厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2024年30冊目 『仕事のパフォーマンスを上げる、整理術・習慣術』は、仕事がはかどるための行動メニュー

2023-09-26 09:53:51 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

「成長できる習慣を身につけたい」という思いを原動力に、どういう行動を起こせばいいのか。

そのための具体的なメニューを提供します。

 

習慣、ファイリング、スケジュール管理、社内業務、ツール、ChatGPT、コミュニケーション、マインド。

仕事がはかどるための日々の習慣を、本書から1つずつ積み重ねましょう。

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2024年29冊目 『悪気のないその一言が、職場の一体感を奪っている』は、一人のプロとして職場の相手にリスペクトを伝える

2023-09-26 09:40:04 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本では、職場の一体感を奪うよくある悩みを24事例取り上げ、それぞれの問題点と解決策を提案します。

その基本は「職場に相互リスペクトを生み出していく方法や考え方」です。

 

日々のちょっとした発言や行動の中で、相手にリスペクト(敬意)を伝える。その積み重ねがあるかどうかが、組織の一体感に大きく影響します。

「相手をリスペクトする」というのは、その人を「一人のプロ」として見ることです。

 

「悪気のない一言で一体感が損なわれていた組織」が「ちょっとした一言をひろって助け合える組織」になっていく。

リスペクトの行動は、共創のための基盤と言えるでしょう。

 

【my pick-up】

◎「答え」にたどりつけないから、組織が回らないのかもしれない

・従来通りのやり方で対応しようとして、思考停止してしまっていないだろうか

・新しい発想が必要なのにもかかわらず、そのためのインプットや着眼点が枯渇していないだろうか

・主体的に動きたいと思いながらも、腰が重くなっている日がないだろうか

◎会議室では1人1台の端末を使用する

会議室にいる人たちは大勢で、リモートワークの人たちはそれぞれ単独では、どうしてもパワーの差が生まれます。会議室にいる人も一人ひとり端末を分けて、個別にミーティングに参加しましょう。それによって、全員が同じ立場で発言できるようになります。

◎待遇の調整で、テレワークの不公平感を解消する

テレワークの導入によって不公平感が生じたとき、働き方を公平にしようとすると、悪気なく、各部署の勝ちパターンを封じ込めてしまう場合があります。テレワークのほうが集中して作業できる部署や人たちに出勤を求めたりといった事態が起こる。

・全員一律の働き方が、一体感をつくるわけではない

・テレワークとオフィスワークを両方とも利用し、使い分けている人もいる

・四六時中、同じ人とばかり話していたら、新たな気づきやコミュニケーションは生まれにくい

メンバーがお互いの背景や特性を理解し、勝ちパターンにリスペクトを持てるよう職場環境を整えましょう。部署ごとの違いによる不公平感を解消したいならば、待遇などで調整してみてください。

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2024年28冊目 『RESET(リセット)』は、頭(意識)と心(無意識)の両方で「変わりたい」と思う

2023-09-25 14:59:58 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

「リセット」とは、まったく新しいフィールドの、新しいスタートラインに立つことです。

これまでの「普通」や「当たり前」を手放して、一から新しい「あなた」を構築し、再起動させることが本書の目的です。

 

頭では「変わりたい」と思っていても、心のほうは「変わりたくない」と思っている。

本当の自己変革のためには、この矛盾を解消しなければならず、そのために必要なのが「リセット」だと言います。

 

リセットは「頭と心を一致させること」。つまり「意識と無意識を一致させること」なんですね。

 

【my pick-up】

◎全部欲しい

「これが欲しいから、これは我慢しよう」という考え方は合理的ではありません。趣味の時間を充実させることが、あなたの表情を明るくし、仕事での商談成功につながるかもしれない。仕事が軌道に乗ることが、家庭での振る舞いをよくするかもしれない。いわば、全部を欲しがることで、努力が有機的につながって結実するのです。実際、世の中の成功者たちを見てみれば、仕事もプライベートも、すべてで充実した状況を手に入れている人がほとんどです。

◎「普通はこうするから」というバイアス

「誰か」と同じことをしていたら、最高でもその人と同じレベルまでにしかなれません。普通と同じことをしていたら、凡人にしかなれないのです。そのことに気づけたならば、「普通はこうする」という集団同調性バイアスは、簡単に外すことができるでしょう。

◎成功者はとにかく自分のことに時間をかける

本物の成功者は人づき合いの場には積極的に参加しない人のほうが多いのです。まず「みんなが行っているから」とか「顔を出さないと悪いから」「いい出会いがあるかもしれないから」などという理由で、重要でない会食や気が乗らないパーティーに参加することはありません。なぜ、そんな割り切ったつき合い方をするのか。それは、上辺の人づき合いよりも、自分の学びのため、目標達成のために時間を使うほうが有意義だと知っているからです。

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2024年27冊目 『読書脳』は、AI時代に読解力・文章力を高めるインプットとアウトプット

2023-09-25 14:46:49 | おすすめビジネス書

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評価 (4点/5点満点)

「アウトプット読書」の元祖となった樺沢紫苑さん『読んだら忘れない読書術』(2015年刊)の新版です。

「読んだら忘れない本物の読書」をするために必要なコツを解き明かします。

 

・私のアウトプット(=執筆)を支えているのが、月に20~30冊の読書というインプット。そしてアウトプットするからには、インプットした本の内容を忘れずに記憶に残さなければいけません。そしてそれを咀嚼し、自分の知識として定着させていくのです。

