厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

新刊紹介誌「TOPPOINT」とは?

2008-10-30 23:44:53 | その他私が読んだ本

今日は、新刊を紹介する専門誌「TOPPOINT」についてです。

本誌は、1987年の創刊から約20年になる会員制月刊誌で、発行元のパーソナルブレーン代表、橋本忠明さんが毎月100冊以上の新刊を読み、10冊を厳選。その概要を主観をほとんど交えずに1冊4ページで紹介している。多くの経営者が本誌を活用している。

ちなみに、本誌で紹介するポイントは、「内容が斬新」「アイデアに溢れている」「経営者、ビジネスパーソンの役に立つ」の3つだそうだ。

最新号の2008年11月号では、以下の10冊が取り上げられている。

『情報と技術を管理され続ける日本』(山本尚利)
『未来を予見する「5つの法則」』(田坂広志)
『成功は洗濯機の中に』(市橋和彦)
『P&G式 世界が欲しがる人材の育て方』(和田浩子)
『イノベーションへの解 実践編』(クレイトン・クリステンセン他)
『意思決定のマネジメント』(長瀬勝彦)
『超「超」整理法』(野口悠紀雄)
『ナポレオンで仕事上達』(齋藤孝)
『新版 営業の「聴く技術」』(古淵元龍・大堀滋)
『大暴落1929』(ジョン・ケネス・ガルブレイス)

興味があれば発行元のホームページ(http://www.p-b.co.jp/)へ。

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2008年に読んだこの100冊!(11)

2008-10-29 23:23:10 | その他私が読んだ本

【97冊目】

千円札は拾うな。 千円札は拾うな。
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2006-01-20

評価  (3点/5点満点)

【98冊目】

なぜ社員はやる気をなくしているのか なぜ社員はやる気をなくしているのか
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2007-05-16

評価  (2点/5点満点)

【99冊目】

「できる社員」になる教科書 「できる社員」になる教科書
価格:¥ 1,680(税込)
発売日:2007-03

評価  (3点/5点満点)

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2008年10月のおすすめビジネス書⑤

2008-10-28 23:20:40 | おすすめビジネス書

【96冊目】

ムダな仕事はもう、やめよう! ムダな仕事はもう、やめよう!
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2008-10-06

評価  (4点/5点満点)

元トリンプ社長・吉越浩一郎さんは、最近ビジネス書において注目されている一人で、出版ペースも速くなっています。

本書は「残業するほどヒマじゃない」という言葉に集約されます。私も、毎日1時間のジョギング・筋トレ、1冊の読書、ブログの更新、社外勉強会の主宰など、勤務時間外に多くのやりたい事を抱えており、極力残業はしない仕事の進め方を実践しています。

”残業する人は、仕事のできない人だ!”

吉越さんの本は、トリンプ時代の「残業禁止」「早朝会議」「がんばるタイム」「デッドライン」などを共通的に取り上げ、主張も一貫していますが、本書ならではの主張等は以下のとおり。

仕事で幸せになる考え方
「2007年問題のもう一つの姿は、定年を迎えて仕事から解き放たれた仕事人間の多くが、人生に行き詰まり、生きる意味を見失っている。若い世代は、団塊の世代と同じ過ちを繰り返してはいけない」

ムダな仕事から、上手に逃げる方法
「ヨーロッパのビジネスパーソンは、他の人が残業していても気に留めない。たとえ上司に睨まれようと、自分の仕事が片づいたらさっさと帰る」

迷っている時間が一番のムダだ!
「日本の組織でGNN(義理・人情・浪花節)が幅を利かせるのも、日本人のロジカルの弱さと無関係ではない。「笑って敵意のないことを示せば、GNNで何とかなるはずだ」という思考が根づいている」

「仕事の常識」を疑う人が成功する
「ホウ・レン・ソウに頼ることに慣れてしまうと、判断力や決断力が身につかない」
「輪をかけて馬鹿らしいのは、上司は報告の量で部下を評価する傾向がある」
「レイヤー(階層)が一つ増えるごとに情報量は半分になり、雑音は倍になる(P・F・ドラッカー)」

工夫しだいで、仕事力は誰でも高められる
「思考の整理は、物の整理と直結している。物を片づけるときは、その物について何らかの判断を下している」

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2008年10月のおすすめビジネス書④

2008-10-27 23:12:42 | おすすめビジネス書

【95冊目】

非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣 非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2002-06

評価  (4点/5点満点)

外務省勤務の経験があり、現在、企業家教育・加速教育の分野で複数会社のオーナーである神田昌典氏の著書。2002年6月の初版から2008年10月で30刷を数えるベストセラー。

凡人が成功するための8つの習慣が紹介されている。

①やりたくないことを見つける
目標は紙に書くと実現する。目標を定めるにはまずやりたくないことを書き出す。

②自分にかける催眠術
目標を書いた紙を夜寝る前や朝起きたときに、ボヤ~っとでいいから眺める。

③自分に都合のいい肩書きを持つ
都合のいい肩書きを考える(なりたい自分になるセルフイメージ)。

④非常識的情報獲得術
大量に本を読む。感性(センス)は情報量に比例する。

⑤殿様バッタのセールス
相手を見極め、自分の客としてふさわしくないお客はお断りする。

⑥お金を溺愛する
お金に対する罪悪感を持たない。自分の年収は自分で決める。お金が入ってくる流れをつくる。

⑦決断は思い切らない
自分で行き詰まりを打開する思考プロセスを身に付ける。

⑧成功のダークサイドを知る
完璧を目指さない。家族を大事にする。稼いだお金を有効に使う。

世間で広く言われている多くの成功法則は、既に成功した人が自分に言い聞かせ、自らを律するためのものであり、凡人がこれから成功しお金と自由を手に入れるためには、以上のように潜在意識にも働きかけ、かつ合理的に取り組むことが、ここでいう「非常識」の意味である。

ちなみに、経済評論家などで活躍中の勝間和代さんは、「神田さんの本のいいところは、読み手がアドバイスを実行したときの、成果の再現性がすごく高い」と評価し、この8つの習慣もほとんど全部地道にやったそうです。

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2008年10月に読んだその他ビジネス書2

2008-10-26 20:25:10 | その他私が読んだ本

【94冊目】

TIME HACKS! TIME HACKS!
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2006-12-01

評価  (2点/5点満点)

東洋経済新報社が出している「HACKS!」シリーズの1冊。この他にも、『IDEA HACKS!』『STUDY HACKS!』『READING HACKS!』『PLANNING HACKS!』などがある。

本書の著者である小山龍介さんは1975年生まれの比較的若い方で、現在、松竹㈱プロデューサー。

「HACKS(ハック)」とは、「問題をサッと解決する」と本書では定義している。本シリーズはビジネス書の中でも名が知れており、ある程度部数も出ているので、私も初めて読んでみることにした。

「普段スケジュール帳に記入しない書類作成や企画立案などの業務も、しっかりスケジュール帳に記入し」、共有カレンダーで上司・同僚の目に触れることで、実行力を高めていくことなど、なるほどと思う点もあったが、人生・生活全般まで話を広げたせいか1つ1つの内容は薄く、時間管理の本としては物足りなさを感じた。

他の「HACKS!」シリーズには期待して、今後読んでみることとしたい。

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