきたりなことを言っていてスカスカだったり、「じぶんの考え」が書かれていなかったり。(P239)
「わたし」が本当に思っていること。それをもっと自分の言葉に練り込んでもいいのではないでしょうか。
多くの人たちとつながり合えるために必要なことだと思います。
【my pick-up】
◎ことばに緩衝材をつけてみる
「ぜひ立ち寄ってくださいね」
普段「ね」なんて使うことなんてないよ、なんていう方も、文字でのコミュニケーションでは思い切って使ってみてください。とくに上の立場の人が部下や後輩などに使うとより効果的です。