今回は書籍ではなく、週刊東洋経済1月22日号(1月17日発売)の特集『頼れる!読書術』からです。
時間・お金・スキルがなくても読書力を高めることができるとして、図書館や中古本の活用法や忙しい人のための読書術などが掲載されていますが、良書がバランスよく選ばれている〝頼りになる30冊〟を以下に紹介したいと思います。
1.人生の転機を乗り越えたい:『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』(キングスレイ・ウォード・新潮文庫)
2.リストラや会社の倒産に遭ったとき:『ながい坂』(山本周五郎・新潮文庫)
3.離婚するべきかどうか悩んでいる:『嵐が丘』(Eブロンテ・新潮文庫)
4.努力が徒労に思えてならないとき:『努力論』(幸田露伴・岩波文庫)
5.取引先との関係がうまくいかない:『孫子の兵法』(守屋洋・産業能率大学出版部)
6.部下や上司、取引先との関係がうまくいかないとき:『人を動かす』(Dカーネギー・創元社)
7.会社を辞めたいという気持ちにとらわれているとき:『超訳ニーチェの言葉』(フリードリヒニーチェ・ディスカヴァー21)
8.自分の話し方に自信が持てなくなったとき:『私はどうして販売外交に成功したか』(フランクベドガー・ダイヤモンド社)
9.勉強の効率が上がらないと嘆きたくなったとき:『自助論』(Sスマイルズ・三笠書房知的生きかた文庫)
10.新製品・サービスのアイデアが浮かばないとき:『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎・岩波文庫)
11.新興国の攻勢で窮地に陥っている:『新訂競争の戦略』(MEポーター・ダイヤモンド社)
12.聞き手を引き付けるプレゼンテーションがしたい:『スティーブ・ジョブズ驚異のプレゼン』(カーマインガロ・日経BP社)
13.財務の知識を使って経営センスを磨きたい:『新版ファイナンシャル・マネジメント』(ロバートCヒギンズ・ダイヤモンド社)
14.売れるコピーを書きたい:『ザ・コピーライティング』(ジョンケープルズ・ダイヤモンド社)
15.マーケティングの基礎知識を身に付けたい:『コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント』(フィリップコトラー、ケビンレーンケラー・ピアソンエデュケーション)
16.初めてマネジャー職に就いたときの心構えは:『マネジメント(エッセンシャル版)』(PFドラッカー・ダイヤモンド社)
17.衰退産業にいながら生き残りを図るには:『イノベーションのジレンマ』(クレイトンクリステンセン・翔泳社)
18.新たに引き受けた仕事のリスクを減らしたい:『失敗百選』(中尾政之・森北出版)
19.経験のない事業に取り組まなくてはならない:『巨象も踊る』(ルイスガースナー・日本経済新聞出版社)
20.不確実な時代に事業戦略を練るには:『なぜビジネス書は間違うのか』(フィルローゼンツワイグ・日経BP社)
21.明日が見えない時代を突破する:『蒼穹の昴』(浅田次郎・講談社文庫)
22.今年こそ使える英語を身に付けたい:『どうして英語が使えない?』(酒井邦秀・ちくま学芸文庫)
23.どんな事態でも適切な判断ができるようになりたい:『易経講座』(安岡正篤・致知出版社)
24.幸運に恵まれた人になりたい:『セレンディピティの探求』(澤泉重一、片井修・角川学芸出版)
25.世界で戦えるビジネスマンになりたい:『高橋是清』(リチャードJスメサースト・東洋経済新報社)
26.どこでも通用するプロの経営者になりたい:『君主論』(ニッコロマキアヴェッリ・講談社学術文庫)
27.ビジネス書では学べない自社の競争優位が欲しい:『銃・病原菌・鉄』(ジャレドダイアモンド・草思社)
28.仕事と結婚、子育ての両立に悩んだ女性に:『お家さん』(玉岡かおる・新潮文庫)
29.混沌とした政治と経済の行方を探りたい:『昭和史の決定的瞬間』(坂野潤冶・ちくま新書)
30.仕事、人生・・・どう生きていくべきか悩んだとき:『修身教授録』(森信三・致知出版社)