厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2014年122冊目『夢は9割叶わない。』

2014-05-31 00:15:42 | おすすめビジネス書
夢は9割叶わない。 夢は9割叶わない。
価格:¥ 1,512(税込)
発売日:2014-05-23

評価  (3点/5点満点)

『島耕作』シリーズでお馴染み、漫画家・弘兼憲史さんが、「夢」という言葉を「目標」に変え、実現可能なステージで闘っていくことのススメを説いています。

もう少しタイトルの『夢は9割叶わない』の主旨をお伝えしましょう。

・夢は叶わなくていいが、目標は実現させなければならない。

・願っても夢は叶えられない。しかし考え、行動すれば、目標は達成できる。

・精神論で頑張るのではなく、やわらかい頭で現実に則しながら、臨機応変に思考を変えて、人生を歩いていけば、そのほうが絶対ラクに生きられる。

特に20代の若手ビジネスパーソンに読んでもらいたい1冊です。社会の理不尽さに反抗するのではなく、うまく対処する術を身につけましょう。

【my pick-up】

◎「すぐにやる」「小出しにする」で信頼される

特に意識したほうがいいのが「着手するスピード」です。上司や先輩の立場になって考えてみると、部下や後輩に仕事を振ったとき、もっともイライラするのが「いつになったら始めるのだろう」と「いったい、今どんな状態なのだろう」という思いです。

上司や先輩に信頼される人材になりたいのなら、とりあえず手をつけて、途中でも何でもいいから小出しにする(あるいは、こまめに報告する)というやり方を覚えることが得策です。

上司に信頼されるためには、不完全でもいいから「とりあえず、進めています」「現在、こんな状況です」ということをこまめに伝えたほうがいいのです。

◎正論こそ、やわらかく伝える

会議やミーティングの席で自分の意見を言う際、正しい意見ほどソフトに言うべきだと僕は考えています。

正しい意見ほど、強い口調で言われたら、言われたほうは反感を持つに決まっています。上司はもちろん、同僚、部下であっても「顔を潰された」という思いが残れば、それはそうそう消えるものではありません。

「こんな意見もあると思うんだけど、どうかな?」「こんなアイデアのほうが個人的には好きなんですけど、ダメですかねぇ~」と極力ソフトに言うようにするのが得策です。

正しければ正しいほど、自信がある意見であればあるほど、ソフトに言う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014年121冊目『一流の人が言わない50のこと』

2014-05-29 21:39:17 | その他私が読んだ本
その一言に、品格が現れる 一流の人が言わない50のこと その一言に、品格が現れる 一流の人が言わない50のこと
価格:¥ 1,404(税込)
発売日:2014-05-22

評価  (2点/5点満点)

中谷彰宏さんの本を久しぶりに読みました。

「一流と二流はたったひと言で差がつく」という内容です。

病院で初期の病気が見つかった時に、「行ってよかった」と先生に感謝できるのが一流の人です。

一流の人は「行ってよかった」「ついている」と言うことで、不運を幸福に導くのです。

言葉と品格は両輪です。片方を磨くことで、もう片方も良くなります。両方磨いていきましょう。

【my pick-up】

◎「全部、大事」と言わない → 優先順位を伝えよう

優先順位をつけるのは、上の人間にしかできません。「全部大事」「大事じゃないものは1つもない」と言うのが、二流の人間です。一流の人間は、「1番はこれ、2番はこれ、3番はこれ」と、優先順位をつけられます。それどころか「これはやらなくていい」「これは気にしなくていい」とも言ってくれます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014年120冊目『「ふつうの人」の成功法則』

2014-05-27 22:06:44 | その他私が読んだ本
「ふつうの人」の成功法則 「ふつうの人」の成功法則
価格:¥ 1,296(税込)
発売日:2014-05-16

評価  (2点/5点満点)

23歳で起業したものの事業がうまくいかず極貧生活をしていたが、ある考えをきっかけに、3年で7億円を稼ぐことに成功した〝草食系企業家〟斉藤和也さんが、凡人がビジネスで成功できるノウハウを集めた1冊です。

その考えとは、「自分は凡人だということを認め、優秀な人のやり方に縛られないこと」。

凡人には凡人の勝ち方がある!

①変なプライドを捨てる

②失敗を気にしない

③できる人を味方につける

④結果を独り占めしない

⑤感謝の気持ちを具体的に伝える

⑥50点でも前に進む

⑦いろいろなことに手を出さず、1つのことに集中する

自分ひとりの力では限界があり、多くの人の協力を得る体制ができれば、自分のスペックを上げることなく成功することができます。

本書でも紹介されているインターネットビジネスは、そのための最適な環境と言えるでしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014年119冊目『礼節と誠実は最強のリーダーシップです。』

2014-05-26 20:54:43 | その他私が読んだ本
礼節と誠実は最強のリーダーシップです。 礼節と誠実は最強のリーダーシップです。
価格:¥ 1,490(税込)
発売日:2014-05-15

評価  (2点/5点満点)

部下のやる気を引き出すリーダーシップを持つには、上司自身が主体的に周囲の人に「礼節」と「誠実さ」をもって接することが大切です。

・リーダーとして集団をうまく引っ張るための試行錯誤と努力を繰り返していく時期に、気配りや品性などの人間性が問われる。

・普段の行動の中で礼節と誠実さをもって人間関係をどう築いているかで、周囲の人たちの応援の姿勢がまったく違ってくる。

43歳でベルシステムという倒産寸前の会社の経営を任され、売上1000億円を超える東証1部上場企業に成長させた園山征夫さんが、その不変の法則である〝魅力あるシーダーシップ〟について語ります。

最近の傾向である、合理性と効率を前面に出した経営手法は、組織内外の人間の関係性をドライにしてしまい、かえって経営全体の効率を下げていると園山さんは指摘します。

単なるハウツー的な手法やテクニックでなはく、人間としてまっとうに生きるには何が必要かを学び、誰からも評価される魅力的なリーダーになるのは、言うは易し行うは難しですが、その入口を本書から掴みましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014年118冊目『選ばれる人になる絶対的存在感の作り方』

2014-05-25 17:26:42 | おすすめビジネス書
選ばれる人になる絶対的存在感の作り方 (アスカビジネス) 選ばれる人になる絶対的存在感の作り方 (アスカビジネス)
価格:¥ 1,512(税込)
発売日:2014-05-14

評価  (3点/5点満点)

常に他人があなたを選ぶか選ばないか選択している。

どうせなら選ばれる人になって人生を120%楽しみたいものです。本書のタイトル「絶対的存在感」というのは、自分の存在感をしっかりと作って、ビジネス・プライベート共に120%の人生を作り出してしまおう!ということです。

著者の櫻井秀樹さんが、劇団四季で培ったコミュニケーション術をベースに、「やり方よりも在り方=存在感」というスタンスを軸に、他人と差をつける方法を紹介します。

実力を判断してもらうためには、まず相手の懐に飛び込み、心を掴み、存在を認めてもらうことが先決です。

なかなか自分の実力を認めてもらえず、悶々としている方に、ぜひ読んで欲しい1冊です。

【my pick-up】

◎ジェスチャーを使いこなしたかったら言葉より先に出せ!

ジェスチャーで表現してから言葉を発する。

例えば・・・「先日、海外出張でハワイに行ったんですが、(いったん言葉を止めて、ジェスチャーで顔の周りに大きな円を描いてから)自分の顔より大きなパンケーキが出てきてビックリしました!!」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする