谷川 俊太郎さんの詩、「こころ」
こころ ころんところんだら
こころ ころころころがって
こころ ころころわらいだす
こころ よろよろへたりこみ
こころ ごろごろねころんで
こころ とろとろねむくなる
こころ さいころこころみて
こころ ころりとだまされた
こころ のろのろめをさまし
そろそろこころ いれかえる
*** 朝日新聞・8月の詩より ***
「こころ」ってなに?
なんでしょうか。
辞書で引いてみますと
こころとは、感じるはたらき。
いちばんもとになっている、と考えられるもの。
こころは精神。
と「三省堂国語辞典」には、出ていました。
・ こころは意識でなく行動。
心の中を、みることはできない。
あの人は、やさしいこころをもっているといっても、そのこころを
見たわけではありませんし、優しい行動を、とっているのをみて、
やさしいと判断しているのです。
( この部分は、検索にて )
【 心が動く・心が弾む・心ここにあらず・心にかかる・心に染まぬ・
心に留める・心にも無い・心貧しい人・心を痛める・心を鬼にする 】
心のあとに続く言葉は、まだまだ沢山あります。
こころを持っていなかったら、人間はどうなるのでしょうか?。
よそのお宅の、フジバカマです
こころは、どんな形をしているのでしょうか。
臓器は衰えたり、故障したりしますが、
こころは健在ですね。
こころが無かったら、人間ではありませんものね。
植物もこころは、あるかと思います。
水をあげたり、手をかけますとそれなりに、答えて
くれますので、ロボットよりは、いいかもしれませんね。
”こころ”があるから感情があり、向上心があり、そして欲もある。
”欲”をかきすぎてのこの現状。
なかなか凡人が多すぎて(私も含め)悟りをひらく境地に達するのはむずかしいようです。
植物は心を持っているのでしょうか?いつも静か~に佇みあるがままですね。
“そろそろこころいれかえる”
この言葉が、とても生きていると思います。
株価最安値の、ニュースが流れていますが、
地道なコツコツが、生活には大切ですね。
地道な積み重ねが、大きな成果になると、
信じていたいです。
綺麗なフジバカマですね!!。
「こころ さいころこころみて
こころ ころりとだまされた
こころ のろのろめをさまし
そろそろこころ いれかえる」
ここが、印象的ですね。
濡れ手で粟の生活を求めずに、
地道に生活しないとだめですね。
綺麗なフジバカマのように。