鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

菜の花忌

2012-02-14 06:00:32 | 写真短歌・写真俳句

坂の上に一つ雲あり菜の花忌

(さかのうえにひとつくもありなのはなき)

2月12日は、作家司馬遼太郎の忌日(菜の花忌)でした。

それに因んで、ツイッターで課された季題がこれです。

「坂の上の雲」・・・・写真に雲は浮かんでいませんが、

そのイメージで詠んでみました。 

 

サックスの少女煌く菜の花忌日

(さっくすのしょうじょきらめくなのはなき)

 散歩コースの河川敷で、女子生徒らが、

サックスの練習をしていたのを見て詠みました。

実は、菜の花はまだ咲いていません。

古い写真を使いました。

 

 

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2012-02-12 05:53:23 | 写真短歌・写真俳句

風吹けど揚がらぬままの凧なりき

(かぜふけどあがらぬままのたこなりき)

 

自分のことです。

いい風が吹いた時期もあったと思うのですが、

とうとう揚がれずに・・・。

 

 

凧揚げの園児ら風を拾いけり

(たこあげのえんじらかぜをひろいけり) 

 近くの幼稚園の園児たちが、凧揚げをしていました。

 

投稿句有難うございました。

涅槃会や食うてなんぼの寝釈迦かな  よしさん

 

2月1日から10日までのツィッターでつぶやいた句をまとめました。

                     (一部削除 一部推敲)

肩書きも名誉もあらず牡蠣女                      異国より来たり黙して牡蠣を剥く

雁木路の軒に繋がる縁かな                          雁木道屋根の高さを歩きけり

閉ざされしシャッター数多雁木道               雪割燈暮しの端を照らしつつ

雪割燈闇に消え行くラストシーン           待春やマネキンだけが似合ふ服

ぽつぽ屋の熱き心や雪割燈                    春を待つミニから覗く美脚かな

雪の夜の抱かるる背ナに「好き」の文字     顔エステして面相の鬼やらい

建前の裏に隠れる鬼やらい                          柊を挿すほど痛む心かな

絵手紙に春待つ色の溢るかな                      榾煙変わらぬ山河残さばや

欲と言ふ火種を消して榾を焚く                   立春や今日は鴉の声も澄み

教へ子のフェイスブックや早春賦               魚氷に上る若いと踊らされ

老骨のときめきや魚氷に上る                       堅雪に乗りて通学児童かな

堅雪の如き脳なる句詠みかな        現役の日の夢いまだ冴え返る

大法螺を吹けぬ栄螺でありにけり                閉ぢる間に焼かる栄螺の我が身かな

山深き隠れの里や致命祭                             この国に大義はなきや致命祭

日和見の我が来し方や致命祭        牛食ても鯨だめだと獺祭り

末黒野や明日香に確と歴史(とき)巡り      末黒野や今国難の時なれど

逞しき根張る雑草(あらぐさ)焼野かな    猫の恋昔チョコなどもらひけり

地図になき浄土の道や涅槃西風       涅槃西風優しき笑みの地蔵かな

じょじょはいてみいちゃん待ってる遅き春 

遅き春六十路咲きたきフォト句かな        笑へる日やがて来るはず遅き春          

恋猫や奥村チヨの甘え声                  はだれ雪心に襞の一つ増え              苦さ辛さありて青春はだれ雪              育毛剤の効果ぢわりとはだれ雪          

北国にまだまだ遠しはだれ雪              凧糸に繋がれしまま来たりけり          

この星に広く生き鳥雲に入る              鳥雲に入る月も日もなき夕間暮れ    

鳥雲に入るSFの絵の如く                 未来へと生きむ鳥雲に入る               

海苔を干す岬回れば故郷(さと)の道      海苔干すや姉さんかぶりに刻む皺

 

 

 

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フェイスブック

2012-02-10 06:00:36 | 写真短歌・写真俳句

教へ子のフェイスブックや早春賦

(おしえごのふぇいすぶっくやそうしゅんふ)

永く連絡取れていなかった教え子たちとの連絡がとれ、

フェイスブックが賑やかになりました。

教え子と言っても、いい大人ばかりですが。

写真は、我が家のキルタンサスです。

 

行間に子らの声聞く春ともし

(ぎょうかんにこらのこえきくはるともし)

フェイスブックですから、細々の連絡はないですが、

今の様子が窺われてきます。

 

