一月の古新聞に、目を通しています。
ニュースはTVで見ていても、新聞はつい後回しになり、
古新聞の回収日(月の第3金曜日)が近づきますと、
慌てて目を通して、束ねています。
こんな記事が、有りました。
この国もまだいけそうだ、と少し安心した・・・。
東洋大学が、全国から募った第21回「現代学生百人一首」で、
中高生らが寄せた、約6万首から100首が入選し、その中の主な
ものが書かれていました。
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「 現代学生百人一首 」
* 家族への思いと、温かい観察眼に驚かされる。
・ 両親の 働く姿に 胸打たれ
そっと終わらす マイ反抗期
・ ほうれん草の おひたし最近 ミズっぽい
握力落ちた 母の細腕
・ 仲間との そば打ち語る 父の顔
白髪頭の 少年がいる
* 柔らかな視線の先は、親だけではない。
・ おじいちゃん みんなの話題と 違うけど
私はちゃんと 聞いてるよ
・ 帰るねと 言ったら急に 話し出す
祖母の顔見て まだいようかな
・ おばあちゃん さっきも言ったよ その話
忍びよる影 そっと肩抱く
* 恋や、家族を見つめなおす作品など。
・ 大好きな 君に会えるの 期待して
今朝もいつもの 各駅停車
・ エアコンで 家族が集う 夏の居間
異常気象が もたらす絆
・ 受験費用 心配しなくて 良いからと
父のメールに 涙こらえる
*** 朝日新聞・天声人語より・抜粋にて ***
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ハンカチ王子、はにかみ王子など、さわやかな王子のいることが、
殺伐した社会の、清涼剤にもなっているようです。
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ウオーキング~雨のためお休みしました
子供の事件も多く、日本も変わってしまったと、
思えてなりませんでしたが、読まれた歌から
感動をいただき、優しい気持ちの子供も沢山いると、
ホッとした安心の気持にも、なりました。
優しい、思いやりの心は、失うことなく、
ますます育ってほしいと、願ってしまいます。
反抗期をそっと終わらせたり、
母親の握力の落ちた事を心配したり
できるんですね。
この国もまだまだいけそうな気配が
してきました。
極端に悪いニュースに振り回されて
身逃しそうでした
とても、心が暖まりました。