厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2016年80冊目『10年後に生き残る最強の勉強術』

2016-04-30 00:37:02 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

資格勉強コンサルタントで、これまでに450個以上の資格を取得してきた鈴木秀明さんが、効率的にスキルアップを実現するための考え方や、そのための勉強法について紹介します。

本書の特徴は、単なる資格取得のためではなく、資格試験を活用することで効率的かつ体系的にビジネス力を高めることを目的としています。

資格取得というひとつのプロジェクトは仕事の進め方のフローそのものであり、資格取得にチャレンジする過程が仕事力(時間管理力・課題解決力・自己管理力など)アップに一役買っているのです。

「生き残るために最低限必要なビジネススキル」「上に立つ人材になるために必要なスキル」「替えのきかない人材になる最強スキル」を身につけるためにオススメの資格は本書をご覧頂くとして、何を学ぶか?どう身につけるか?何のために勉強するか?を戦略的に考えて実行できるか否かによって、同じ時間で得られる成果に大きな差が出てくると思います。

自分の専門外の職種の中にも、今の仕事の効率や成果が向上するスキルが何か存在するかもしれません。それを見つける楽しさもある1冊です。

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2016年79冊目『論理的な「仕事のやり方」がわかる本』

2016-04-26 21:52:06 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

感覚的に仕事を進める「非論理くん」と、論理的に仕事を進める「論理くん」

非論理くんは頭の中の情報が複雑に絡みあっている状態です。一方、論理くんは物事を論理的に考え仕事を進めています。周囲から仕事ができる、テキパキしていると思われているでしょう。

この本では、思考術、時間術、発想術、文章術、会話術、説得術の観点から、非論理くんと論理くんの違いを理解し、論理くんになるためのパッケージ(フレームワークなど)が分かりやすく紹介されています。

「なぜこんなに努力しているのに評価してくれないのか?」と悩むビジネスパーソンにとって、解決の糸口が本書から見つかるかもしれません。

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2016年78冊目『困難を乗りこえる強い自分のつくり方』

2016-04-24 19:21:50 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

希望に燃える新入社員研修で最下位→新人賞

半年連続で目標未達→全国優秀営業マン賞

管理職候補にあがっても落選→全国最優秀営業マン賞

金融不況で対前年6割減→全国最優秀グループ賞

自分がつくった会社の社長を解任される→??

そんな失敗、挫折から何度も立ち上がってきた著者・石橋真さんが、どんな困難も明日の糧にし、自分の弱さを克服するために行動すれば、強くなって再起できることを自らの経験から訴えます。

人は困難を前に立ちすくみ、失敗して落ち込みます。その過程で立ち上がろう、一歩進もうという強さが生まれるとき、環境や状況の捉え方が他責から自責に変わるのです。なぜ自責にかわるのかといえば、使命を見出せることと、人とのご縁を大事にするということの2つが要因です。

仕事や人間関係がうまくいかずに、もがいている人に読んで欲しいと思います。人は誰でも弱さを持っていますが、少しでも強くなりたいという意志が行動を生み出すのでしょう。

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2016年77冊目『会社が生まれ変わる「全体最適」マネジメント』

2016-04-22 23:46:35 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本では、「全体最適」という仕事でもよく使う言葉ではありますが、実際にこれをどうマネジメントするか、ありそうでなかったテーマを取り上げた1冊です。

失われた20年(30年?)において、なぜ経営者の努力は実を結んでこなかったのか?それは、「ほとんどの社員が、社長が何をしないのかを知らない」ということだと言います。それが理解されないまま、仕組みやルールといった手段だけが講じられても、目的なき手段は本来の機能を発揮することができません。そして「手段の目的化」という状態を作り出し、部分最適の問題を引き起こしてしまうのです。

~全体最適化の流れ~

STEP1 社内の現状把握

STEP2 ビジョンの明確化

STEP3 推進チームの立ち上げ

STEP4 全体最適化に向けての全社キックオフ

STEP5 全体最適化に向けての経営陣とミドル層とのビジョン共有

STEP6 全体最適化に向けてのミドル層による戦略策定

STEP7 全体最適化に向けてのミドル層と現場層とのビジョン・戦略の共有

STEP8 全体最適化に向けての現場層でのアクションプラン策定

STEP9 アクションプラン実行

STEP10 戦略の精度と実行スピードの向上を目的としたPDCA

企業はビジョンによって生まれ変わり、全体最適化は生産性を向上させ企業を改革します。その際、社長のビジョンは単に「伝える」だけでなく、社員に「伝わる」ことが非常に重要だと、本書を読んで納得しました。

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2016年76冊目『一流の人はなぜ、そう考えるのか』

2016-04-19 21:08:46 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

一流の人に共通する資質(行動・習慣・考え方)とは何か?

「運を大切にする」「お金についての発想が違う」「食と健康に関心がある」「外見にこだわる」「英語を学ぶ」「旅に出る」といったキーワードをもとに解き明かします。

・一流の人たちは、仕事だけではなく、家族や大切な友人たちとのプライベートな時間も楽しみ、この上なく充実した人生を歩んでいる。

・一流の人たちは、目標を持ち、未来の自分を想像し、そこに向けてコツコツ努力する。

・一流の人たちは、やったことがないことにどんどんチャレンジし、たくさんのアクションから経験値を積み上げていく。この経験が、財産となり人間的な魅力を作っていく。

20年以上に渡って世界の億万長者と接し、研究する中で著者が気づいた「一流の法則」がまとめられています。

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