年の瀬に向けての用事を今日も一つ片付ける。
昼前の南行徳駅前の加藤海苔店へ。
例年のように、正月のお土産・親がお遣いものにする分の海苔の発送をお願いしてくる。
そのあと、昼飯は駅前のなか卯で鶏塩うどん。
そして葛西のいつもの床屋へ行って散髪。
昼間、出かけたときは中厚のブルゾンでいいと思って着ていったが、今日はずいぶんと寒い。夕方、予報を見ると12月並の寒気が入ってきたようだ。夜に出かけるときはダウンジャケットにする。
出かけた先はジャズライブのHot House。
飲み物は先ずビール。
今日はこの店では珍しいトラブル。トリオでやるはずが、ベースの小杉敏さんがいつまで経っても現れない。携帯電話に掛けても留守番電話になるばかりで、何かのトラブルに巻き込まれたのかとちょっとした騒動になる。
ママさんが仕事の依頼をしたときのLINEを見返して、どうやら予定などについてやりとりしているうちに最終的な出演の了解を得ていないのに、得ているという思い込みで互いに認識違いがあったようだ。こうした話はいろんなところで聞くようなものだ。
それで結局、今日はピアノとドラムのデュオになる。ピアノの松井節子さんとドラムの渡辺文男さん。
ステージ途中で渡辺文男さんのボーカルもあった。
ビールのあとはジャックダニエルの水割り。
ステージ合間の店内スナップ。
チャーム(お通し)をおかわり。最初のはポテトチップスだったが、次は柿ピー。そしてジャックダニエルの水割りをもう1杯。
今日、リクエストした曲は「オブリビオン」。4月か5月の平日ピアノソロで聴いて、次に土曜ライブでピアノトリオがあるときにリクエストしようと思っていた。美しい哀調のメロディを聴いて、これはいい曲だと思ったから。
ところが、松井節子さんが入院してしまい、リクエストは一旦凍結。今回、ようやくピアノトリオでの演奏を聴けると思ったが、ちょっと残念。いずれまた、機会があればリクエストしよう。
「オブリビオン ジャズ」で検索するが、曲の出自などの情報は出てこない。1920年代生まれのジャズピアニストが演奏したCDなどのことが出てくるので、何十年も前から存在している曲のようだ。
数年前の作品で「オブリビオン」というSF映画がある。これをケーブルテレビで見たときに「オブリビオン」という言葉の意味を調べてみた。すると、忘却という意味のようだ。映画とジャズピアノ曲の「オブリビオン」とは無関係だが、その言葉の意味が忘却というのは哀調のメロディを聴くと、何となく分かるような気がする。