評価 (3点/5点満点)
「勝ち組」「負け組」といった介護格差の現状を紹介し、問題解決の糸口を探ります。
・金銭的に余裕があるか否か
・頼れる人がいるか否か
・地域間の格差
・介護に関する情報をあらかじめ知っているか否か
団塊世代が75歳以上となり、団塊ジュニア世代も50歳を超えてきた現在、突然やってくる介護の準備をしておかなければなりませんね。
評価 (3点/5点満点)
「勝ち組」「負け組」といった介護格差の現状を紹介し、問題解決の糸口を探ります。
・金銭的に余裕があるか否か
・頼れる人がいるか否か
・地域間の格差
・介護に関する情報をあらかじめ知っているか否か
団塊世代が75歳以上となり、団塊ジュニア世代も50歳を超えてきた現在、突然やってくる介護の準備をしておかなければなりませんね。
評価 (3点/5点満点)
同じ内容を伝えるにしても、〝言いまわし〟を変えるだけで相手の印象やリアクションはずいぶん変わってくるものです。
本書は、ひろゆき流の超具体的例文が50収録されています。
仕事ができる人とは、相手の立場になって考えられる人。
賢い人はそのうえで、伝え方を変えるという手法を自然とやっていると言います。
「ズルい言いまわし」に挑戦してみるのは、同じ事象を違う角度から俯瞰するという意味で訓練になると思います。
また、「なんとかなるかもしれない」といった行動力にも繋がるでしょう。
【my pick-up】
◎プライドが高い人には、能力を試すような聞き方が効果的
プライドが高い上司の場合には、具体的な自分のアイデアを提案しつつ「これよりもいい案はありますか?」みたいな聞き方をするのも手です。そのうえで「俺的にはこっちのほうがいいかな」とか言われたら、それに乗っかればいい。頭のいい人というか、プライドの高い人であるほど「これ以上のものはないですよね?」とか言われると「いや、あるだろ!」と反応して、ちゃんと頭を使って答えてくれたりします。その人の能力を試すような煽った聞き方をすると、相手は意図せずして自分の能力を披露してしまうわけです。
◎相手に〝ボール〟を渡したままにせず、自分から投げるくせをつける
少しでも押しつけがましい感じを減らしたいなら「こちらから連絡を差し上げます」と伝える前に「いつ頃ご検討が終わりそうですか?」と、判断が決まるまでの目安を聞くのがいいです。お客さんが「今週いっぱいかなぁ」などと言えば、「では、週明けにご連絡を差し上げます」と言う。こうやって、相手にボールを渡すのではなく、自分からボールを投げるくせをつけたほうが契約を取れる確率は上がると思います。
◎職人気質の人のプライドを〝くすぐる〟言い方を選ぶ
「イヤだからやらないのか、それともできないのか、どっちなんでしょうか?」みたいな伝え方をしてみるわけです。すると、プライドの高いエンジニアの場合は「こんなこともできないと思われたくない」と勝手に考えて手を動かしてくれることがあるわけですね。
◎下心が見えなくなるような〝設定〟を探してから誘う
「お寿司がおいしい店を知ってる?」とオススメを聞いてみて、先にその店に一人で行って感想を伝え、「今度は一緒に行こうよ」と関係を築いていくほうがいい気がします。
◎「まともに取り合う」という日本的な思い込みを捨てる
クレーマーに対処する最良の方法は、名前と連絡先を聞くことです。クレーマーには自分の連絡先を知られるのをイヤがる人が多い。営業妨害で損害賠償を請求される可能性もあるので、連絡先を頑なに言わない人もいたりするのですね。だから「上司から改めてご説明と謝罪をさせていただきたいので、ぜひ連絡先をお教えください」などと伝えると、勝手に追い込まれて引き下がったりします。
評価 (3点/5点満点)
若い人たちのために、仕事というものを軸に自分の生涯について作戦を練る「キャリアデザイン」をするにあたって押さえておいてほしい情報やヒントを整理した1冊です。
「おかしいがすぐに変わることはなさそうな何となく生きづらい社会」を前提に、自助のための工夫が提言されています。
自分自身のキャリアは「他人と闘わず、昨日、今日の自分とだけ比較する」強気の生き方で自分を尺度にして伸ばしていこうと言います。
後半のキャリアこそが幸せと直結したものだと考えて、前半の高みがほどほどで終わってもそこからこそが、誰でも可能な違った充実を目指して虎視眈々と好きなことを伸ばしましょう。
【my pick-up】
◎7年たったら自分の値段を確かめる
新卒一括採用後全員がメンバーシップ型の状態である期間はどのくらいかというと、だいたい7年ぐらいと思っておくとよい。ここで初めて、そのままメンバーシップ路線で行くか、ジョブ型路線で行くかを考える。このあたりでスカウト型の転職エージェントにレジュメ(履歴書)を預けて自分の値段を確かめてみてもよいだろう。最初の配属先が思ったところでないからといって3年目ぐらいまでに転職をしても、次の職場でまた同じルートを繰り返させられる可能性がある。
◎長く勤めるにこしたことはない
