厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2014年71冊目『リーダーは「時間の使い方」が9割!』

2014-02-28 09:31:34 | おすすめビジネス書
リーダーは「時間の使い方」が9割! リーダーは「時間の使い方」が9割!
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2014-02-20

評価  (3点/5点満点)

リーダーにとってすべての前提となるもの、それは「時間に対するシビアさ」です。

この本は、チームを率いるリーダーが、期間内に仕事を終わらせるのみならず、メンバー各自の仕事の質を高め、チーム全体で成果を出していくための方法をお伝えします。

価値を高めるための時間の使い方として、次の3点が説明されています。

①正しく時間を使う(時間効率を上げる)

時間のムダを「0」にする、プロセスを「見える化」する

②正しいことに時間を使う(時間単価を上げる)

「マーケティング発想」でチームの価値を高める

③自らを更新し続ける(キャリアを磨く)

自分をアップデートし続ける勉強法

「時間」という切り口から、ビジネスパーソンが「自分で考える」ためのアプローチを述べた1冊でもあります。

本書の面白いところは上記の②ですね。「マーケティング発想」で会社や上司の要求を理解し、3つの価値基準(最新知識とスキルの獲得、安定した仕事、顧客ニーズへの対応)にどう時間を配分するか、成果の違いを生む分かれ道です。

【my pick-up】

◎読書量と能力は比例しないが・・・

私がこれまで見てきたなかで、ひとつだけ言えそうなのは、「本を読まなければ、どこかで限界が来る可能性が高い」ということです。読書は、それまでに培ってきた個人の才能や環境による壁を破ってくれます。

立場が上がったり、顧客の要求基準が上がったりして、求められるものが高まったときに、本を読む習慣がない人は苦労することになります。しかし、読書をする習慣を持っている人は、自分の経験だけでは得られない知識、考え方を取り入れることができるため、貯金を増やし続けることができます。少なくとも、本を読まない人よりは、貯金額が増える可能性は高くなります。

自分の周りには、自分と似た考えを持った人が集まります。ということは、人から学ぶことができるものは、いまの自分の延長線上にあることがほとんどなのです。自分とはかけ離れた考えにふれるのはむずかしい。しかし、本を読めば、自分とはまったく違う人間の考えを知ることができます。

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2014年70冊目『やる気の伝え方』

2014-02-27 08:34:29 | おすすめビジネス書
やる気の伝え方 (一般書) やる気の伝え方 (一般書)
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2014-02-19

評価  (3点/5点満点)

前回に続き、横山信治さんの新刊の紹介です。

「やる気」があるかないかは、自分が決めるのではなく、周りが決めるものです。

この本は、自己満足にならずに、上手に職場で立ち回ることができる、上司等への「やる気」の伝え方が記載されています。

「やる気」を上手く伝えることができれば、会社や上司から評価され、仲間を味方につけ、楽しい会社生活を送ることができると思います。

前回紹介した横山さんの著書『今は苦しくても、きっとうまくいく』と同様、「人を変えようとしない」「起こっていることはすべて正しい」「感謝の気持ちを大切に」という考えが貫かれてますが、今回のほうが会社での処世術として、より実践的な内容になっています。

【my pick-up】

◎上司は、「仕事を頼みやすいかどうか」で評価を決める

上司は仕事を頼みやすい部下のことが大好きなのです。上司は仕事を頼みやすい部下をとても高く評価するのです。

逆に、仕事を頼んだ時に、「それは私の仕事ではありません」「私がやるんですか?」「難しくてできません」こんな返事をする部下の評価は低くなります。

◎できない人ほど、始業時間ぎりぎりに出社する

成功する人はほとんどが朝型です。上司や役員は決まって朝が早い。彼らは利点があるから朝早く出社しているのです。そんな上司のもとで働いている部下の出勤が遅いと利点を放棄しているように映ります。とくに始業時間ギリギリに来る部下は、いくら仕事ができても評価が上がらないでしょう。

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2014年69冊目『今は苦しくても、きっとうまくいく』

2014-02-25 22:47:02 | その他私が読んだ本
今は苦しくても、きっとうまくいく 今は苦しくても、きっとうまくいく
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2014-02-13

評価  (2点/5点満点)

この本では、たとえ今は苦しくても、うまくいくようになる方法を教えます。

さまざまな古典や寓話などを引用して、44個の選りすぐりのエッセンスとしてまとめられています。

熱意や感謝、謙虚さといった自己啓発書・ビジネス書で頻出する言葉に関して、具体的にどういう考えや行動をすればよいか、分かりやすく書かれています。

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2014年68冊目『「もったいない人」が人生を変える3つの法則』

2014-02-24 22:27:30 | その他私が読んだ本
「もったいない人」が人生を変える3つの法則 「もったいない人」が人生を変える3つの法則
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2014-02-04

評価  (2点/5点満点)

この本では、素晴らしい才能を持ちながらも発揮できずにもやもやしている方々に対して、「もったいない人」から抜け出すための思考法や技術を紹介しています。

「もったいない人」の代表的な3つのパターンと、そこから抜け出すための法則

①自分ダメ出し症候群⇒「自分を責めない私」になれば人生が好転する

②決められない症候群⇒「決められない私」をきっぱり卒業する

③フツーが安心症候群⇒「目立つことを楽しめる私」を育てよう

具体的には、以下の7つのゴールデンルールが用意されています。

①ビジネス書を大量に読んで「マインド」を変えよう!

②「生産の時間」と「消費の時間」を分けて考えよう!

③「自分なりの時間のルール」を決めよう!

④自分から「不快ゾーン」に飛び込んでいこう!

⑤常に「相手の結果ファースト」を心がけよう!

⑥何事にも、好き嫌いをハッキリさせよう!

⑦人に期待することをやめよう!

皆さんの可能性を拓くうえで最大の敵がいるとすれば、それはご自身の「あきらめ」ではないでしょうか。望む未来のすべては、自らの力を「信じる」ことから始まります。

そこが、自分を売り出す第一歩だと感じます。

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2014年67冊目『できる男は、ここが違う』

2014-02-23 16:44:27 | その他私が読んだ本
できる男は、ここが違う できる男は、ここが違う
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2014-01

評価  (2点/5点満点)

税理士・経営コンサルタントの戸田裕陽さんが、仕事のできる社員にスポットを当てて書いた1冊です。

企業からみたできる社員とは、どのような社員なのか、どうすればできる社員になれるのか、なれたとしたらどのようなメリットがあるのか等について考えます。

すべてのできる男が備えている共通のものとして、〝人間としての誠実性〟を挙げています。

誠実さがなければ、職場・家庭そして社会全体を通して幸せに生きることはできないでしょう。また、仕事においては、他のことを犠牲にしてもそれに打ち込む時期が必ずあり、その経験が以後の成長に大きく貢献することも述べられています。

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