行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2012年3月18日(日)の日記

2012年03月18日 | 日記

自分が持っている折りたたみ自転車BD-1は2台。2001年に購入した8速のノーマルBD-1と、2003年に購入した前2速×後9速=18速のBD-1W。このうち、ノーマルのBD-1を中古自転車買取の店に持って行って売却してくる。

BD-1を最初に買って、いろいろなところへ走るうちにどんどん嵌っていった。徐々に峠越えなどにも挑戦するようになった。振り返ると熱病のような状態だった。屋根裏部屋自転車ページを見ると、峠などアップダウンの多いところへもっと行けるように18速のBD-1Wを買った2003年から翌2004年にかけてが出かけた回数が最高だった。平地はノーマルBD-1で、アップダウンの多いところはBD-1Wでと使い分けて、あちこち出かけた。この頃が熱病のピークだった。去年の9月始めにデジタル一眼を買って、出かけるたびに持ち歩いて写してはいるが、BD-1とBD-1Wでの熱病に比べれば、プチ熱病程度だ。

2005年ぐらいからは、熱病も徐々に冷めてきて出かける回数も減り、間も空くようになってきた。最後は一昨年(2010年)の9月だった。そのあともしばらく出かけず、去年は3月の春分の日の連休ごろに出かけるのを再開しようかと思っていたが、震災でそうした考え自体が頭から消えた。秋頃にも自転車を整備して出かけることを少し考えたが、結局、実行に移さないままになった。年が明けてようやく欲求が回復してきたようだ。1年以上折りたたんだままで置いてあってほこりをかぶっていたのを、この間から拡げて掃除したりし始めた。

折りたたみ自転車で出かけたい気持ちが回復してきたとはいえ、もう熱病のピークのような状態には戻れない。一つの対象への熱病は一過性なのだろう。一度、冷めてしまえば再発することはない。なので、もう2台もBD-1を所有している必要はないと思うようになった。それで1台を手放すことにした。これも断捨離だ。

同じ手放すにしても、中古を買ってくれるところで売却したほうがいい。買ったときの値段の数分の1ぐらいの値段だが、キャッシュになるならそのほうがいいというのが理由の3分の1。あとの3分の2は、やはり10年余り使ってあちこち出かけた自転車だし、ずっと手放したくないというような執着心こそないものの、それなりの愛着はあるから。ならば、大ゴミに出すのは忍びないし、素人では手が出せない部分もプロの手でちゃんと整備してもらって、次のオーナーの手に渡っていったほうがいいと思うからだ。

BD-1もBD-1Wも使って高い峠へ上ったり、100キロ超の距離を走ったこともあるが、ロードバイクのように走れるわけではないし、あちこち行くうちに限界も分かってきた。でも、いろいろなことに挑戦したいという熱病を引き起こしたぐらいBD-1はいい自転車だ。自分が熱病になったのは、自転車で出かけるという行為と相性がよかったためだろう。だから、2台とも売却しようとは思わなかった。でも今は、残したBD-1Wで出かけるにしても、ポタリング中心にしようと思っている。高い峠に行こうとか、長距離を走ろうとかいう気持ちは、出かける欲求がようやく回復してきたばかりの今は全然、湧いてこない。1年、2年と時間が経てば気持ちが変わる可能性はあるが、今はその段階ではない。

峠へ行こうとは思わないのにBD-1Wのほうを残したのは、やはり、より多段のほうが走りやすいから。都内へ行くとけっこう坂が多いし、急坂もあったりする。都内が武蔵野台地のふちで中小河川が削って谷を作っているからだ。北総台地のふちである市川北部や松戸、船橋、鎌ケ谷でも似たようなところがある。多摩川を渡れば多摩丘陵があるし、横浜は中心市街地でもきつい坂が多くある。三浦半島や房総も数百メートル以上の高い山はないが、丘陵地帯でアップダウンが多い。これまでの経験から、こうした場所はやはり18速あったほうがよい。

 

中古買取の店にあらかじめ連絡して、持って行く時間を予約したのは今日の午後。行く前にバイパスの吉野家へ行って昼飯。牛鍋丼けんちん汁を食べる。 

今日の天気は曇りでも夕方までもつという予報だったが、なんと出かけようとするあたりでポツリポツリと降り出した。まったく、嫌な天気だ。ポツリポツりのうちに南行徳駅まで走り、通路に入ったところで折りたたんで輪行バッグに入れて持って行く。

買取の店はスカイツリーが近いところだった。

今日は朝からずっとこんな空だった。

 

夜は行徳駅のほうまで歩いて、行徳駅南側の商店街にあるイタリアンのビアイタリーアノへ行く。

この店はおそらく自分が引っ越してくる前からあったのではないかと思うが、初めて入ったのは6年程度前で2006年の7月。これまではランチタイムにしか入ったことがなかったが、先週、南行徳のポポラーレへ夜の時間に行ったら、ビアイタリアーノのほうも一度、夜に行ってみたくなった。

最初は生ビール中ジョッキ。お通しはタコとトマトとオクラのマリネ。

一品料理がいろいろとあるうちから、ホタテのカルパッチョ4種のソーセージ。ビールが終わったらグラスワインの白を1杯飲む。

そのあとはグラスワインの赤とガーリックフライドポテト

締めはパスタでカルボナーラ。グラスワインの赤はもう1杯飲む。

カウンターの一番奥に座ったが、そこから見た店内はこんな感じ。

午後7時ごろに入って、他に多少いた感じのお客さんたちは午後8時ごろには大部分帰ってしまって、日曜日はこんな感じかと思った。

すると、しばらくするとまたお客さんが入ってきて、午後8時半ごろでこんな感じ。

なるほど、長く続いている店はやはり人気があるのだ。

 

それとイタリアンの店に関してもう一つ。帰りに、去年の4月末で閉店したはずのトラットリア オ・カステロのところに来たら灯りがついている。

いつの間にか復活していた。

店の入口に"ご自由にお取りください"のチラシがあったから1枚貰ってくる。

これをスキャナーで読み込んで載せようかと思ったが、見ると店のWEBサイトのURLが載っていたから、それを載せることにする。
http://www.tokatittoria.jp/
上の写真にあるように建物や庇に書かれている店名は、今のところ
"O CASTELO"
だが、WEBによると店名は、
"十勝ットリア カステロ"
ということだ。十勝は北海道の十勝地方だが、十勝地方産の食材を使ったイタリアンの店だということ。店のコンセプトが変わったとはいえ、前と同じイタリアンだし、それにランチタイムもやっているようなので、そのうち行ってみようと思う。