行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2018年11月1日(木)の日記

2018年11月01日 | 日記

朝晩の冷え込みが強くなってきた。昨夜は風呂上がりに身体を乾かすとき、扇風機が要らなかった。そして、今日はもう11月だ。

帰りに最近、出来た店に行く。

行徳駅前二丁目だが市川浦安バイパス側にある遊食庵という店。

少し先には湊新田一丁目のマツモトキヨシがあるところ。前はイタリアンの店があったが、最近新しい店になっていることを発見した。でも、店名に”遊食”の文字があるのを見て、かつて行徳駅の近くに”遊食倶楽部”という店があったことを思い出した。

”かつて”と言うのは、もう20年ぐらい前のこと。個人ホームページブームで地域のことを取り上げたサイトがいろいろと出来て、そうしたところの掲示板で遊食倶楽部のことを聞いた。当時は店のホームページもあって、見た覚えがある。

「そのうち行ってみようか。」と思ったが、行徳駅は徒歩圏だったものの、南行徳のほうが近くて最寄り駅である場所に住んでいた頃。結局、行く機会がないままいつの間にか遊食倶楽部はなくなっていた。5年後か10年後かに、ふと、そういう店がかつてあったと思い出し、検索して銀座へ移転したということを知る。

今回、”遊食庵”で検索すると、店のFacebookページや食べログの店のページもあった。食べログのほうを見ると、たしかに前は行徳でやっていて、一度、銀座へ移ったが再び行徳へ戻ってきたと書いてある。これは元遊食倶楽部ではないかと思い、マスターに聞いてみるとやはりそうだった。家の事情などがあって戻ってきたということだ。

なので、自分にとっては20年ぐらい前に入りそこねた遊食倶楽部に、ようやく入れたということになる。

ちなみにかつての遊食倶楽部は、当時のホームページで行徳駅南口側のビルの2階だとかすかに覚えていたが、今は兎の瞳が入っている場所とのこと(→一昨年の秋に兎の瞳へ行ったときの日記)。

さて、飲み食いだがまずは生ビール(スーパードライ)。それとお通し。

カウンターは4席で、その一番奥に座る。そこから見た入口側。

奥の側。

ゆっくりと落ち着いて飲み食いできそうな、いい感じの店。今日は平日の早めの時間で空いていたが、入口そばのカウンターの陰になるテーブル席に家族連れがいた。

食べログにも載っているレギュラーメニューには肉料理もあるが、店内の黒板に書かれたおすすめのものは魚介類がメイン。まずは函館天然本ぶり刺し

脂が乗ったぶりで、ゆっくりと味わって食べる。

次は地酒にしたいがカウンターの上に、定番地酒 福顔 のお品書き。

冊子のお品書きには、越後の酒で蔵元直送と書かれている。新潟は燕三条にある福顔酒造の酒ということ。自分もこれまで飲んだことがない銘柄。

その福顔を冷酒で一合。

他の地酒は純米吟醸などで800円台だが、この福顔は680円。特に香りがいいといったこともない。聞くと、普通酒とのこと。でも、60%ぐらいまで精米しているということだ。

飲むとゆっくりと舌で味わう酒だと分かる。自分も若いときは吟醸酒ブームで香りのいい酒にはまったりしたが、今はゆっくりと味わいながら飲む酒のほうが好みになっている。それで、次の料理が来るあたりで最初のを飲み終えたが、もうちょっとこの酒とつきあってみたくなってもう一合注文。

次の料理は金目鯛かぶと煮

なかなかのボリューム。それに刺身もこのかぶと煮も、付け合わせでわりと野菜が入っている。

最後に何か野菜系を注文しようかと思ったが酎ハイ類も飲んでしまいそう。明日もまだ仕事だから、ちょっと多くなってしまう。なので料理はこの2品でやめておく。お酒も2合で終わり。

それで、お代は4,600円ちょっとだった。