鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

鳥渡る

2016-09-29 10:21:25 | 写真俳句

鳥渡る人情廃る渡世かな

(とりわたるにんじょうすたるとせいかな)

写真は鳥に代わって、韮の花に代役してもらいました。

 

うすれゆく郷の縁や鳥渡る

(うすれゆくさとのえにしやとりわたる)

写真は鳥に代わって、マメアサガオに代役してもらいました。

 

9月30日から3日間、ブログを休みます。

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寝枕

2016-09-26 15:31:23 | 写真俳句

季語迷ひ盛りの秋の玉すだれ

(きごまよいさかりのあきのたますだれ)

玉すだれの花は、夏の季語だが、むしろ今が盛り。

背景の簾も夏の季語。

 

亡き義父の夢に立ちけり菊枕

(なきちちのゆめにたちけりきくまくら)

 

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秋の風

2016-09-24 17:25:47 | 写真俳句

一病を得て秋風の薬かな

(いちびょうをえてあきかぜのくすりかな)

 

よみがへる五感の確と秋の風

(よみがえるごかんのしかとあきのかぜ)

 

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秋分

2016-09-22 10:22:52 | 写真俳句

秋分や長さ変はらぬ赤信号

 (しゅうぶんやながさかわらぬあかしんごう)

 

秋分や無住の家に鳴る時計

(しゅうぶんやむじゅうのいえになるとけい)

 

      9月11日~20のつぶやき句を32句にまとめました。

     少女吹くサックスの音や鵙日和        口笛のよく鳴る今朝や鵙日和

     老いなりの日課がありて鵙日和        休日は少年となる鵙日和

     きちきちや昨日も今日もまた明日       雲はまだ鱗になれず曼珠沙華

     石舞台古墳を包み彼岸花            甘樫の丘の盛衰彼岸花

     もろこしの過ぎし良き日のおやつかな     芋嵐睨みをきかす仁王像

     謝ればすむことなのに芋嵐           言ひ訳はしない男の子や芋嵐

     月今宵四十二年を連れ添ひて         五十余年経て麗人や月今宵

     老いてなほ嫉妬の火種月今宵         待ち合はす古刹の池や鴨来る

     鴨来る旅の話をしてたもれ            孤独なる老いの待ち居や鴨来る

     言ひ訳はしない男の子や芋嵐         湖風吹く近江平野や稲を干す

     稲掛けや琵琶遠望の景となり         稲掛けや鯖街道に朽木宿

     雨降れと願ふ朝や運動会           父は無く母もゐぬ子や運動会

     寅さんは今どのあたり草の絮         人の世の多きしがらみ草の絮

     人の世の愁ひ喜び草の絮           遠き日の波と寄せ来る秋の海

     雑念をすべて白紙に秋の海          暮れ早く静かなるかな秋の海

     太陽が明日へと沈む秋の海          北前の交ひし往時や秋の海

 

 

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稲掛け

2016-09-19 09:42:34 | 写真俳句

稲刈りや日野山麓の景となり

(いねかりやひのさんろくのけいとなり)

 

稲掛の投げ上げ受ける呼吸かな

(いなかけのなげあげうけるこきゅうかな)

子供の時には、段に上がり受けたり、

下から投げ上げたりの作業をこなしたものです。

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花畑

2016-09-16 08:16:15 | 写真俳句

老いてなほ夢持つ婆の花園かな

(おいてなおゆめもつばあのかえんかな)

 

花畑柔和な爺になりにけり

(はなばたけにゅうわなじいになりにけり)

 

花畑行き着く先の浄土かな

(はなばたけゆきつくさきのじょうどかな)

 

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鳳仙花(爪紅)

2016-09-13 16:41:13 | 写真俳句

爪紅やままごと妻の母に似て

(つまべにやままごとづまのははににて)

 

鳳仙花歌ひて天に召されけり

(ほうせんかうたいててんにめされけり)

 

爪紅の弾けてあの日別れけり

(つまべにのはじけてあのひわかれけり)

 

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二百二十日

2016-09-11 12:09:26 | 写真俳句

あの人を信じてみたき厄日かな

(あのひとをしんじてみたきやくびかな)

 

怨み事ひとつ流さむ厄日かな

(うらみごとひとつながさんやくびかな)

 

       9月1日~10日のつぶやき句を32句にまとめました。

     故郷は稲の香中にありにけり         吹き降りる稲の香郷の棚田かな

     故郷へ稲の香りの近江かな          老い易く学成り難し青瓢

     故郷の味にほろ酔ふ瓢酒           柔肌の腰のくびれや青瓢

     ひょうひょうと老いを生きたし瓢酒      遊ぶ父無き子でありき草相撲

     若乃花名乗りて挑む草相撲          田畑で鍛へし力草相撲

     桐一葉落ちて深まる静寂かな         水音の静かに一葉流れけり

     言の葉にならぬこと聴く一葉かな       五千円の去ること速き一葉かな

     細々と揺るる灯明鉦叩              七十路の聴覚検査鉦叩

     みそはぎの丈より低き農婆かな        みそはぎを誰が供へしか無縁墓

     みそはぎや光秀眠る谷性寺           故郷の闇こそ良けれ天の川

     闇深き奥穂の小屋の銀河かな         幾山河先の故郷天の川

     阿弥陀経聞こゆる夜や鉦叩           ひと嵐過ぎ去りてより白露

     雨止みのひと間小鳥を聞く白露        みどり児のころころ笑ふ白露かな

     比良の嶺を遠くに秋の琵琶湖かな       ちぎれたる恋を沈めに秋の湖

     龍神の伝説秘めて秋の湖             丹波なる三和の山里葡萄棚

     葡萄棚腹いっぱいに食べたのに        里山の裾まで映えて葡萄棚

 

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台風

2016-09-09 14:03:06 | 写真俳句

台風に目あり心もあらばやと

(たいふうにめありこころもあらばやと)

 

台風や犬も食はない喧嘩あと

(たいふうやいぬもくわないけんかあと)

 

台風の進路気になる夕餉かな

(たいふうのしんろきになるゆうげかな)

 

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白露

2016-09-07 12:20:31 | 写真俳句

病める目に一滴たらす白露かな

(やめるめにいってきたらすはくろかな)

 

言霊の幸ふ国の白露かな

(ことだまのさきわうくにのはくろかな)

 

白露とて人世のおどろおどろかな

(はくろとてひとよのおどろおどろかな)

 

 

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