厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

今年42冊目『休日手帳』

2009-02-28 11:41:28 | その他私が読んだ本
休日手帳―平日が180度変わる「52の習慣」 休日手帳―平日が180度変わる「52の習慣」
価格:¥ 1,155(税込)
発売日:2009-01

評価  (2点/5点満点)

本書は、夢習慣ナビゲーター・佐藤伝さんが、ハッピーで充実した人生を送るための「休日の過ごし方」について、読者の小さなヒントになるようなアイデアやメッセージ、スモールワークやプラクティスを52個紹介しています。

休日とは、ゆったりと時間を味わい、自分と誰かをともに幸せな気分にし、自分の夢(ビジョン)に近づいてゆく日。

薄い本ですので30分~1時間で一気に読めてしまいます。平日の仕事が楽しくなる休日の過ごし方をこの本から気楽に探してみましょう。

<my pick-up>

「イライラ度がすぐにわかるデスクの上」

イライラ度を測るメジャーが、あなたのデスクの上です。資料を山のようにうずたかく積んで、残った30センチ四方ぐらいのところで仕事をしている人は、がんばることばかりを優先して、自らの心を整理することを後回しにしています。

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今年41冊目『仕事が10倍速くなる ビジネス思考が身につく本』

2009-02-26 21:10:28 | おすすめビジネス書
仕事が10倍速くなる ビジネス思考が身につく本 (アスカビジネス) 仕事が10倍速くなる ビジネス思考が身につく本 (アスカビジネス)
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2009-02-03

評価  (4点/5点満点)

著者は、三和総合研究所(現三菱UFJリサーチ&コンサルティング)やグロービスなどに勤務後独立し現在、ワークデザイン研究所代表として経営コンサルを行なっている太期(だいご)健三郎さん。

この本は、今まで何冊もビジネス書・経営学の本を買って読んだけれど、十分に理解できなかったので、ビジネス思考をもう一度きちんと習得しておきたい人、また仕事の実務経験は豊富にあるのだけれど、それを整理する意味でビジネス思考を体系的に理解しておきたい人にオススメです。

聞いたことはあるけれどよく理解していない以下の33のビジネス思考について、概要・ポイントが非常に分かりやすく解説され、かつそれぞれの具体的事例も載っていますので、仕事や生活にすぐ活用することができます。とにかく習うより慣れろで、実践してみましょう。

【考える力】

問題解決/クリエイティブシンキング・ロジカルシンキング/仮説思考/ゴールからの逆算思考/プロコンリスト(比較一覧分析)/プライオリティ(優先順位)/MECE/ロジックツリー

【伝える力】

ビジネスコミュニケーション/プレゼンテーション/交渉力

【実行する力】

PDCAサイクル/実行力/モチベーション・インセンティブ

【情報の力】

情報とは/情報収集のポイント/ナレッジマネジメント

【数字の力】

数字力(定量分析)/財務諸表/コストダウン(経費削減)

【戦う力と売る力】

経営戦略/経営計画/7Sモデル/SWOT分析/マーケティング

【人事の力】

HRM(人的資源管理)/目標管理制度(MBO)/リーダ・マネージャー

【その他の力】

標準化/ベンチマーク/アウトソーシング/リスクマネジメント/QCT

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今年40冊目『仕事が速い人のすごい習慣&仕事術』

2009-02-25 22:20:15 | おすすめビジネス書
仕事が速い人のすごい習慣&仕事術 (PHP文庫) 仕事が速い人のすごい習慣&仕事術 (PHP文庫)
価格:¥ 500(税込)
発売日:2009-02-03

評価  (3点/5点満点)

著者は国際経営コンサルタントの浜口直太さん。本書は2006年6月に刊行されましたが、今月文庫化され安価で購入できるようになりました。

この本では、著者がこれまでの経験から実践している目標達成、また目標達成に不可欠な仕事が速くなるためのノウハウが、「起床後」「通勤時間」「朝一番」「午前中」「日中」「退社前」「夜」「就寝前」の各時間帯ごとに紹介されています。

浜口さんはこれまで数多くの仕事術に関する本を出されていますが、特に若いビジネスマンはどれか1冊は読んでほしいと思います。浜口さんの若い頃の苦労は共感でき、同じ時期における仕事の考え方・テクニックは大いに参考になりますよ。

