厳選!ビジネス書 今年の200冊

2008年ブログ開設から、紹介したビジネス書は3,000冊超。
1日2,000PVの仕事力を上げる書評ブログ。

2024年175冊目 『「存在感」はつくれる』は、日本人も自分を打ち出す力を高めてほしい

2024-05-31 14:46:17 | おすすめビジネス書

amazonへのリンクはこちら

評価 (3点/5点満点)

日本の外資系企業で働く〝もったいない人材〟が、ニューヨーク帰りのメンターによってプレゼンス(存在感)を磨かれ、本当の自分の可能性を発揮していくというストーリーとなっています。

 

・見た目で仕事ができる人間だと判断されなければ相手にされない

・自分のイメージを意識的に作っていく

・第一印象こそ自分でコントロールしやすいプレゼンス

 

日本人に多い特徴として、自分を打ち出す力=「エネルギーレベル」が低いという点があるとのこと。

自分の存在感を前面に出すプレゼンスが否定される文化が醸成されたためとも言えますが、

日本人は集団でないとダメではなく、個々の存在感をもっと発揮すれば、一人でも立派に世界で活躍できます。

 

本書を読めば、誰にでも必ず得意なことはあり、それを周りに認識してもらえるかどうかで人生は大きく変わることが分かります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年174冊目 『リーダーシップは「見えないところ」が9割』は、チームで勝ちに行くためのリーダーの働きかけ

2024-05-31 14:35:56 | おすすめビジネス書

amazonへのリンクはこちら

評価 (4点/5点満点)

リーダー自身が直接何かをするのは1割程度。

残りの9割は部下をさりげなくフォローしたり、準備したり、仕事の流れを整えたりと、リーダーが「見えないところ」で働きかけているというのが本書のタイトルの意味です。

 

今は変化が激しく、価値観も多様化しているため、リーダーの考え方だけですべてを判断していくことにはリスクがあります。

 

「個人」ではなく「チーム」で勝ちに行くという発想の転換が求められ、そのために必要なリーダーの気づかいや仕事の工夫、普段の習慣が述べられています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年173冊目 『人生は「気分」が10割』は、「気分」を管理する106個のメッセージ

2024-05-28 07:42:42 | おすすめビジネス書

amazonへのリンクはこちら

評価 (3点/5点満点)

この本は韓国でベストセラーとなっているエッセイの翻訳版で、自己啓発書としても読まれています。

 

テーマは、「『気分』を管理すれば人生がうまくいく」です。

 

著者からのメッセージは106本。

それぞれが独立した内容になっていますので、好きな個所を自由に読むことができます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年172冊目 『図解 いちばんやさしく丁寧に書いた管理会計の本』は、業績管理だけでなく意思決定・戦略策定まで網羅的に解説

2024-05-28 07:31:47 | おすすめビジネス書

amazonへのリンクはこちら

評価 (4点/5点満点)

管理会計は、会社ごとにそれぞれに合った幅広い考え方で行うことが許容されています。

また、管理会計はそもそも、時代や社会の変化によって考え方が変わるため、継続的に柔軟に考える姿勢が求められます。

 

本書では、数字が苦手な方でも理解しやすいように、図やイラストを中心とした図解が数多く掲載されています。

 

管理会計というと、予算管理や損益分岐分析、原価計算といった業績管理に業務が偏っている企業が多いですが、意思決定会計や戦略策定も管理会計の重要な業務であり、本書はそれらも含め網羅的に解説しています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2024年171冊目 『出世のお作法』は、出世を自己実現の手段と捉える

2024-05-28 07:19:01 | おすすめビジネス書

amazonへのリンクはこちら

評価 (3点/5点満点)

この本には、まさに部長になる、役員になるためのヒントが書かれています。

また、出世の意味(何のために組織の中で立場を上げていくのか)についても実例を通して考えます。

 

「どのような人が出世するのか」「出世にはどのような考え、言動が有効か」という法則のようなものを見つけました。仕事ができるだけでは出世できないケースも多々ありますし、仕事ができなくても出世する人も少なからず存在します。」(はじめにより)

 

出世欲の高い人間との競争に勝つには、相手の手の内を知り、場合によっては先にそれをやってしまうくらいの「巧みさ」「賢さ」、時に「ずるさ」も求められます。

言わば、清濁あわせ呑むリーダーシップが必要になるのでしょう。

 

また、組織の中で出世するということは、自分一人では成し遂げられない夢を、仲間の協力を得ることで実現する可能性を高めるということ。

「世の中にどんなお役立ちをしたいか」という夢(キャリアビジョン)が、他社の心を引きつけます。

 

出世は、「他人任せのビジネス人生」の割合を減らし、「より主体的なビジネス人生」を目指すためのものであれば、出世を自己実現の手段と捉えることもできます。それが社会課題の解決にまで繋がれば素晴らしいですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする