厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2021年190冊目『最強の「独学」仕事術』は、自分の身を自分で守るリモートワーク時代の仕事術

2021-08-29 15:27:16 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本は、自分の力で仕事における各局面を切り開くためのノウハウが詰まっています。

 

背景には、「リモートワーク時代には、誰も助けてくれない。今まで以上に自分で何でもやるしかない」と考えて、自分で自分の身を守る必要性があります。

 

そこで一番大切なのは、「もう上司に頼らない」ということだろうと思います。上司に「ないものねだり」をしないという戒めです。

 

「環境がいまいちだから成長できなかった」と言っても、誰も助けてくれません。どういう状況でも成長する勝ちパターンのヒントを、ぜひ本書から得てください。

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2021年189冊目『2030年得する生き方、損する習慣』は、海外ですでに起きていることを学べば日本の近未来が読めることを実感

2021-08-29 15:18:01 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本では、人生を快適に過ごしている人の考え方と、この先10年で世界がどのように変わっていくかということをお伝えします。

 

「日本の近未来の出来事は、海外ですでに起きている」

このことを知ってさえいれば、私たちが今後、何をしてどのように進んでいけば、未来を明るいものにすることができるのかが見えてきます。

 

未来のサンプルは海外にすでに存在するということを理解すれば、日本も景気を回復することができるでしょう。

世界に触れるきっかけとなる1冊です。

 

【my pick-up】

◎コンビニは、あなたの成功を遠ざける危険区域

多くの人は、成功は努力だと考えていますが、その前にやるべきことがあります。マイナスの排除です。これが、成功者がコンビニを利用しない答えです。コンビニは、どんな人も出入り可能な空間だということです。安いを謳い文句にするファミレスや激安スーパーなども基本同じで、あなたが成功したいのなら、そこに出入りする人がどういう人なのかを見る必要があります。危険な人たちが出入りする場所には、近づかないことが一番の身を守る行為となります。

◎これから勝てる企業や個人になるには、空き時間の使い方が鍵

成功は能力ではありません。空き時間を活用し、良質で新しい情報を脳に叩き込めるかが、最初のステップです。そして、そこで得た知識を定着させ、上書きできるかが成否の分かれ目となります。そこさえ押さえることができれば、お金がない、時間がない、家族が邪魔をする、なんて言い訳をする自分におさらばすることができます。これは、アメリカの進化を見れば理解できます。成功に関する教材はテープに収録されていましたし、インターネットが出てきてからも、音声アプリは、根強い人気となっています。

◎夢を叶える最初の一歩、夢を叶えている人に会いに行く方法

面識のない方へ送る1回のメッセージは重要です。どんなメッセージを送るかで、今後の自分の人生の命運が決まると言っても過言ではありません。私が送ったメッセージは、これです。

「出版おめでとうございます。船ヶ山と申します。新参者ではありますが、ご挨拶がてら今回出版された書籍を100冊購入させていただければ幸いです。ランキングなど狙われているようであれば、ご指定の書店で購入することも可能です。また分散を希望されるようであれば、10か所の書店で10冊ずつ購入することもできます。何なりとお申し付けください。○○様の手足となって、動きたいと思います。」

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2021年188冊目『稼ぐ男のパートナーvs稼げない男のパートナー』は、男性が結果を出すには妻の協力のもと仕事に集中する時期が必要と指摘

2021-08-28 16:26:51 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

最近の日本は女性がやたら輝いていて元気が良いけれど、それに比べて男性はどこか元気がないなぁ・・・

そんなことを感じている著者が、3000人のクライアント、100人の成功している経営者などに取材し、「最強のアゲマン本」としてまとめたものです。

 

ポイントは、男性において「強運」になるための最大の鍵は「妻やパートナーの支え、理解、協力」が非常に大きいこと。

その具体例が数多く紹介されています。

 

また、耳の痛い言葉かもしれませんが、ビジネスも私生活も豊かに過ごすには、全ては動くことから。

動き出さなくては見えてこないものがたくさんあることにも、本書から気づかされます。

 

