厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2018年188冊目『お金と時間の悩みが消えてなくなる 最高の時短』

2018-07-31 21:10:06 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

「生き方」をゴールとした目標設定と効果的なインプット&アウトプット(=情報収集と仕事術)。

この本ではこのやり方と、時間を自由に使うためのさまざまなメソッドを紹介します。

著者の米山彩香さんは、1日2時間・週14時間で月収1000万円を稼ぐ方。すべての行動における時短の追求、徹底したムダの排除、1分単位のスキマ時間でどこにいても何をしていても集中力を発揮できるメソッドを構築。

その分、余裕ができた時間で「ゆるく・楽しく・きままに」ストレスフリーな生活ができているそうです。

人より段違いに速いスピードで、仕事や勉強を処理するためのルールは存在します。要は、その時間を効率よく使うためのルールを知り、守るだけ。本書でそのルールを学びましょう。

【my pick-up】

◎毎日、定時以降の予定を入れる

私は何のために時短を心がけていたかといえば、それは「しっかり定時に帰るため」にほかなりません。私は「定時が来たら会社を出て、ほかのことをする」というスタイルをオススメします。定時に帰るためのコツは、とにかく「退社後の予定を入れる」ということに尽きます。現在の私は、1日のうちに働いている時間は実質2時間程度。あとの時間は人と会ったり好きな場所に行ったりと、すべて新しいインプットの時間になっています。

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2018年187冊目『30代からの「異業種」転職 成功の極意』

2018-07-29 16:12:46 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

ヘッドハンターとして21年間、2万人以上の人たちと会ってきた武元康明さんが、これからの転職時代を生き抜くノウハウをお伝えします。

自己のOS(資質、行動原理、理念、信条)と企業のOS(企業風土)がマッチしていれば、業種や職種の壁を超えた転職を成功させることができると言います。

逆に言うと、両者のOSが合っていないと、どれだけ素晴らしいアプリケーションソフト(スキル、実績、ノウハウ)を持っていても起動させることができないのです。

同じ業界で同じ仕事をしていても会社によって評価がまったくバラバラだということは多いです。企業も個人の集合体ですから、そこには性格であったり価値観みたいなものが存在する。その価値観との「相性」が、非常に重要なんですね。

社会人になって10年経ったら、「自分にとって何がいちばん大切なのか?働くとは何か?何に満足し何を動機に働くのか?」、それを一度じっくりと自分と向き合って考えてみましょう。

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2018年186冊目『ファイナンス思考』

2018-07-29 15:49:47 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

目先の損益計算書(PL)の数値の改善に汲々としすぎるあまり、大きな構想を描きリスクをとって投資するという積極的な姿勢を欠き、結果として成長に向けた道筋を描くことができていないのが、現在の日本企業ではないでしょうか。

成熟化した不確実な時代を切り拓くパラダイムとして、この本で提起するのが「ファイナンス思考」です。それは、会社の企業価値を最大化するために、長期的な目線に立って事業や財務に関する戦略を総合的に組み立てる考え方です。

ややもすると曖昧で多義的な「ファイナンス」という言葉を、本書では以下の4点に分類し、構造化して定義づけています。

会社の企業価値を最大化するために、

A 事業に必要なお金を外部から最適なバランスと条件で調達し、(外部からの資金調達)

B 既存の事業・資産から最大限にお金を創出し、(資金の創出)

C 築いた資産(お金を含む)を事業構築のための新規投資や株主・債権者への還元に最適に分配し、(資産の最適配分)

D その経緯の合理性と意思をステークホルダーに説明する(ステークホルダー・コミュニケーション)

という一連の活動。

ファイナンスの「理論」や「知識」以上に、このような「考え方」をまず経営者やビジネスパーソンは身につけないといけません。

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2018年185冊目『8割が落とされる「Webテスト」完全突破法[3]』

2018-07-29 15:24:58 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

転職活動で、SPIのWebテスト(自宅受験)を受けることになったので購入。

時間がない方のWebテスト対策としてはこれ1冊で十分。SPIはWebテスト以外に、ペーパーテスト(企業で受ける)やテストセンター(専用会場のパソコンで受ける)がありますが、「整数の推測」や「熟語の成り立ち」などWebテストでしか出ない問題があり、本書で対策をしましょう。

私も受験まで時間がなかったので、1個1個解かずに本書をざっと読んで、出題の傾向を把握。それだけでも正答率が2~3割上がると思います。結果、無事適性試験を通過し、内定獲得。

ちなみに、本書は新卒の就職活動向けですが、中途の転職活動でも使えます。転職者向けWebテストの対策本って意外とないんですよね。

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2018年184冊目『極端のすすめ』

2018-07-28 18:52:53 | おすすめビジネス書

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評価 (3点/5点満点)

この本では、極端であることがいかに重要かを、様々な角度から述べています。

魅力的な社会人の必須条件は「極端」であること。魅力的な人とは「何ができるか(コアとなるスキル)がはっきりしている人」。何らかの「極端な一面」が垣間見えて、それが求心力になって人を惹きつける。(P.27~29)

大企業で数年間ごとに花形部署をローテーションしてきましたという「社内出世コース組」は、評価の対象になりにくい。王道キャリアを歩んできた人は、その人独自の特徴・信念が見えにくい。さらにいうと、そういった方の母数は決して少なくない。(P.40~44)

等身大の自分をみずからの行動によってパワーアップしつつ「なりたい自分」に近づいていくこと。自分自身を信じて無理やりにでもファイティングポーズを取り続けること。自分自身を好きになり、心から応援すること。

私たちをがんじがらめにしている常識の殻をぶち破るきっかけとなる1冊。ビジネスパーソンの誰もが、あきらめるにはまた早いのです。

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