仕事というのは、自分でお金を払う学校と違って、それをしてお金をもらうわけなので、基本的に楽しくない。楽しくないからお金をくれるのであって、仮に仕事が楽しければその部分は余録と思ったほうがよい。どんなに好きなことでも、それを仕事にすると、お金がからんできて面白くない要素が必ず付きまとうようになる。本当に転職をする場合には、仕事ってどこでやってもそんなに楽しいものではないということを踏まえた上で、それでも転職するのはなぜかということをしっかり考えないと、結果的にはあまりメリットのない転職をしてしまうことになる。
◎ジェンダー指数が改善しても性差が解消するとは限らない
トップになる闘いを勝ち抜くには「ジョブ型」に退出させられたり、自分で見切って移行をしたりせずに内部メンバーシップに残る必要がある。そこでは、これまで以上に閉鎖的な〝fast track(優先レーン)〟に「群れる」必要が生じる。つまり企業内に一種の階級差が生まれて、男女差がなく群れる必要のない「庶民層」を、これまで以上に強い一体性を持って組織にコミットする少数の「支配層」が「経営・管理」する仕組みに変化する。
表面的にはジェンダー指数は改善していくだろう。でも、働いている側の感覚でいうと、なんだか豊かになったというよりは、性差にかかわらずお金を稼いで、家事・子育てもがんばらないといけないしんどい社会になっていくだけのようにも思えるのである。
男女の差がなくなるのなら、夫婦・パートナーシップ単位でそこそこがんばって、あまり組織にはコミットせずに時間を確保して、「幸せ」や「達成感」を別のところに求めたり、これまでは技術や専門性を高めるだけでは「偉く」なれずに達成感が得られなかったものが、技術や専門性を高めることを目的にして自己実現していったりすることができるようになる。
◎時間を第二の尺度としてはどうか
もし組織コミットしても得られるものが少ないなら、もらえるものは単なる残業代にすぎない。さらに、中途半端に出世しても65歳でキャリアが打ち切られるとすると、むしろ早い段階から5時に退社して早めに準備を始めたほうが「お金」の面でも有利となる可能性がある。
評価 (3点/5点満点)
85歳の今でも月収150万円の著者が、20代~40代がまだ知らない「足らない」「未知」「未経験」の哲学を開示します。
『誰も助けてくれない。親父は小遣いをくれない。自分で稼ぐ調達する。この幼少期の習慣が今の私の原点です』(P21)
この本は85歳の本なので、この後はもう書かないとのこと。
一生をかけて身につけた、お金の基本、お金を増やす・守る知恵が満載です。
【my pick-up】
◎リスク商品とリスクの少ない商品の差は何か
投資経験の少ない人、株式投資の自信のない人が新NISAの非課税の恩恵を受けたいと考えるときは、運用成績の良い海外、特にアメリカの商品が良いだろう。日本の投資信託と違い、アメリカの投資信託の運用実績は好調。しかも、投資王国のアメリカでは、個人の投資は当たり前。やっていない人の方が少ないのが実情です。このような国で、運用成績が目減りすれば、そのファンド、商品にはお金が集まらなくなり、クローズとなってしまいます。このような国柄ですから、投信の運用にはことのほか真剣で、運用成績がマイナスなんてことは少ないのが実情です。
ですから、比較的リスクの少ない投信、ETFを新NISAに入れるときは、海外、特にアメリカの投信で成績の良い商品を対象にすることをお勧めします。どれが運用成績が良いかは、ネット検索で出てくるし、銀行などの窓口でも、要求すれば出してくれるはずです。
◎心地よい生産的な人との繋がり
・添い遂げる妻、彼女は前向きで優しい人を選べ
・マイナス思考の暗い友達に近づかず、前向きで、元気な人とつながれ
・時代の先を目指す友人、知人と仲良くせよ
・傷をなめ合う関係でなく、苦楽を共にする関係を大切に
・常に新しく、輝ける人の人脈を作っていこう
評価 (3点/5点満点)
敏感さや繊細さ、不安になりやすい・・・
そんな「弱メンタル」のままでうまくやる方法を身につけるのが本書の目的です。
自信や図太さは「メンタルの強さ」というよりも、「たとえメンタルが弱かろうが、やるべきことをやってきた結果」だと分かります。
【my pick-up】
◎結局「なるようになる」しかない
不安や緊張は「うまくやろう」「失敗しないように」という気持ちの表れ。物事は「なるようになる」し、結局のところ「なるようにしかならない」のです。だったら、肩の力を抜いて成り行きに任せるのが賢明でしょう。「どうにかなるさ」と力が抜けた時、不安や緊張もすっと消えていくはずです。
◎行動することで、恐怖や危険を避けられる
「不安そのもの」が問題なのではありません。「不安なのに何もしないこと」が本当の問題なのです。漠然と不安を感じた時は、何かしら行動できそうなことを探してみてください。他の人の例を調べたり、情報整理のために人に話したり、キャリアを棚卸ししたり、どんなことでも構いません。何かしら行動に没頭している限り、不安に囚われることもないはずです。そのうえで、行動しても出てくる一抹の不安は「なるようになる」と割り切ることです。