厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2016年36冊目『超一流の、自分の磨き方』

2016-01-31 19:36:12 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本は、主に日本人の成功者や著名人、著者がこれまでに出会ってきたピカイチの人々にフォーカスし、様々な「人間的魅力」の原理原則を見つけ、自分を磨くためのヒントを得ようというのがテーマです。

今よりもっと、いい仕事がしたい。いい暮らしがしたい。今よりもっと、いい人間関係を築きたい。異性にモテたい。超一流の人々は、それを自分を磨くための努力に変え、エネルギーに変え、人生を謳歌しています。

信念、折れない心、存在感、人間関係力、充実感・・・「人間的魅力とは何か」「人はどうすれば磨かれるのか」を考えるヒントが満載の1冊です。

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2016年35冊目『ゼロ秒思考[行動編]』

2016-01-29 22:38:23 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

赤羽雄二さん『ゼロ秒思考』シリーズの第3弾。第1弾の『ゼロ秒思考』では、A4用紙に毎日10ページほどメモを書くだけで頭のもやもやをなくすことができ、誰でも本来の頭の良さを発揮できるようになることを解説しています。第2弾の『速さは全てを解決する』では、誰でも仕事が驚くほど速くなること、また情報力も抜本的に強化できることを説明しています。

しかし、思考がクリアになり、スピードアップへの意識・スキルが高まっても、スピード感のある「決断力」と「実行力」、言い換えると「即断即決、即実行」の点ではハードルがあると思います。

そこで、頭を整理し、仕事のスピードアップを実現した後に、どうすれば「即断即決、即実行」ができるようになるかに着目したのが本書です。

即断即決、即実行ができない根本的な理由は、対象への正しい「全体観」を持てていないことだと考えている。逆に、「全体観」さえ持てれば、あとは必要なときに、自然と即断即決、即実行ができるようになる。違う説明の仕方をすると、正しい全体観を持つとは、自分が取り組む仕事や課題の全ての道筋やプロセスが見えており、どこが重要なポイントかを理解していることだ。ちなみに、「わかっていても動けない」という状態のときは、やるべきことをやらないと、どのようなことが起こるのか、本当の意味ではわかっていないのではないだろうか。(P.38~41)

本書は、そうした全体観を持てる範囲を広げる方法を解説し、即断即決、即実行のツールとして、オプション(選択肢の深掘り)とフレームワークを紹介します。

個人だけでなく、あうんの呼吸で物事が進む‘打てば響く’チームに発展できるでしょう。

【my pick-up】

◎普段から全ての仕事を1分1秒でも速くする

1.人に会う以外の全ての仕事は何倍も速くできると信じ、工夫し続ける

2.毎日10~20ページ、A4メモを書くことで常に頭を整理しておく

3.メールは速攻で返信し、いっさい溜めない

4.単語登録や書類の再利用により、スピードをどんどん上げていく

5.会議は定期的に開催数、開催時間を半減する

6.やらずにすむことは、できるだけやらない

 

 

 

 

 

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2016年34冊目『行動が早い人の仕事と生活の習慣』

2016-01-28 22:18:07 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

一流のビジネスパーソンになればなるほど行動が早い人を評価します。「どれだけ進捗しているのか」「その中で課題は何か」「その課題に対してどのようにアプローチしているのか」が即答できると、一気に信頼度がアップします。

この本では、こういった行動が早い人の仕事と生活における習慣が具体的にまとめられています。

・行動が早い人は、ゴールから逆算して自分がやるべきことを導き出す

・行動が早いことのメリットは、巡ってくるチャンスの数が増えること

行動を早くするというのは、年をとれば自然に身につく能力ではありません。かなり早い段階からできる人もいるし、何年たってもできない人もいます。だからこそ本書から学ぶ意義があると思います。

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2016年33冊目『仕事で大差をつける国語力の磨き方』

2016-01-26 22:07:10 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

報告書を読む。企画書を書く。プレゼンで話す。上司の話を聞く。これらのビジネスの活動を通じて、私たちは国語力をなんとか少しでも伸ばそうと努力します。しかし、我流ゆえ、そこには思い込みや非効率が生じます。

この本は、そんな悩みを抱えるビジネスパーソンの指針となる「国語の教科書」です。

ここを押さえれば確実に国語力は伸びるという具体的なポイントが厳選されています。

読む技術、書く技術、話す技術、聞く技術、そして敬語といった言葉の技術は、自らの仕事の成果を表に示すうえで不可欠なものですよね。この技術は得意だが、逆にこの技術は苦手・・・というのはビジネスパーソンにとってよくあることですので、改めて今の国語力を点検してみましょう。

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2016年32冊目『BCGの特訓』

2016-01-24 19:29:20 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

ボストンコンサルティンググループ(BCG)ジャパン、人事・人材チームの木村亮示さんと木山聡さんが、BCGにおける人材育成の考え方と実践方法をまとめた1冊。

外資系コンサルファームとして、「多様な人材を超高速で戦力化する技術」や「必要な問題を正しく設定してそれを解く能力」「結論に基づいて人に動いてもらう能力」などをどうやって身につけることができるのか?BCG内でも暗黙知であった内容を、育つ側・育てる側のそれぞれに分けて形式知化・言語化を行ったものとも言えます。

○スキルの前提となるマインドセット・基本姿勢(他者への貢献に対する強い想い/折れない心/原因自分論を持てる素直さ)が重要

○正しい目標設定と正しい自己認識が成長の前提条件として必要

これまでBCGのようなプロフェッショナルファームに固有の事情だった人材の短期育成や多様な人材のマネジメントが、より一般的に必要とされる時代になったのではないでしょうか。つまり、優れたコンサルタントと優れたビジネスパーソンの資質がオーバーラップしてきたということ。

その点で、本書の内容は広く、様々な会社・組織の人事や社員に活用できると思います。

【my pick-up】

◎「育てられ上手」「任され上手」になる

BCGでも時々、「今のマネジャーは、育成熱心ではない」「自分の育成になかなか時間をかけてくれない」という不満を言う人がいる。しかし、周りを見渡してみると、そのマネジャーは別の人を熱心に育成していることが多い。会社があなたの成長に対して熱心ではないと不満を言うのは、「自分はそれだけの成長ポテンシャルがあると判断してもらえていない」と宣言しているのと同じだ。

成長が速い人は、難易度が高めの仕事を任された場合に、だらだらと抱え込んで考え続けるのではなく、自分が考えた案を持って、上司に相談してみる。そうすると上司の側も、「こいつは、詰まったら言ってくるから、任せておいて安心だ」と思うようになり、かえって自身の自主性の範囲が広がり、経験できる機会も増えていく。このような人は「任され上手」と言えるであろう。

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