厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2018年94冊目『大富豪がお金を生み出す時間術』

2018-02-27 21:05:24 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

世界中の大富豪と呼ばれる方々に執事サービスを提供してきた著者が、彼らの時間術を紹介します。

・ムダを嫌い、一秒にまで目を配る

・自分の自由になる時間を作り、やるべきことにフォーカスする

・目先のことにとらわれず、ブレない価値観に従って行動する

・自分でやる必要のないことは人に任せ、切り捨てる

など、お金の遣い方と時間の使い方は似ているもの。ムダな時間は徹底的に排除して、時間をとても大切になさっています。

「重要な決断は朝にする」「昼のパフォーマンスを落とさない習慣を持つ」といった、誰にでもできる時間の使い方を参考にしましょう。

また、皆さんの取り巻くビジネス、人づきあい、投資、健康などの物事を広く、長期的な視点で見直してみてください。

【my pick-up】

◎預金を増やす意味はどこにあるか?

実際に私どもがお仕えしている大富豪の中にも、地方銀行や信用金庫をメインバンクとされている方が多くいらっしゃいます。メガバンクでは個人の貯金は融資審査にほぼ影響を与えませんが、地方銀行や信用金庫ならば長期にわたって定期預金をしていることが信用となり、査定時にプラスに働きます。メガバンクの考えるお客様は基本的に大手法人。しかし、地方銀行や信用金庫の窓口ならば、3000万円の貯金があれば支店長室や応接室へ通され、営業担当者の付く「上客」として認定されます。私自身、信用金庫をメインバンクにするようになってから、重要なお客様と認定される心地よさを実感しています。

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2018年93冊目『鍛えていないと稼げません』

2018-02-27 20:40:09 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

欧米に遅れること10年、日本はようやく今「見た目」のいい身体づくりが花開いてきました。しかし、ストレス社会の中では創造性や質の高い仕事をするには、見た目重視のトレーニングでは対応しきれません。

この本では、6年間で延べ1000人以上の生産性を上げてきた著者の実績をもとに、ひとりでも多くの人に生産性の高い、本当に鍛えられた身体がつくれるようなアドバイスをお伝えします。

まず、身体づくり前のリセットとして、身のまわりモノを片づけ、ファスティング(プチ断食)で身体の中をきれいにします。その後、食事・睡眠・運動のよい習慣をルーティン化していきます。

〝稼ぐための鍛え方〟が分かる1冊です。

【my pick-up】

◎ルーティン力を鍛えるには「毎日」

私の指導の現場ではルーティン化の成功率は毎日取り組む場合のほうが高く、そうでないのなら50%以下に下がってしまいます。身体と脳が覚えて自然にできるようになるまでは毎日おこない、その後、回数を減らしていく方法がもっとも成功しやすいです。最初から週3日にするより、毎日やってからとしたほうが確実に早くその行動がルーティンとして身につきます。

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2018年92冊目『ダントツ企業』

2018-02-25 21:04:04 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

東京理科大学大学院教授の宮永博史さんが、ビジネスパーションを対象に、「知られざるダントツ企業」の中から「これは」と思う7社を選んで解説します。

セブン銀行/ネスレ日本/アイリスオーヤマ/中央タクシー(長野県)/ウェザーニューズ/ディスコ/ARM(イギリス)

セブンイレブンとセブン銀行は「補完」の関係にある。かつ現金の補充では、セブンイレブンはセブン銀行の「供給者」だ。「補完」というのは「競合」の逆と考えるとよい。「補完」とは、その製品やサービスが熟れると自社の製品やサービスも売れていく存在である。「顧客の立場にたて」というのは「補完を発見せよということでもあるのだ。(P.33~35)

一足飛びに多角化にいかないところがミソだ。ネスレ日本がネスカフェアンバサダーでとった戦略は何か。1人用のコーヒーとその専用マシンという既存製品を、職場という新しいセグメントに販売していくという「新規顧客開拓戦略」だったのだ。(P.64)

本質をつかむことさえできれば、その中に新しい変化を取り入れていくことができます。

7社の物語を読み進めることで、きっと自身の業務やビジネスモデルを見直すきっかけになるはずです。

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2018年91冊目『残酷な世界で勝ち残る5%の人の考え方』

2018-02-25 20:37:00 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

年収1000万円以上や純金融資産5000万円~1億円を有している5%の人たちは、日本で「成功者」と見なされる人たちです。

この本では、そんな彼ら独特のものの考え方の傾向や、著者の周囲で活躍する若くて成功している人たちの「なぜ、成功しているのか」について紐解きます。

うまくいく人とうまくいかない人の行動・考え方の違いに関する3つのキーワード

自己肯定感/行動の無駄/時間とお金に価値に対する認識

日本企業全体の経常利益は2000年から2016年で実に2倍以上増えていますが、その間企業が払った人件費の総額は横ばいのまま。もう会社にしがみついても生活が良くなっていかない時代になっているのです。

ただし、労働人口が今後減ることは、ひょっとしたら、あなたを必要としてくれる場所・企業があるかもしれません。そのチャンスをつかみ、これからの時代を生き残れる人は、健康で身軽な人でしょう。

若い世代、若いビジネスパーソンに、まだ遅くはない、いくらでも挽回可能であるという強いメッセージが、本書から伝わります。

【my pick-up】

◎オタク=一匹オオカミではない

これからの世界で脚光を浴びるのは、自らの武器で稼ぐ「オタク」である、という主張は本書の中心テーマである。専門職であるからこそ、人とのつながり、支え合いを大事にしなければいけないのだ。なぜかというと、オタクとは一つのことにひたすら取り組んできた人間である。自分の強みにひたすらフォーカスしてきた人間である。その一方で、弱みや弱点への対処は十分ではない。そこに時間をかけていないからだ。その弱みを補ってくれるのが、仲間たちの存在なのである。

◎損得勘定は忘れなさい

年収400万円、500万円で「そこそこの年収」と言っていたのでは、絶対に年収3000万円を得ることはできないのだ。お金を考えると、必ず安定を求めてしまう。安定を求めたら、他に抜きんでる武器、必殺技は決して身につかない。「100年ライフ」という長いスパンでモノを考えると、恐れるべきは安定志向、そこそこ指向なのだ。

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2018年90冊目『大人の人間関係』

2018-02-23 20:39:03 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本では、ビジネス、家族、知人、恋愛の4つの章に分けて、人間関係の悩みをどう解消するか、面倒くささやわずらわしさをどう受け止め、いかにして軽くするかを具体的に指南しています。

面倒な人、シチュエーション別に147の付き合い方が掲載されていますが、その基本は24ページにある「大人としての絶対ルール」です。

1.いろんなことに完璧を求めない

2.価値観や感じ方の違いを認める

3.不機嫌という暴力を行使しない

4.自分の人生に覚悟と責任を持つ

生活や仕事においてどうしても切れない縁があるもの。その悩みを軽くし、賢く生き抜くコツが満載です。

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