秋の味覚といいますと、沢山ありますが、栗も万能選手のように、
重宝なものではないでしょうか。
和、洋菓子、お正月の栗きんとんなどなどにも・・・・・。
私の住んでいる街は、栗の産地でもありますので、JAなどには、
結構安いお値段で、いい栗が手に入ります。
さっそく求めて、「栗の渋皮煮」を作ってみました。
昨年は、甘味控えめにしましたが、今年は少し強めの甘みにしました。
煮崩れも少なく、美味しく出来上がりました・・・・・。
初めて作ったときには、こんなに手のかかるものは・・・・・でしばらくは作りませんでした。
この街に来てから、栗が安いので、2~3年前から、また作り始めました。
コツも少し自分なりに分かってきて、レシピに手を加えて、どうにか
作りやすい方法が、分かったようです。
私なりの作りかたです。
栗は洗って、熱湯の中に30分ほど入れてから、皮をむきますと、
軟らかくなっていますので、むきやすいです。
皮をむき渋のついた栗を、重曹が入った水の中に、1時間ほど漬けこんでおきます。
それから火にかけ沸騰してきますと、渋が浮き上がってきますので、浮きあがった渋を
すくい取りながら、しばらく続けます。
前は、何度も水を取り替えて、火にかけてを繰り返していましたが、この方法ですと、
1回で渋が綺麗に取れてくれます。
太い渋は残っていますので、つま楊枝などで取って、栗を綺麗に洗います。
あとは好みの甘さで、沸騰したら弱火にして、煮詰めて出来上がりです。
何度も水を変えて、綺麗な水の色になるまでを、繰り返していましたので、
とても大変でしたが、1時間ほど重曹の入った水の中に、漬けこんでおいたのは、
たまたまでしたが、いい結果となり、今年もこの方法で、簡単に作りました。