風吹けど揚がらぬままの凧なりき
(かぜふけどあがらぬままのたこなりき)
自分のことです。
いい風が吹いた時期もあったと思うのですが、
とうとう揚がれずに・・・。
凧揚げの園児ら風を拾いけり
(たこあげのえんじらかぜをひろいけり)

近くの幼稚園の園児たちが、凧揚げをしていました。

投稿句有難うございました。
涅槃会や食うてなんぼの寝釈迦かな よしさん
2月1日から10日までのツィッターでつぶやいた句をまとめました。
(一部削除 一部推敲)
肩書きも名誉もあらず牡蠣女 異国より来たり黙して牡蠣を剥く
雁木路の軒に繋がる縁かな 雁木道屋根の高さを歩きけり
閉ざされしシャッター数多雁木道 雪割燈暮しの端を照らしつつ
雪割燈闇に消え行くラストシーン 待春やマネキンだけが似合ふ服
ぽつぽ屋の熱き心や雪割燈 春を待つミニから覗く美脚かな
雪の夜の抱かるる背ナに「好き」の文字 顔エステして面相の鬼やらい
建前の裏に隠れる鬼やらい 柊を挿すほど痛む心かな
絵手紙に春待つ色の溢るかな 榾煙変わらぬ山河残さばや
欲と言ふ火種を消して榾を焚く 立春や今日は鴉の声も澄み
教へ子のフェイスブックや早春賦 魚氷に上る若いと踊らされ
老骨のときめきや魚氷に上る 堅雪に乗りて通学児童かな
堅雪の如き脳なる句詠みかな 現役の日の夢いまだ冴え返る
大法螺を吹けぬ栄螺でありにけり 閉ぢる間に焼かる栄螺の我が身かな
山深き隠れの里や致命祭 この国に大義はなきや致命祭
日和見の我が来し方や致命祭 牛食ても鯨だめだと獺祭り
末黒野や明日香に確と歴史(とき)巡り 末黒野や今国難の時なれど
逞しき根張る雑草(あらぐさ)焼野かな 猫の恋昔チョコなどもらひけり
地図になき浄土の道や涅槃西風 涅槃西風優しき笑みの地蔵かな
じょじょはいてみいちゃん待ってる遅き春
遅き春六十路咲きたきフォト句かな 笑へる日やがて来るはず遅き春
恋猫や奥村チヨの甘え声 はだれ雪心に襞の一つ増え 苦さ辛さありて青春はだれ雪 育毛剤の効果ぢわりとはだれ雪
北国にまだまだ遠しはだれ雪 凧糸に繋がれしまま来たりけり
この星に広く生き鳥雲に入る 鳥雲に入る月も日もなき夕間暮れ
鳥雲に入るSFの絵の如く 未来へと生きむ鳥雲に入る
海苔を干す岬回れば故郷(さと)の道 海苔干すや姉さんかぶりに刻む皺
福は内浪花起こしの気概込め
(ふくはうちなにわおこしのきがいこめ)

2月1日に、大阪通天閣で、一足早い豆まきがありました。
すごい報道陣で前を占拠されて、その上人にもみくちゃにされ
なかなかいい写真が撮れませんでした。
お恥ずかしい写真ですが・・・・。
びりけんの足裏掻きて福は内
(びりけんのあしうらかきてふくはうち)

通天閣というと、ビリケンさんです。
足の裏を掻くとご利益があるとか。
福豆に描かれているのがビリケンさんです。
この福豆を、人に押されまくりながら、
五袋をゲットしました。