<my pick-up>

◎仕事は自分で作る

会社や職場をよくするためには、仕事を自らどんどん作っていく気概が重要です。

◎残業をせず、要領よく仕事をする

仕事が速い人は、残業をしなくても、就業時間内にやるべき仕事をすべてこなしてしまいます。それも、質の高い内容で、です。

仕事が遅い人は、やるべき仕事、優先すべき仕事を集中してやっていないのです。余計なことばかりしているのです。

◎あきらめないために根性をつける

根性をつけるのに比較的役立つのは、スポーツを徹底的にやることです。

◎新聞、雑誌、本を出社前にチェックする

仕事が速いビジネスパーソンほど、忙しく、日中多くの仕事をこなします。ですから、集中して情報収集できる時間がとれるのは、出勤時くらいしかないのです。

少しでも、今、世の中で起こっている最新情報や変化を把握することは、意思決定や処理の仕方で間違いを少なくする最も効果的な方法のひとつなのです。

また、責任や役職が高まれば高まるほど、ちょっとしたことで、今起こっている事柄に関して意見を求められることや、議論し合わなければならないことも多くなってきます。

(※著者も30分の電車の中で、新聞4紙と日経ビジネス、ダイヤモンド、東洋経済等のビジネス誌を読むそうです。)

◎受信したEメールは朝のうちに返す

Eメールでは、余計なことを書く必要はまったくないのです。ポイントだけでいいので返信するスピードが最も大事です。

そのためにも、受信メールのボックスはそのままにしないで、どんどん返信して、重要なもの以外は消しておくべきです。

◎身の回りの整理整頓をする

私の仕事経験から、100%自信を持って言えることがあります。それは、身の回りの整理整頓ができていない人は、間違いなく仕事のできない人だということです。これは、今までさまざまな人を見てきて、はずしたことはありません。

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今年39冊目『超凡思考』

2009-02-24 22:13:02 | おすすめビジネス書
超凡思考 超凡思考
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2009-02-10

評価  (3点/5点満点)

法律資格「伊藤塾」塾長でお馴染みの伊藤真さんと、ライフネット生命保険㈱副社長の岩瀬大輔さんの共著。岩瀬さんは伊藤さんの教え子で、お二人とも東大法学部在学中に司法試験合格を果たしています。

この本では、岩瀬さんが目標設定・情報整理を、伊藤さんが時間術・伝える力についてそれぞれ執筆し、安易に他の人の仕事術・技術論に頼るのではなく、当たり前のことを愚直にやり抜くことで自分の方法を見つけ出し、平凡が非凡に変わるきっかけを与えてくれます。

<my pick-up>

◎短所の克服より、長所をぶっちぎり伸ばせばいい。明るい世界観が結果を生み出す。

ハーバード・ビジネス・スクールでは、バランスよくすべてをこなすよりも、強い部分を徹底的に強くしたほうがいいという教育方針が明確にあった。

◎ブランドも知名度も関係ない。自分の専門性が武器になる。

どんなに狭いニッチな分野であっても、そこを極めれば、必ず世界は拓ける。

◎情報は集めない。目的に沿っていかに情報を組み立てられるか。

情報収集の際は常に仮説ベースで考える。こういう結果になるだろうから、この質問項目を入れようといった具合で、情報は引き出したい答えに合わせて引き出すようにする。

◎SOSを発信する。人の力を活用する。具体的に、絶妙のタイミングで。

「ここから先は自分だけでは難しい」「これはあの人の判断を仰いでおいたほうがいいだろう」といった見切りの判断をすること。

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今年38冊目『いつまでも「老いない脳」をつくる10の生活習慣』

2009-02-23 22:52:13 | おすすめビジネス書
いつまでも「老いない脳」をつくる10の生活習慣 (WAC BUNKO) いつまでも「老いない脳」をつくる10の生活習慣 (WAC BUNKO)
価格:¥ 945(税込)
発売日:2008-02

評価  (4点/5点満点)

著者は東京大学教授でアルツハイマー病等が専門の石浦章一さん。この本は老化に打ち克つ最新かつ最良の方法を紹介しており、発行部数も16万部を突破しています。

最近では脳に関する本が数多く出ていますが、本書のようにこれまでの研究活動に基づき科学的にも裏づけされたものから学ばなければ意味がありません。世の中に溢れている様々な情報の中から本当のことを知ることが大事です。

ちなみに、石浦さんが最近出された『30日で夢をかなえる脳』(幻冬舎)はさらに易しく書かれていますので、まずはこちらを先に読んでみるのもいいかも知れません。

脳にも体にも効果がある10の生活習慣とは

※1~3がもっとも大事な基本法則。特に、運動は体だけでなく脳の活性化にも大きくかかわる重要なもの。

1.週に2~3回以上、1回30分以上運動をする

2.食生活のバランスに気をつけ、食べすぎない

3.ストレスをうまく受け流す

4.人とのコミュニケーションのある生活

5.好奇心をもって、新たなことに挑戦する

6.学習習慣を続ければ記憶力は保たれる

7.目標をもつ

8.自分に報酬を与える

9.本を読む習慣を維持する

10.意識的に段取りをする

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