鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

水中り

2016-05-28 16:42:51 | 写真俳句

おもむろに医師の聴診水中り

(おもむろにいしのちょうしんみずあたり)

いえいえ、水中りではなく、風邪の真っただ中なんですが、

季語の「水中り」で詠みました。

食中毒、気をつけましょう。

 

看護師の笑顔が救い水中り

(かんごしのえがおがすくいみずあたり)

 

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ひなげし

2016-05-26 12:11:38 | 写真俳句

ひなげしの散りて腕白坊主かな

(ひなげひのちりてわんぱくぼうずかな)

 

豪勇の涙す垓下虞美人草

(ごうゆうのなみだすがいかぐびじんそう)

中国の項羽と劉邦の垓下の戦い。

垓下に孤立した項羽は、愛妃虞美人との別れを決し、

辞世の詩を謳ったとされる。

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大望

2016-05-23 15:30:46 | 写真俳句

大望はもとより有らず蝸牛

(たいもうはもとよりあらずかたつむり)

 蝸牛に失礼ですね。私のことです。

 

大望は空翔ぶその日揚羽の子

(たいもうはそらとぶそのひあげはのこ)

 空を飛ぶ・・・・人類の飽くなき夢ですね。

 

       5月11日〜20日のつぶやき句を30句にまとめました。

       このところ、難しい季語が多くて、苦戦しています。

     おはようも憂げに卯の花曇りかな       出勤の足取り卯月曇かな

     沈黙があなたの答へ卯月雨          菜殻火や下肥匂ふ段畑

     菜殻火で一服点ける農夫かな         菜殻火で茶沸かす畑の小昼かな

     押し鮨にひと息入れる幕間かな        押し鮨や鯖街道のひと夜宿

     押し鮨や駅弁売りの名調子          順風に身を委ねたる川蜻蛉

     おはぐろの閉ぢる如くに友逝けり       そよ風に靡き閉ぢけり川蜻蛉

     ごきぶりや六十路亭主の厨事         山里の清きせせらぎ川蜻蛉

     凛と立ち日野に向かへる麦穂かな      トロトロと田舎のバスや麦の秋

     パラソルの下から覗く美脚かな        核といふ大パラソルの下にあり

     パラソルの手持無沙汰の待つ間かな      本能てふさだめ悲しき闘魚かな

     戦無き人の世たらむ闘魚かな         竜宮の守衛さながら闘魚かな

     こまどりや山ふところの学びの舎       こまどりやピッコロ高くヴィヴァルディ

     こまどりや幼女の歌のたどたどし       空広ぐ飛行機雲や浅き夏

     夏浅し居並ぶ猫の笑ひ顔           夏浅し伊根は静かな漁師町

     小満や急場しのぎの若作り          小満や老後資金は如何ほどに

 

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早緑

2016-05-19 18:02:43 | 写真俳句

青春は風になる色若楓

(せいしゅんはかぜになるいろわかかえで)

 

若葉風五年の寿命得たりけり

(わかばかぜごねんのじゅみょうえたりけり)

 

初夏の帽子の似合ふ幼女かな

(はつなつのぼうしのにあうようじょかな)

 

21日から2〜3日ブログ休みます。

半世紀以上ぶりの高校の同窓会で帰省です(^^♪

きっと、みんな見分けつかないだろうな。

 

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船遊山

2016-05-17 16:58:12 | 写真俳句

天竜に生きる鳥どち船遊山

 (てんりゅうにいきるとりどちふなゆさん)

 古いモノクロネガから取り込んだ写真に、

天竜下りをした当時を思い出して詠んでみました。

 

豊臣の栄華の跡や船遊山

(とよとみのえいがのあとやふなゆさん)

古いモノクロネガから取り込んだ写真に、

当時を思い出して詠んでみました。

滋賀県近江八幡市の八幡堀です。

 

感動の一曲紹介。KANAさんが歌う

「微笑みを想い出すまで」

私のカラオケ看板曲になりそうです。

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鞍馬

2016-05-15 17:01:57 | 写真俳句

新緑のトンネルくぐり鞍馬かな

(しんりょくのとんねるくぐりくらまかな)

 「新緑のトンネル」なんてありがちな楚辞だな(反省)

 

 緑さす鞍馬の駅の大天狗

 (みどりさすくらまのえきのおおてんぐ)

 「鞍馬の駅に」か「鞍馬の山に」とすべきだった(反省) 

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なんじゃもんじゃ

2016-05-13 15:28:55 | 写真俳句

地図に無き生く道なんじゃもんじゃかな

(ちずになきいくみちなんじゃもんじゃかな)

 

日々絶えぬ失せ物なんじゃもんじゃかな

(ひびたえぬうせものなんじゃもんじゃかな)

夫婦揃って失せ物探しが多くなってきました。

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初夏の恵み

2016-05-11 18:11:00 | 写真俳句

みどり児のじんわり開く手夏蕨

(みどりごのじんわりあくてなつわらび)

 

生き老いて薹立つ己の身夏の独活

(いきおいてとうたつおのみなつのうど)

自虐句が多い最近です。

       5月1日〜10日のつぶやき句を32句にまとめました。

     メーデーの血で築かれし歴史かな        野薊や人は善悪内に秘め

     野薊や老いて棘なき人となり            野薊やひと皆憂ひ抱きつつ

     鯛網や大漁祝いの浜酒場             鯛網や浜の女房の深情け

     鯛網や古き演歌の流る浜              棘隠す美貌の女性や木瓜の花

     誉め言葉過ぎれば棘に木瓜の花        揉み消した吸い殻一つ春名残

     遠ざかるテールランプや春名残         陰日向人に別なく緑の日

     緑の日画架に素描の女学生           巫女舞ひの翻る裳裾や夏に入る

     巫女舞の剣一閃夏来る               卑弥呼めく巫女の舞かな夏に入る

     凛々しくも子らの和太鼓端午の日        蟭螟の払へど消えず飛蚊症

     蟭螟ややるべき時はやる男          蟭螟の五分の魂持たんかな

     好きだよと言へず初恋踊子草           くるくるとドガの少女や踊子草

     答出ぬ二人の恋や踊子草             八十爺にときめく余力夏衣

     老いの日をローに切り替え風薫る        母の日や子無き夫婦の共白髪

     おかっぱの少女おさげに夏衣          大阪はやはり豹柄夏衣

     青春と言ふ名の真白夏衣             夢に出る君まだ少女草苺

     純情のままに老いけり草苺            おんもへと出たがる幼女草苺

 

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新樹光

2016-05-09 16:07:30 | 写真俳句

門院の拠りし古刹や新樹光

(もんいんのよりしこさつやしんじゅこう)

京都大原の寂光院、建礼門院隠棲の寺。

 

新緑や祓ひの巫女の白たすき

(しんりょくやはらいのみこのしろたすき)

 

笛の音の高く宮杜新樹光

(ふえのねのたかくみやもりしんじゅこう)

 

 

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風薫る

2016-05-07 14:45:32 | 写真俳句

知足説く坊の説法風薫る

(ちそくとくぼうのせっぽうかぜかおる)

 

薫風や見山の郷に洗ふ憂さ

(くんぷうやみやまのさとにあらううさ)

当茨木市の北方にある「見山の郷」、この時期に訪れるのが恒例になった。

 

風薫る見山の郷に遊びけり

(かぜかおるみやまのさとにあそびけり)

 

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