評価 (3点/5点満点)
世界中の大富豪と呼ばれる方々に執事サービスを提供してきた著者が、彼らの時間術を紹介します。
・ムダを嫌い、一秒にまで目を配る
・自分の自由になる時間を作り、やるべきことにフォーカスする
・目先のことにとらわれず、ブレない価値観に従って行動する
・自分でやる必要のないことは人に任せ、切り捨てる
など、お金の遣い方と時間の使い方は似ているもの。ムダな時間は徹底的に排除して、時間をとても大切になさっています。
「重要な決断は朝にする」「昼のパフォーマンスを落とさない習慣を持つ」といった、誰にでもできる時間の使い方を参考にしましょう。
また、皆さんの取り巻くビジネス、人づきあい、投資、健康などの物事を広く、長期的な視点で見直してみてください。
【my pick-up】
◎預金を増やす意味はどこにあるか?
実際に私どもがお仕えしている大富豪の中にも、地方銀行や信用金庫をメインバンクとされている方が多くいらっしゃいます。メガバンクでは個人の貯金は融資審査にほぼ影響を与えませんが、地方銀行や信用金庫ならば長期にわたって定期預金をしていることが信用となり、査定時にプラスに働きます。メガバンクの考えるお客様は基本的に大手法人。しかし、地方銀行や信用金庫の窓口ならば、3000万円の貯金があれば支店長室や応接室へ通され、営業担当者の付く「上客」として認定されます。私自身、信用金庫をメインバンクにするようになってから、重要なお客様と認定される心地よさを実感しています。