厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2014年158冊目『本質を一瞬で伝える技術』

2014-08-30 22:59:17 | その他私が読んだ本
本質を一瞬で伝える技術 本質を一瞬で伝える技術
価格:¥ 1,512(税込)
発売日:2014-07-19

評価  (2点/5点満点)

本質とは、物事の一番大切な部分のこと。もしくは、上司や部下、同僚、クライアントなどの相手が求めているもの(ニーズ)と言ってもいいでしょう。

著者の溝田明さんは、ロゴデザインを得意とし、ロゴをつくるときは限られたスペースでいかに企業や商品の本質を伝えられるかが勝負になると言います。

この本では、「本質とは何か」「間違いなく本質を見抜ける方法はないか」「どうすれば一発で本質を表現できるか」という問いに対して、次の「7つのC」という思考プロセスを提供します。

1 よく見る Checkout

2 受け止める Catch

3 考える Consideration

4 つくる Creation

5 吟味する Careful Consideration

6 直す Correction

7 伝える Communicate

誰が見てもわかるロゴのように、いつでも、どこでも実践できるノウハウです。

この思考法を身につければ、クライアントなどの本音は劇的につかみやすくなり、仕事のクオリティや効率、さらにはコミュニケーションまで、ぐっと安定すると思います。

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2014年157冊目『センスは知識からはじまる』

2014-08-27 21:16:56 | その他私が読んだ本
センスは知識からはじまる センスは知識からはじまる
価格:¥ 1,512(税込)
発売日:2014-04-18

評価  (2点/5点満点)

センスとは何か?この本ではこれを明かしていきます。

センスとは、誰にでも備わった身体能力と同じです。健康な人であれば、誰もが生まれつき走れすし、ジャンプもできる。ただ、そのジャンプがいかなるものになるかは、日々の筋トレや助走のスピードで変わってきます。どれだけセンスを磨き、使いこなせるか-その違いが、センスがいい/悪いということです。

また、本書ではセンスを「数値化できない事象を最適化すること」と定義しています。それはスキルとして身につけることができ、豊富な知識を蓄えることから始まるとしています。

普通の人だって、センスという世界で勝負することはできるのです。

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2014年156冊目『人生の悩みはお風呂で消える』

2014-08-25 21:54:19 | その他私が読んだ本
人生の悩みはお風呂で消える (角川フォレスタ) 人生の悩みはお風呂で消える (角川フォレスタ)
価格:¥ 1,404(税込)
発売日:2014-07-24

評価  (2点/5点満点)

悩みをリセットするには、お風呂に入ること。ゆっくりと一人で自分と向き合えるため、1日をリセットするのにお風呂は最適な環境と言えます。

この本では、実際にお風呂を活用して、どのように日々のリセットを行い、悩みや不安、イライラやモヤモヤを解消していくのかを紹介します。

皆さんが普段入っているお風呂にひと手間加えるだけで、必ずポジティブな結果がもたらされる。そんなお風呂の持つ驚くべき力や可能性を知ることになるでしょう。

悩みや不安のない人間というのは、成長していない証拠。苦しみのない人間というのは、努力していない証拠。悲しみのない人間というのは、挑戦していない証拠。(あとがきより)

何か行動した証であるそのような感情にうまく向き合い、自分が本当にやりたいことや、欲しいものや、大切な価値観を大切にしましょう。

ちなみに、シャワーだけで済ませてしまう人は、本書で紹介されているお風呂が持つメリットをまったく活かせないので注意してください。自分と向き合うある程度の時間が必要なんです。

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2014年155冊目『定時帰宅。』

2014-08-24 00:01:17 | おすすめビジネス書
定時帰宅。~「働きやすさ」を自分でつくる仕事術~ 定時帰宅。~「働きやすさ」を自分でつくる仕事術~
価格:¥ 1,296(税込)
発売日:2014-08-10

評価  (3点/5点満点)

残業の最大のデメリットは、「自分のために使う時間が減る」ことです。

チームや会社の成長に貢献することよりも、どうすれば会社員をしつつ「会社のため」ではなく「自分のため」に働くことができるか。そういう視点で仕事術や人間関係術を紹介した1冊です。

会社と距離をとって働き、会社にプライベートを捧げて全力で貢献するよりも、毎日定時帰宅をして自分のための投資に時間を使うための、〝戦略的なずる賢い働き方〟の提案と言えるでしょう。

「プライベートを取るか、仕事を取るか」なんて問いがありますが、これはナンセンスな問いです。なぜなら、100%プライベートのほうが大事に決まっているからです。プライベートを捨てて会社の仕事に邁進するのは、他人の人生を生きようとすることと同じです。会社はしょせん、あなたの知らないどこかの誰かが、自分で金儲けしようと思ってつくった組織です。あなたはその組織と一時的に契約を結び、働いてお金をもらっているだけにすぎません。会社は本質的にはあなたとは別の存在です。そんなものに忠誠心を感じたり、家族と同じような気持ちを持つなど馬鹿げています。そういう気持ちは「幻想」にすぎません。他人がつくった会社よりも、自分の人生のほうがはるかに大切です。他人の人生を生きるのに時間を使いすぎて、死ぬ間際になって後悔しても手遅れです。たかが仕事なんかにとらわれず、もっと自分のために生きましょう。(P.181)

著者の日野瑛太郎さんは、月間50万PVの「脱社畜ブログ」を開設し、著書は今回で3冊目ですが、上記のコメントに代表されるように、脱社畜のススメで一貫しています。

定時帰宅はプライベートの充実に加え、結果的に仕事の充実にも繋がると思います。

定時帰宅をするためには、正論を言うだけではなく、本書に書かれているようなテクニックも必要なのです。

【my pick-up】

◎仕事ができなくても定時に帰るためのテクニック-「えっ、それをもうやったの?」と思わせる

おすすめしたいのは、たまに締め切りよりかなり早く仕事を仕上げることです。毎回ではありません、たまにです。

できれば他の人が先延ばししそうで、素早く提出すると目立ちそうな仕事がいいでしょう。そういう仕事を意図的に選び、涼しい顔でまるでそうするのがあたりまえであるかのように、締め切りに余裕を持って提出するという「演出」をするのです。

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2014年154冊目『エリートの仕事は「小手先の技術」でできている。』

2014-08-22 22:06:11 | その他私が読んだ本
エリートの仕事は「小手先の技術」でできている。 エリートの仕事は「小手先の技術」でできている。
価格:¥ 1,404(税込)
発売日:2014-07-29

評価  (2点/5点満点)

東大首席→財務省→弁護士と歩んできた山口真由さんが、その10年間で学んだこと。それは、日々の仕事を確実に手際よくこなすために必要なものは、高度な技術論でも、仕事哲学でもなく、「具体的なコツの集積」だということです。

この本には、山口さんが苦労して学んだ「小手先の技術」が60個(著者曰く全部)詰め込まれています。

ちょっとした技能、ちょっとした機転、ちょっとした技術・・・これらを積み上げていくことがやがては大きな成果を生み、財務省でも、法律事務所でも、どこでだって通用するエリートをつくり出す。これが本書の最大の教訓と言えるでしょう。

代替不能な個性、つまり人間的な魅力を備えるためには、まず日頃の小さな現状の行動に対し問題意識を持ち、より費用対効果の高い行動に変えていくことから始まるのではないでしょうか。

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