【my pick-up】

◎家事をしない男性は結果を出すのが速い

ビジネスで結果を出すのに一番必要なのは「集中」することです。特に軌道に乗るまでは一番馬力をかける時期であり、とにかく集中することが最重要です。そのタイミングで「仕事も家事も両立してね」「結婚する時家事は分担という約束だったよね」などといわれると意識があちこち散漫となり、ストレスや不満がたまってビジネスどころか会社での出世も危ういかもしれません。

◎あなたを立ててくれる女性

私自身も娘には「パパは何でもできるんだよ」「パパのおかげで旅行に行けるんだよ」と夫をいつも立てています。娘にとってパパは何でもできるスーパーマン。男性を立てる、夫を立てる、子どもの前では父親の悪口は言わない、ということは当たり前ですが非常に大切です。

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2021年187冊目『遊ばせる技術 チームの成果をワンランク上げる仕組み』は、「真面目」から脱却して真の自律を目指す

2021-08-28 16:14:09 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

本書の主題は、仕事における面白さをどのように醸成するのか、という点にあります。仕事が「遊び」となっていく構造を整理し、事例を踏まえた具体的な対応を提示しています。

 

自律レベルを高めるためにできることは何か?(P.72)

(1)「興味」より先に「アクション」を起こす

「興味があるから動く」ではなく、「動いているから興味が生まれる」。

(2)学習によって自分なりの視点をつくる

「アクションしたら学習の時間をとる」という習慣をつくっていくこと。

(3)継続的にアウトプットの機会をつくる

自分の学習した内容を「外」に対してアウトプットする機会を設ける。

(4)成果とアクションを連動させすぎない

すべての行動を成果と紐づけて考えてしまうと主体的なアクションは停滞する。

 

「ジョブ型」雇用などの議論にみられるように、最近はより「真面目」な方向でマネジメントが向かいつつあるように感じます。

テレワークにおいて真の意味で自律を促すためには、社員に自分なりの意義や価値を発見させていくことが求められます。そのためには、管理者は部下に対し、仕事における面白さを刺激してあげる必要があるのです。

 

部下の自律を支援するために、管理重視から脱却し、真面目さの向こうにある「遊び」に活路を見い出す新しいマネジメント論です。

 

【my pick-up】

◎テレワークにおける機能不全

テレワーク環境では「真面目さ」をもって仕事をしても、その努力は周囲に伝わりにくいでしょう。テレワーク環境では気遣いは、他者の集中を阻害する非生産的なものとして認識されているかもしれません。

また、「真面目さ」による自律で仕事を進めても、その姿勢やプロセスが評価されることは少なくなります。結果的に部下は、徐々に無理して仕事を頑張る姿勢を低下させていきます。責任感やプライドを持って仕事を頑張っても報われにくいならば、言われたことだけをやっていればいいじゃないかと考える人が増えていくかもしれません。

◎上司との信頼関係を育てる

上司との関係を良いものにしていくためには、少なくとも次の2つを意識することが重要です。一つ目は、上司の利害を考えることです。上司はいま何を重視しているのか、という視点です。何か新たな試みを持ちかけるときは「チームの業績が上がる取り組みなのか?」という点を押さえておくことはマストと言えます。

二つ目のポイントは、自分のなかでの上司の捉え方や位置づけを変えることです。「自分を管理する人」や「指示命令を行う人」といった受動的な位置づけから「ビジネスパートナー」として認識し、積極的に関係構築を進めるようにしていくほうが良い関係を築けるはずです。

◎シェアド・リーダーシップを取り入れてみる

メンバー全員がそれぞれ何らかのリーダーシップを発揮する役割を担うようにするという考え方です。

タスク管理型リーダーシップ:チーム内のタスクの進捗状況を管理し、メンバー間の問題意識や評価意識を擦り合わせるように働きかける。

スキル開発型リーダーシップ:主に若年層を対象に、能力開発や専門知識のレクチャーを担当する。

チームビルド型リーダーシップ:チーム内のコミュニケーション機会の提供や、結束の強化、文化の共有などを促すためのアプローチを展開する。

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2021年186冊目『「ムダ」の省き方』は、ムダを徹底的に省くことで心の余裕と人生の豊かさを手に入れる

2021-08-28 16:00:21 | おすすめビジネス書

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評価 (4点/5点満点)