投稿句有難うございました。

末黒野や子等の足跡くっきりと  よしさん

 

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早春の雨

2012-02-08 05:50:19 | 写真短歌・写真俳句

不整脈に目覚む夜来の春の雨

(ふせいみゃくにめざむやらいのはるのあめ)

時々不整脈に襲われるのですよ。

 

春眠に誘ふ歯科のメンテかな

(しゅんみんにいざなうしかのめんてかな)

定期的に歯医者で、メンテナンスを受けています。

気持ちよくって寝てしまうことも。

 

 投稿句有難うございました。

大ボスの猫は小便いぬふぐり  よしさん

 

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春立ちぬ

2012-02-06 05:54:23 | 写真短歌・写真俳句

逢ひたくて駆け出したくて春立ちぬ

(あいたくてかけだしたくてはるたちぬ)

適当な写真がなくて、先日の豆まきの写真ですが・・・。

 

風韻を今日は閉ぢ込め春立ちぬ

(ふういんをきょうはとじこめはるたちぬ)

立春の日は、「風韻」感じる穏やかな日和でした。

 

投稿句有難うございました。

あの声は雨に打たるる猫の妻  よしさん

 

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福は内

2012-02-04 05:44:48 | 写真短歌・写真俳句

明日思ひ得る幸せや福は内

(あすおもいうるしあわせやふくはうち)

明日のことに思いを致すことのできること、

考えたら幸せなことですね。

写真は2009年2月、京都八坂神社の撮影です。

今年は風邪気味で行けませんでした。

 

福豆を争ふ姿邪気を見ぬ

(ふくまめをあらそうすがたじゃきをみぬ)

この写真は、昨年2月のものです。

皆さん、すごい押し合いへし合いで、大変でした。

句は、ツィッターの句を推敲したものです。

 

投稿句有難うございました。

 

白魚火(しらおび)を温しと云うて酒を酌み   よしさん

 

 

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通天閣豆撒き

2012-02-02 06:00:56 | 写真短歌・写真俳句

福は内浪花起こしの気概込め

(ふくはうちなにわおこしのきがいこめ)

2月1日に、大阪通天閣で、一足早い豆まきがありました。

すごい報道陣で前を占拠されて、その上人にもみくちゃにされ

なかなかいい写真が撮れませんでした。

お恥ずかしい写真ですが・・・・。

 

びりけんの足裏掻きて福は内

(びりけんのあしうらかきてふくはうち)

通天閣というと、ビリケンさんです。

足の裏を掻くとご利益があるとか。

福豆に描かれているのがビリケンさんです。

この福豆を、人に押されまくりながら、

五袋をゲットしました。

美脚がたくさん並びましたが、その句はまた後日。

 OSKのトップスターや、今宮戎神社の福娘、

ダンスボーカルグループのosaka翔ギャングなどが

華やかに豆をまきました。 

 

投稿句有難うございました。

朝酒もなかなか酔わぬ太郎月   よしさん

 

1月21〜31日にツィッターでつぶやいた句をまとめました。

                      (一部省略、一部推敲) 

