厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2014年147冊目『頭がいい人をおやめなさい』

2014-07-29 19:16:59 | その他私が読んだ本
頭がいい人をおやめなさい 頭がいい人をおやめなさい
価格:¥ 1,188(税込)
発売日:2014-07-11

評価  (2点/5点満点)

前回に続き、梅島みよさんの本です。

「頭だけいい人より、勘のいい人」など、梅島さんが長い仕事生活の中で、鶏が餌を拾うように、突いて集めた記憶を記録に残してみた1冊。

・与えられた命は大切にしつつ、その人が送りたい人生のあり方や生き方のスタイルを守り、やりたいと思ったことは、衰えた体力と相談しながら、そして健康とのバランスをとりながら追求していくこと。

・私はこれまでやってきたビジネスの延長線上で、今までとそれほどかけ離れたことではなく、といって、今までと同じではなく、少し新しいことを、若い人たち、これまで一緒にやってきた人たち、新しいことを面白がる人たち、嫌がらず楽しんでやってくれる人たちと、一緒に楽しんで精一杯やりたい。

・とにかく時間が欲しい。でも時間が足りない。つい焦りが出ます。でもそれが元気で刺激の素になって、いきいきと生きられれば、これにまさる幸せはありません。

90歳で現役の人材コンサルタントである梅島さんならではの、ビジネスにおける大局観を捉える言葉が並んでいます。

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2014年146冊目『人を見る目を持つ』

2014-07-27 18:56:24 | その他私が読んだ本
人を見る目を持つ 人を見る目を持つ
価格:¥ 1,274(税込)
発売日:2014-07-22

評価  (2点/5点満点)

70年間ビジネスの第一線で働き、今年90歳を迎える梅島みよさんが、「付き合う人を見る目を持つ」ことが生きていく上での最大のテーマだとして、これまでに得た個人的な経験をあえて理論化せずに、ありのままを述べています。

職場の仲間、上司・部下、お客様、外国人・・・周りの人々と円滑に、楽しく、心豊かに過ごすために、時代を見ながら人を見ることの大切さが、本書から分かります。

また、「人を見る目を持つ」ことは、自分自身を確実に知るきっかけにもなります。大人として成長していく道筋として避けて通れず、自分が今後やりたいことと、現在の自分の力の差を常に認識することになります。

それが相手との信頼関係の構築にも影響を与えることでしょう。

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2014年145冊目『“睡眠満足度”があなたの年収を変える!眠りの技法』

2014-07-24 22:03:37 | その他私が読んだ本

評価  (2点/5点満点)

この本では、仕事で最高のパフォーマンスを発揮するために必要な睡眠の知識を網羅しています。

ポイントは次の2点です。

・あなたの持つ万年寝不足感は、睡眠時間を増やすよりも睡眠の質をあげて解決する方が現実的!

・疲れを癒し、明日への活力を得るために、体内のメラトニンを増やして、睡眠の環境を整えよう!

寝室を整えることから、寝る前の準備、カラダの内側からの快眠、良い目覚め、昼寝や移動中の仮眠まで、ビジネスパーソンが限られた睡眠時間の中で脳と体を十分に休め、翌日の仕事のパフォーマンスを最大化させるための具体的方法が満載です。複数の方法を活用することで、相乗効果も期待できると思います。

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2014年144冊目『世界標準の働き方』

2014-07-22 22:21:56 | その他私が読んだ本
世界標準の働き方 世界標準の働き方
価格:¥ 1,512(税込)
発売日:2014-06-20

評価  (2点/5点満点)

日本の会社だけでなく、世界の会社からもオファーをもらえる「世界標準の働き方」とはどういうものなのか?

元トリンプ・インターナショナル・ジャパン社長の吉越浩一郎さんは、まず「残業ゼロ」を挙げます。

残業する余力もないほど、8時間集中して働くのが「残業ゼロ」の目指すところで、そのかわりに定時の退社時間になったら一切仕事はせず、生活を楽しみ、ゆっくり寝る。土日はたっぷり遊んで、有給休暇も完全に使いきる、そういう働き方です。

生産性が高まって会社の利益が上がるので、残業代で稼がなくても給料は上がっていくのです。

吉越さんの過去の著書を読まれた方は、内容的に重複していると感じると思いますが、「デッドライン」「がんばるタイム」など、吉越さんによるトリンプ時代の様々な取組みは、ご存じない方にとっては新鮮に映ることでしょう。

また、第6章(日本人が知らない世界の常識)で取り上げられている、「日本のエスカレーターのスピードは遅すぎる」や「日本の国際空港は世界から大きく遅れている」といった点は、吉越さんのこれまでの著書にない新たな視点として、とても参考になります。

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2014年143冊目『「普通」をやめる勇気』

2014-07-21 19:54:03 | その他私が読んだ本
「普通」をやめる勇気 「普通」をやめる勇気
価格:¥ 1,404(税込)
発売日:2014-05-28

評価  (2点/5点満点)

「普通から抜け出す」というテーマで、自分の本来の力を引き出し、ストレス最小限で、人生の目標を叶え成功することを目的に、書かれた1冊です。

「世間一般では」「周りのみんなは」「あの人だったら」といった、外側の普通だけでなく、「自分はついこんなとき、こんなふうに考えてしまう」といった、自分自身の自動的な思考パターンや言動パターンも、内側での普通として、見直しの対象としています。

いつものパターンで、これまでと同じ悪循環にならないように自分自身の考えや行動を目的的に選択していくために、これまでのパターンへの「気づき」「覚醒」「自覚的であること」「意識的に選択すること」などを重要なスキルとして繰り返し積み重ねていきましょう。

以下、本書の肝となる2個所を紹介します。

リモコンでつまらない番組から面白そうな番組に一瞬でチェンジするのと同じ原理で、私たちの現実、人生という番組もチェンジできることがわかりました。そこで大切なことは、「番組が変わったあとに電波が変わるのではない」ということ、「特定の電波に変えるから、特定のチャンネルに同調し番組が映し出される」という原理です。たとえば多くの場合、「自分がいじめられなくなったらビクビクせず堂々とできる」「現状がよくなったら幸せになるから笑顔になれる」と言いますが、それでは「番組が変わったらリモコン押すよ」と言っているようなものなのです。「普通をやめる」をテーマにこの本を通して、何を身につけようとしているかと言うと、この原理に尽きますので、よく覚えておいていただきたいところです。(P.75)

「おめでたい勘違い」をしている人っていませんか?実力もそうでもない、努力もしているように見えない、人格のほうも決して素晴らしいとは言えない。けど「おめでたい勘違い」がスゴイだけで、なぜか成功したりい思いしたり、人生すいすいやっている。その理由は、まったく脳が「おめでたい勘違い」をしてくれている、させられているからなのです。「思い込み」といえば、たしかにそうなのですが、脳のほうは知能や理性のように「納得」するしないは無関係。性格悪いのに「おめでたい勘違い」で成功している人の成功や幸せが長く続くかどうかという話はさておき、私が今回「普通をやめる」をテーマに1冊書こうと思った真の理由、深い部分での理由は実のところ、ここにあります。(P.168)

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