美脚がたくさん並びましたが、その句はまた後日。

OSKのトップスターや、今宮戎神社の福娘、
ダンスボーカルグループのosaka翔ギャングなどが
華やかに豆をまきました。
投稿句有難うございました。
朝酒もなかなか酔わぬ太郎月 よしさん
1月21〜31日にツィッターでつぶやいた句をまとめました。
(一部省略、一部推敲)
大寒の祖母の縄綯ふ夜んべかな 大寒や裸婦像の胸つんと張り
大寒や隣家の雨戸開ける音 綱貫や来し方紆余し曲折し
綱貫や軍靴支配す国のあり 擦り切れし心に今宵寒の雨
鬼平の決めのせりふや火事羽織 火事羽織江戸のめ組の纏振り
火事羽織机抱えて逃げにけり 火事羽織人に隠れた力あり
冬深し今更あわてふためかず 冬深し散歩の犬の貴人めき
正直に言ひて孤独の寒夜かな 狩人のつり橋揺らし行きにけり
狩人の老いて深山の熊や猪 誇らしく煙管ひと吸ひ老猟夫
狩人や女心の的はずし 寒垢離を終えし女人や弥勒顔
伸びきりし心切れそな寒夜かな 交ふ人に君の面影鎌鼬
振り振られ思ひ出ふつと鎌鼬 真心のふつふつふつと助炭かな
幼日の乱歩に耽し助炭かな 鋤炭する“もつたいない”の温みかな
踊り子の白き足首牡丹雪 この星の温みふつふつ助炭かな
晩年の身軽さ朝の寒蜆 柴漬に餌探す鴨のゆたりかな
柴漬やキャバクラ嬢の誘う声 葉牡丹の渦めく女心かな
葉牡丹や解けぬ心のわだかまり 葉牡丹や女心の謎めきて
蝋燭焼むかしむかしを語り出し 蝋燭焼人肌酒のあればよし
酔漢のごろ寝のごとき竹瓮かな 一点を鷺の見つめる竹瓮かな
猪突して我が来し道の竹瓮かな 霜降りてそこはかとなき今朝の夢
石仏の赤き前垂れ霜降りぬ 産土の気比の松原雪しまき
故郷の湯尾(ゆのお)の駅や雪姉妹 鍋破一切れ残る遠慮かな
いい人の仮面を脱ぎて鍋破 鍋破割り勘負けしてならじ
妻と毒似て非なるかなふくとふぐ 河豚肝や人と生まれし幸不幸
人間や牛豚食し河豚食し 墓囲ふ人も老いけり過疎の里
己が墓囲ひて先を生きんかな 湖氷る女神伝説眠らせて
くるま座の囲炉裏火とろろ昭和の夜 蝋梅や卑屈にならず出しゃばらず
蝋梅やぽつりぽつりと吐く本音 蝋梅の躊躇いぎみに咲きにけり
寒搗きのあまえてみたき温みかな 寒搗きの糠の仄香の温みかな
野仏に笠かぶせたき牡丹雪 雪降るや思惑に白も黒もなく
祖母ちゃんの知恵の温みや飯櫃入 貧しさの中に足りし日飯櫃入
飯櫃入三杯目にはそっと出し 手足荒る人の心のこの頃は
手の荒れて白墨の字のなおさらに
新春関東オフ会に欠席投句した句です。
厳しい結果でしたが、選んでいただいた皆様、
有難うございました。
じんわりとをみな目覚むる寒の紅
(じんわりとおみなめざむるかんのべに)

零点句でした。
女心を詠むところに無理がありましたかね。
囲炉裏火や昭和の日々の子だくさん
(いろりびやしょうわのひびのこだくさん)

〔選者〕 臥竜さん 伊井塩梅さん 有難うございました。
子供の頃の囲炉裏端を思い出して詠みました。
写真は、昨年1月の、大阪オフ会でのものです。
何しろ、囲炉裏がないもので。
浅草に女神舞ふ小屋春隣
(あさくさにめがみまうこやはるどなり)

〔選者〕 伊井塩梅さん、幢舟さん、たんとさん、うららさん
有難うございました。
関東オフ会の舞台、浅草を想像して詠みましたので、
写真は、昨年秋の大阪オフ会でのものです。
投稿句有難うございました。
ざざ虫の行く手や哀れ四つ手網 よしさん
正直に言ひて孤独の寒夜かな
(しょうじきにいいてこどくのかんよかな)

しりとり五七五参加句です。
正直に本音、正論を言って、孤立することって多いですよね。
越前の深き山里紙を漉く
(えちぜんのふかきやまざとかみをすく)

ツィッターでの季題「紙を漉く」で詠んだ句です。
福井県越前市は、越前和紙の産地として知られています。
写真は、私の出身地南越前町湯尾(ゆのお)で、
和紙の里ではありません。
今年の今頃は、1mを越える雪になっていると思います。
投稿句有難うございました。
目の病(やまい)冬まくなぎと見えたれど よしさん
故郷は雪が深いとカーラジオ ヨーコちゃん
雪を乗せ人乗せ混合列車行く ヨーコちゃん
