大寒の祖母の縄綯ふ夜んべかな    大寒や裸婦像の胸つんと張り

大寒や隣家の雨戸開ける音      綱貫や来し方紆余し曲折し

綱貫や軍靴支配す国のあり      擦り切れし心に今宵寒の雨

鬼平の決めのせりふや火事羽織    火事羽織江戸のめ組の纏振り

火事羽織机抱えて逃げにけり     火事羽織人に隠れた力あり

冬深し今更あわてふためかず     冬深し散歩の犬の貴人めき

正直に言ひて孤独の寒夜かな     狩人のつり橋揺らし行きにけり

狩人の老いて深山の熊や猪      誇らしく煙管ひと吸ひ老猟夫

狩人や女心の的はずし        寒垢離を終えし女人や弥勒顔

伸びきりし心切れそな寒夜かな    交ふ人に君の面影鎌鼬

振り振られ思ひ出ふつと鎌鼬     真心のふつふつふつと助炭かな

幼日の乱歩に耽し助炭かな      鋤炭するもつたいないの温みかな

踊り子の白き足首牡丹雪                   この星の温みふつふつ助炭かな

晩年の身軽さ朝の寒蜆        柴漬に餌探す鴨のゆたりかな

柴漬やキャバクラ嬢の誘う声     葉牡丹の渦めく女心かな

葉牡丹や解けぬ心のわだかまり    葉牡丹や女心の謎めきて

蝋燭焼むかしむかしを語り出し      蝋燭焼人肌酒のあればよし

酔漢のごろ寝のごとき竹瓮かな           一点を鷺の見つめる竹瓮かな

猪突して我が来し道の竹瓮かな           霜降りてそこはかとなき今朝の夢

石仏の赤き前垂れ霜降りぬ                産土の気比の松原雪しまき

故郷の湯尾(ゆのお)の駅や雪姉妹      鍋破一切れ残る遠慮かな

いい人の仮面を脱ぎて鍋破                    鍋破割り勘負けしてならじ

妻と毒似て非なるかなふくとふぐ          河豚肝や人と生まれし幸不幸

人間や牛豚食し河豚食し                        墓囲ふ人も老いけり過疎の里

己が墓囲ひて先を生きんかな                 湖氷る女神伝説眠らせて

くるま座の囲炉裏火とろろ昭和の夜    蝋梅や卑屈にならず出しゃばらず

蝋梅やぽつりぽつりと吐く本音              蝋梅の躊躇いぎみに咲きにけり

寒搗きのあまえてみたき温みかな          寒搗きの糠の仄香の温みかな

野仏に笠かぶせたき牡丹雪                     雪降るや思惑に白も黒もなく

祖母ちゃんの知恵の温みや飯櫃入           貧しさの中に足りし日飯櫃入

飯櫃入三杯目にはそっと出し                  手足荒る人の心のこの頃は

手の荒れて白墨の字のなおさらに      

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寒しじみ、葉牡丹

2012-01-31 06:40:21 | 写真短歌・写真俳句

高望みしない幸せ寒しじみ

(たかのぞみしないしあわせかんしじみ)

ツィッターの季題「寒しじみ」で詠んだ一句です。

幸せというのは、高望みしたら、きりがありませんからね。

 

門前の人生訓と葉牡丹と

(もんぜんのじんせいくんとはぼたんと)

ツィッターの季題「葉牡丹」で詠みました。

今日の二句は、写真と句が付き過ぎですね。

 

投稿句有難うございました。

耳袋(イヤーマフ)父命日を忘れをり よしさん

 

1月のブログ作品をアルバムデジブックにまとめました。

よろしければご覧ください。

 

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新春関東オフ会参加句

2012-01-29 05:42:38 | 写真短歌・写真俳句

新春関東オフ会に欠席投句した句です。

厳しい結果でしたが、選んでいただいた皆様、

有難うございました。

じんわりとをみな目覚むる寒の紅

(じんわりとおみなめざむるかんのべに)

零点句でした。

女心を詠むところに無理がありましたかね

 

囲炉裏火や昭和の日々の子だくさん

(いろりびやしょうわのひびのこだくさん) 

〔選者〕 臥竜さん 伊井塩梅さん 有難うございました。

子供の頃の囲炉裏端を思い出して詠みました。

写真は、昨年1月の、大阪オフ会でのものです。

何しろ、囲炉裏がないもので。 

 

浅草に女神舞ふ小屋春隣

(あさくさにめがみまうこやはるどなり)

〔選者〕 伊井塩梅さん、幢舟さん、たんとさん、うららさん

有難うございました。

関東オフ会の舞台、浅草を想像して詠みましたので、

写真は、昨年秋の大阪オフ会でのものです。

 

投稿句有難うございました。

ざざ虫の行く手や哀れ四つ手網   よしさん

 

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孤独の夜、越前和紙

2012-01-27 06:43:14 | 写真短歌・写真俳句

正直に言ひて孤独の寒夜かな

(しょうじきにいいてこどくのかんよかな)

しりとり五七五参加句です。

正直に本音、正論を言って、孤立することって多いですよね。

 

越前の深き山里紙を漉く

(えちぜんのふかきやまざとかみをすく)

ツィッターでの季題「紙を漉く」で詠んだ句です。

福井県越前市は、越前和紙の産地として知られています。

写真は、私の出身地南越前町湯尾(ゆのお)で、

和紙の里ではありません。

今年の今頃は、1mを越える雪になっていると思います。

 

投稿句有難うございました。

 

目の病(やまい)冬まくなぎと見えたれど  よしさん

故郷は雪が深いとカーラジオ       ヨーコちゃん

雪を乗せ人乗せ混合列車行く      ヨーコちゃん

 

 

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