この本は、「お金」「時間」「健康」「モノ」「情報」のムダを徹底的に省くことで、余裕ある人生を手に入れる方法を提案します。

 

俺は飽き性とメンタルの弱さで逃げ続ける人生を送ってきたからこそ自分の土俵に辿り着けた。それがガシェットと生活改善だった。それを突き詰めつつブログとYouTubeで発信していったら仕事になって、本も出すことになったという話。(序章より)

 

そんな著者がゴールとして目指すのは、作った時間で何もしない優雅な生活。何も無い時間は、心の余裕と人生の豊かさに繋がると言います。本当に毎日を全力で生きてしまうと、緊急時に対応できないし変化もできないとのこと。

 

本書を読むと、固定費を削りつつ時短を進めれば、質素な自由は簡単につかめることが分かります。人生の目標とか生きがいとかの自己実現はそのあとに考えればいいのではないでしょうか。

 

【my pick-up】

◎全ての支払いをクレジットカードに一本化する

クレジットカードでの支払いはなんといってもポイント還元が魅力。たまに安い金額でクレジットカードを使うのが恥ずかしいと言う人がいるけど、考えが古い。むしろレジの人にしてみれば未だに手間と時間がかかる現金を出されるほうがいい迷惑。店舗のためにも現金を使うのはやめてあげてほしい。俺の場合はもう現金を持ち歩くことすらやめていて、100円だろうと10円だろうと、あらゆる支払いでクレジットカードを使うようにしている。全ての支出がデータで残るから帳簿を付ける必要が無いし、アプリを開くだけで毎月の支出総額も確認可能。最近はクレジットカード以外にも電子マネーとかQRコード決済とか色々あるけど、それぞれ還元率が微妙に違うから好きに使い分けてOK。ただ、分散しすぎるとポイント消費が手間になる。

◎ムダな交友関係は時間とお金を同時に失う

自身の交友関係は一度見直してみてもいいかもしれない。なぜなら人付き合いは自分の貴重な時間とお金を同時に失うから。付き合いで仕方なく、という交友関係ならむしろ無いほうが良い。誘いを断り続ければ以前より誘いが減って孤独にはなるけど、その分他の濃い交友関係とか新しい交友関係の開拓に時間を回せるようになる。ムダに群れてもお互いのためにならないし、自分の時間を大切にするためにはある程度孤独も受け入れる覚悟が必要。

◎職場の近くに住んで通勤時間を削減する

多くの人にとって通勤は最も人生を縛る時間になる。冷静に考えて職場までのドアトゥードアで1時間は狂気。というのも往復で2時間あればなんだってできるんだ。毎日好きな映画を1本見ても良いし、1年勉強して宅建、行政書士とかの資格を取っても良いし、筋トレに捧げて別人のようになってもいい。毎日の2時間には無限の可能性があるのに、それを捨てることを仕方ないものとして受け入れてはいけない。少なくとも長い通勤時間に縛られている限り、自分の人生を変えるのは難しい。

◎人間は食べれば太るし、食べなければ痩せる

一般的に世の中にいる太りやすい人、痩せやすい人は体質のせいにしがちだけど、実は食事量が圧倒的に多い、もしくは足りないパターンがほとんど。シンプルに食べれば太るし、食べなきゃ痩せるというだけの話。要は消費カロリーと摂取カロリーの計算が大切。

◎日本人は健康管理を軽視し過ぎている

体調不良を頑張りの勲章として捉える考えがまだ根強い。中身を見ない残業称賛、体調を崩せば病院に行けばいいという安易な考えが蔓延している。体調を崩すほど頑張る人は自己管理もできない無能であり、体調を崩して仕事が止まるリスクも計算できない馬鹿だとアメリカ人は言う。俺はこのアメリカ人の考えには賛同する。病院にかかるにもお金と時間が必要だし、病院に行くまでの時間も診察を待つ時間もムダ、更に薬代もムダだし、体調を回復するまでの寝込む時間もムダと、ムダ尽くし。

◎心地よくない誘いは断っていい

断る理由がなくて断れないという人に二度と誘われなくなる魔法の言葉を授ける。たった一言、「あ、行かないです」と言えばいい。ポイントは理由を付けずに断る。理由は無いけど行かないという意思表示をすることが大切。

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