鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

晩夏

2016-07-28 14:55:01 | 写真俳句

 この国の沈没思ふ夏の雲

 (このくにのちんぼつおもうなつのくも)

 

 

 雨音の止みて更なる溽暑かな

(あまおとのやみてさらなるじょくしょかな)

明け方の雨がやんで、蒸し暑さがなお増した今日。

 

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昼の蚊

2016-07-25 15:25:17 | 写真俳句

昼の蚊を叩き損ねし飛蚊症

(ひるのかをたたきそこねしひぶんしょう)

写真の空蝉には悪いけど、ブレ具合もあるので

蚊の代わりを務めてもらいました(汗)

 

昼の蚊や薬漬けなる血であれば

(ひるのかやくすりづけなるちであれば)

 

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大暑

2016-07-22 17:08:25 | 写真俳句

魂の盗まれさうな大暑かな

(たましいのぬすまれそうなたいしょかな)

 

ひたすらの仏慈の並ぶ大暑かな

(ひたすらのぶつじのならぶたいしょかな)

 

       7月11日~20日のつぶやき句を30句にまとめました。

     梅雨冷えの大政翼賛選挙かな         改憲を言下に隠し舌鮃

     憂きことは置きて一杯舌鮃            手花火に瞬時泣き止む幼児かな

     手花火の音符のやうに弾けけり        手花火の尽きて戻れる憂き世かな

     夜濯や愛の火照りを鎮めつつ         愛し子の寝顔を糧に夜に濯ぐ

     夜濯や襟につきたる紅の跡          夜濯や宵に褄とる女の身

     すててこや将棋仲間の集ふ夕         ステテコを使へぬままに逝きにけり

     すててこや男やもめの侘び住まひ       すててこの岡目八目集ひけり

     雷鳥やむかし太陽たりしこと           雷鳥やみくりが池に雄山映え

     雷鳥を愛でむくつけき山男            放棄田を覆いたりけり青薄

     青薄切り傷絶えず田舎つ子           故郷の無住の庭や青薄

     兄よりも勝るお転婆捕虫網            捕虫網そして彼女を得たりけり

     幽霊やぞろぞろ出たる兵馬俑         御来迎槍の穂先の浄土かな

     御仏の掌に生かされて御来迎         御来迎即身仏の心地かな

     山女魚焼く男やもめの独り酒           山姥の舌なめづりす山女魚かな 

     治安良き遠き昭和の蚊帳寝かな        エスエルを子守唄とす蚊帳寝かな

 

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夏バテ

2016-07-20 16:24:29 | 写真俳句

夏負けやそれでも減らぬメタボ腹

(なつまけやそれでもへらぬめたぼばら)

この猫ちゃんは、メタボではなさそうですが。

 

夏負けと言い訳しつつ酒二合

(なつまけといいわけしつつさけにごう)

 

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花蓮(その2)

2016-07-18 15:28:27 | 写真俳句

花蓮の一途一心咲きにけり

(はなはすのいちずいっしんさきにけり)

 

約束を違えぬあいつ蓮咲きぬ

(やくそくをたがえぬあいつはすさきぬ)

 

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花蓮(その1)

2016-07-15 15:11:14 | 写真俳句

蓮酒を酌みて長寿の心地かな

(はすざけをくみてちょうじゅのここちかな)

 

しづしづと巫女の白衣や蓮の花

(しずしずとみこのびゃくいやはすのはな)

 

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握り鮨

2016-07-13 15:33:44 | 写真俳句

別腹といふ腹のあり握り鮨

(べつばらといふはらのありにぎりずし)

 

大将の手の年輪や握り鮓

(たいしょうのてのねんりんやにぎりずし)

この写真は、かつてのNHK朝ドラ「ちりとてちん」のセットです。

 

握り鮨ネタは越前浜あがり

(にぎりずしねたはえちぜんはまあがり)

これも、「ちりとてちん」のセット風景です。

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サングラス

2016-07-11 15:12:34 | 写真俳句

物忘れ歳のせいかな汗を拭く

(ものわすれとしのせいかなあせをふく)

顔エステの効果出ている?我が肌(^O^)/

 

サングラス渡哲也を気取りけり

(さんぐらすわたりてつやをきどりけり)

カラオケ喫茶のママやお客さんがそう言っておだてるものですから。

 

       7月1日~10日のつぶやき句を34句にまとめました。

     水芭蕉母子観音の慈顔かな          白嶺に遠く抱かれ水芭蕉

     七十路へいよよ急坂半夏生          ひっそりと逝きしあいつや桜の実

     名を残すほどのこと無く桜の実        実桜の人に知られで落ちにけり

     独り酒シンと飲み聞く氷雨かな        予報士の言ひ訳めける氷雨かな

     背泳ぎや故郷を離りて日々遠く        現役を退きて九年桜の実

     頂を目指す急坂岩燕              北穂より目指す奥穂や岩燕

     岩燕北アルプスにある銀座          山ガールの姦しきかな岩燕

     歩きても立ちても美しき百合の花       少女らの小悪魔めきて小鬼百合

     乳飲み子を抱きて教へ子百合の花      恋すてふ鉄砲百合に撃たれけり

     人魂と紛ひたる子ら夕蛍            年輪を刻みし顔や半夏生

     舞妓舞ふ白きうなじや半夏生         さういへば奴の逝きし日夕蛍

     選挙カーのいよよ声増す小暑かな      お決まりの愚痴が口突く小暑かな

     重ね来し罪の多さや草を抜く         草抜きや賽の河原で石積む子

     日々に聞く妻の愚痴かな草むしり       片恋に嘆く源氏や帚草

     掃き清めたきこと数多箒草           今日の雲昨日のことは忘草

     放棄田に彩を添えけり野萱草         夕立の来てあたふたと別れけり

     夕立やつひに告白できぬまま         夕立や軒を借りたる多生の縁

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青田

2016-07-09 16:42:48 | 写真俳句

白鷺の餌を狙い佇つ青田かな

(しらさぎのえをねらいたつあおたかな)

季重なり確信句です(~_~;)

 

故郷の峪駆け下り青田風

(ふるさとのたにかけくだりあおたかぜ)

 

街人の暮しを撫でて青田風

(まちびとのくらしをなでてあおたかぜ)

我が家の2階からの風景。

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小暑

2016-07-07 14:08:13 | 写真俳句

小暑てふ響きに余る小暑かな

(しょうしょてふひびきにあまるしょうしょかな)

ここ数日の暑さは、とても小暑では済まされない暑さです。

 

短冊に願いを託す小暑かな

(たんざくにねがいをたくすしょうしょかな)

「七夕」で詠みたいところですが、秋の季語なので。

 

曲がる背を容赦なく射す小暑かな

(まがるせをようしゃなくさすしょうしょかな)

私の後ろ姿です。背中が曲がってきています。

 

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