たんぱく質は私たちにとっては、大切な栄養源です。
肉、魚、卵など様々な食品からたんぱく質を摂取しています。
水分を除くと、私たちの体の半分近くを占める重要な物質です。
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たんぱく質は体内でも合成することができますが、一方で、老廃物と
して排泄されてしまうため、その分の材料を補う必要があるのです。
たんぱく質の正体は、複数の「アミノ酸」が鎖のように連なり、折り
たたまれた「ひも」です。
私たちの体を構成するたんぱく質は、10万種類に達すると言われます。
たんぱく質には、体の構造を作る「部品」としての役割があります。
筋肉に多い「アクチン」、髪の毛や爪の「ケラチン」、皮膚や骨の材料
になる「コラーゲン」などがそうです。」
永田和宏・京都産業大教授(細胞生物学)は「古いたんぱく質と新しい
たんぱく質を猛スピードで入れ替えることで、生命が成り立っている」
と説明します。
生まれつき特定のアミノ酸が作れないと、様々な遺伝性の病気を発症
します。アルツハイマー病患者の脳内には、異常なたんぱく質が蓄積
することが分かっています。
高齢者に多い白内障は、目のレンズを構成するたんぱく質が変質し、水晶体
が濁る病気です。これらは、たんぱく質をうまく作れなかったり、品質管理
する仕組みが働かなかったりすることが原因とみられます。
*** 朝日新聞・今さら聞けないより抜粋にて ***
たんぱく質の摂取の大切さとともに、摂り過ぎもよくないことが分かりました。
漠然と、たんぱく質と言っていましたが、大切さに変わりはないのですね。
大きなシダレの木でした。。。。。