・インプットとアウトプットの繰り返しで頭の回転が速くなることで、思考力もつき、判断も早くなり、文章を書くスピードも速くなる。結果として時間を有効活用できるようにもなるのです。

 

今回の新版ではさらに、以下のメッセージが加わっています。

・AI時代では「長文を読む」「長文を書く」ことが極端に少なくなりますから、普通に生活するだけで「読解力」と「文章力」は確実に退化していきます。

・毎日進化しているAIに対して、年に1冊も読書しない人が、最適な質問を投げかけることは無理だと思います。

 

人生の選択肢を増やしてくれるのが「本」です。

1人の人間の経験や知識はちっぽけなものです。しかし、読書によって先人、偉人たちの「2000年以上の叡智の結晶」の力を借りれば、不可能なことなどなくなるでしょう。

 

問題解決能力を格段に高める、本を読む習慣を身につけない手はありません。

 

【my pick-up】

◎読書で1日を「72時間」に増やすことができる

私が他人の3倍、つまり1日に72時間分くらいの活動ができるのは、全て本から学んだ知識を徹底的に活用して、時間短縮・時間効率を高める方法を究極のレベルで実践しているからに他なりません。ほとんどの人の仕事、生活は、無駄だらけです。無駄なことをやり、無駄なことをして疲れ、無駄なストレスを抱えて病気になる。そういう「無駄」を避け、膨大な時間を節約する方法がたった1500円の「本」に書かれています。それを知るのか、知らないのか。本を読めば、大幅な時間短縮が可能です。私のように、他の人の3倍仕事をこなしているのに、余暇時間を2倍とることも可能になります。

◎読書はあなたの人生をも変えてくれる

本にはこの世の中のほとんどの問題の解決法が書かれています。自分の頭でいくら状況を打開する方法を考えても限界があります。しかし「本」を読めば何千、何万人もの先人の知恵を借用できるのです。本を読まない人は、乏しい自分の経験だけで物事を判断していくしかありません。自分の経験・体験からしか判断できない人は、今、自分が走っているレールをそのまま走り続けるしかないのです。自分がいる井戸の外側の情報が全くないのに、その井戸から出ていこう、というアイデアが浮かぶはずはありません。

◎電車でスマホをさわるのは最大の時間の無駄である

毎日、2時間、電車の中でスマホを使ってゲームやメッセージをしても、あなたの収入は1円も増えませんが、毎日、2時間の読書で月に10冊の本を読めば、年に120冊の本を読めます。10年で1200冊です。ここまで本を読めば、あなたの人生に革命が起きることは間違いないでしょう。

◎「ベストセラー」ではなく「自分が読みたい本かどうか」が大事

ベストセラーは「ベストセラーになっているだけあって、凄くおもしろいな」と思うことも多い一方で、「わかりやすいけれど、内容が少し薄いな」と感じることもあります。後者は、時流にマッチした、大衆受けした本ともいえます。普段、本を買わない人が購入しないと、大きなヒットにはなりません。つまり、ベストセラーになるためには本をあまり読まない人にとっても「わかりやすい本」でないといけない。それは、普段からたくさんの本を読んでいる読書家にとっては、わかりやすすぎて「やや物足りない」という場合がどうしてもあるのです。

◎読書のポートフォリオを作る

読書のスタイル、内容によって利益が得られるまでの期間も変わってきます。「長短期投資:ネット情報、新聞、週刊誌」「短期投資:ノウハウ本」「中期投資:仕事術、勉強術についての本」「長期投資:思想、哲学、生き方についての本」。ノウハウ本が好きな人はノウハウ本ばかりを読むし、思想や哲学が好きな人はそうしたジャンルばかりを読む傾向があるのではないでしょうか。短期投資の本ばかりを読んでいると、本質的な人間的成長はいつまでたってもできない可能性があります。思想や哲学の本をきちんと読んでいる人は、短期的には目立った結果が出ず、モチベーションが続かないかもしれません。

◎貯金をするな!知識を貯金しろ!

もしあなたに100万円の貯金があるのなら、銀行に預けておくよりも、100万円分、本の読んだほうがいいと思います。もし、10年前からそれを実行していたのなら、貯金は100万円ではなく、きっと今では1000万円になっていたはずです。100万円あれば、約1000冊の本が読めます。1か月で約10冊、10年分です。1000冊の結晶化した知識は、あなたにどれだけの「富」をもたらすでしょう?

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2024年26冊目 『1億円稼いでいる人は何をしているのか?』は、給料以外のお金の流入を始める

2023-09-25 14:34:22 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

億単位のお金を生み出せるアメリカの起業家の思考を分析して得られた、お金の考え方についての新しい見方を提案します。

 

1日8時間働いてお給料をもらい、スーパーで値引き総菜を買って節約した小銭を預貯金にまわす。そんな親世代のやり方では、今を生きる現役世代は、お金の流れをつかむことはできません。(P90)

 

現在多くの人にとって唯一のお金の流れである〝給料〟以外に、小さなお金の流入を追加していこうという試みを提案しています。

 

多くの人は、一生懸命働いているうちにあっという間に中高年になって、大したストックもなく、細く頼りない1本のフローに依存して暮らしています。ですが、まだそんな中高年にも「フローを増やす」という方法が残されています。

 

日本の全世帯の2%である、金融資産1億円以上を持つお金持ちは、そのほとんどがお金の流れを意識している人たちです。

お金の流れをつかんだ人が実践した最初の第一歩。

 

お金の流れの生み出し方、増やし方が本書で具体的に紹介されています。

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