気ままな思いを

何気ない日々のこと 感想 思いなどを
綴る雑日記です 

i PS(アイピーーエス)細胞ってなに?

2009-06-27 | 言葉の意味は


「iPS細胞」が、いろんな病気を治せるって本当?

iPS細胞は、体のあらゆる種類の、細胞になることができる。

できた細胞を、治療に使える日は、まだ先になるけれど、病気や
ケガで傷ついた細胞のかわりとして、働いてくれるくれることが、
期待されている。

人の皮膚などの細胞をもとに、人工的につくり出したので、
私たちの体にない細胞で、「人工多能性幹細胞」と呼ばれている。

人の細胞は数百種類、脳も含めると3千種類あるという人もいるほど。
その一つ一つが心臓や骨など、
私たちの体を形作る基本パーツになっている。

受精卵ができてから、一週間ぐらいたつと、すべての体の細胞に
生長できる「種(たね)細胞」ができる。ここから、個性豊かな細胞が
増え続けて、体のさまざまな部分をつくっていく。

役割をもった細胞のになることを、「細胞が分化する」、という。
いったん分化した細胞は、もう「種細胞」に戻れないし、ほかの
どんな細胞にも、なれない。

細胞はやり直しが利かないため、哺乳類の分化は、
逆戻りできない、「一方通行」って考えられていた。

ところが、バイオテクノロジーの技術を使って研究室で、
大人の皮膚の細胞を、「種細胞」まで戻すことが、できてしまった。

こうしてできた種細胞が、iPS細胞です。
京都大学の、山中 伸弥先生たちが、初めて作ったのです。


        種(たね)細胞~あらゆる細胞に、生長できる
  逆戻り     ~遺伝子を働かせる


    *** 朝日新聞・DO科学より、抜粋にて ***


ご参考になさってください


最新の画像もっと見る

コメントを投稿