行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2012年3月20日(火)の日記

2012年03月20日 | 日記

一昨日の夜、晩飯を食べて帰るとき、去年の4月末で閉店したトラットリア・オ・カステロが十勝ットリア・カステロという名前で復活しているのに気付いた。 今日はせっかくの休日だから、ランチタイムに行ってみる。

左がランチメニュー。右が土日祝限定のピッツァランチ

前菜やデザート付きのコースもあるが、単品のにしておく。
単品でもサラダは付く。それと、水の代わりに温かいお茶が出てきた。どの季節でもそうなのかは分からないが。

ピッツァはマルゲリータ。これが一番安い。それでも1,200円。

その値段だけあって大きい。でも、分厚くはないから食べ過ぎ感はない。
なお、ランチメニューを見てみたら、パスタで1,000円未満のものも何種類かあった。

店内はかつてのオ・カステロのときとほとんど変わっていなかった。

テラス席も同じ。

このテラス席は、10年余り前は庇しかない本当のオープンテラスだったが、さすがに夏や冬は使えなかったのだろう、その後、ガラス戸が取り付けられ室内と同じになった。

店のWebサイトにも載っていたが、店内には十勝地方の写真が飾られていた。

検索したら店長のブログが見つかった。最初の記事が3月上旬だったので、3月オープンかと思った。でも、お会計のときに聞いてみると、昨年の12月にオープンしたそうだ。自分もこれまで全然、気付かなかった。前のオ・カステロをやっていたのとは別の会社だということ。北海道でホテルを経営している会社だそうだ。店名の中の"カステロ"の部分だけは受け継がれている。

 

せっかく休日で晴天になったから、折りたたみ自転車で出かけるのを久々にやる。といっても、今回は行徳・浦安をぐるりと一周するコース。「行徳浦安 排水機場めぐりサイクリングコース」と自分が名付けたコースを走る。

今井橋際まで行って出発。旧江戸川沿いに上流方向へ。

サイクリングウェアには着替えず、カジュアルのシャツの上にセーターと、その上にサイクリング用のウィンドブレーカー。下はジーンズ。昼間は日が差して、風も穏やかだったから、厚いブルゾンなど着たら、汗をかいて冷えて風邪を引く。そして、走るときも汗をかかない程度に、巡航速度時速17~18キロの、のんびりとしたペースで走る。

関ヶ島で行徳街道へ出る。かぎ型街道の部分。

本行徳四丁目の旧・浅子神輿店。次の日曜日の寺のまち回遊展では公開され、展示も行なわれることになっているが、今日は外から見る限り何かの作業が進んでいる様子は見られなかった。まあ、今日は祝日だから、そうした作業があっても休みかもしれない。

旧江戸川沿いに戻って常夜燈。

常夜灯公園北側の堤防は1ヵ月半ぐらい前、整備工事をやっているのを見たが、植え込みを設ける工事だったようで、すでに完成していた。遊歩道としてタイル舗装をするのかと思ったが、そうではなかった。

行徳橋南詰めを経由して江戸川放水路沿いへ。行徳橋手前まで妙典地区と同様な高規格堤防にする工事が行なわれていて、堤防上は通行止め。堤防に沿った道路も一部区間が自動車は通行止めで、歩行者・自転車だけが通れる仮設通路が設けられていた。

妙典の街の中を迂回して妙典小学校前の放水路堤防へ。早咲きの河津桜が植えられているが、今年の冬の寒さのせいか今もまだ一部の花が開いているぐらい。写真に写した手前の木は開き具合がよいほう。

妙典橋が架けられる予定の場所。地下鉄車庫のそばや、

川の中にも橋脚は完成している。が、対岸でおそらくもう一つの橋脚と思われる工事が進められているようだ。橋が架かるのはまだまだ先だと思われる。

放水路を離れて西へむかい、市川水路。

そして、野鳥の楽園へ。遊歩道の河津桜は、全般に放水路堤防よりは開き具合がよかった。でも、まだ満開ではない。

昔の海岸線沿いに走って浦安市に入る。浦安市役所と文化会館。

段差道路や舞浜のほうへは行かず、境川沿いに北へ進み浦安の元町へ。

猫実の目抜き通り。4年前の浦安の三社祭のとき、1日目午後に猫実の神輿渡御をこの付近で待ち受けて撮影した。猫実が神輿の基数がもっとも多い。道が狭い分、2日目夕方の大通り渡御より、こちらのときのほうが迫力を感じた。浦安の三社祭は4年に1回で、閏年ごとだから、今年が祭りの年。

旧江戸川にちかいところの境川。とにかくこの付近は絵になる場所。だから、映画やドラマでもロケ地に使われる。

去年12月に放映された、行徳が舞台のスペシャルドラマ「帰郷」でも、この付近の境川から東西線のあたりにかけてが、市川市富浜の架空の四丁目という設定でロケ地に使われた。

1月初めに、浦安が舞台の映画「カルテット!」を見に行ったが、境川沿いが登場。プロのオーケストラで演奏するより家族のカルテットでの演奏を選んだ主人公の少年(高杉真宙)を、バイオリンの女性教師(田中美里)がバイクの後に乗せて都内(永代通りの日本橋付近が映っていた)から浦安の文化会館へ、大急ぎで送り届ける(実際のロケで乗っていたのはカースタントの人だろうと思うが)。そのバイクが、この付近の境川沿いの道を走って行く場面があった。

実際にそんなルートを走ろうと思えば、浦安橋を降りてから信号待ちしてUターンし、旧江戸川のそばまで戻らないといけない。さらにその先は元町の狭い道を縫って行くことになる。日本橋あたりから浦安の文化会館へは、隅田川を渡ったら永代通りを直進せず、葛西橋通りに入り、葛西橋→浦安橋→やなぎ通り→消防本部のところを右折→文化会館が最短ルート。映画では荒川も永代通りを進んだ先の清砂大橋で渡っていた。やはり、古い葛西橋より、新しくて斜張橋の清砂大橋のほうが絵になるからではないかと思う。実際にそんなルートを通れば、葛西橋通りに出るためのロスが生じる。

映画やドラマはフィクションだから、実際の地理の状況と異なっても絵になる場所をロケ地に選ぶというのは理解している。でも、さすがに浦安の文化会館へ急ぐバイクが境川沿いをぶっ飛ばす場面には、思わず苦笑いしてしまった。


再び旧江戸川沿いに出て、浦安橋のところから堤防上へ。

浦安橋付近から市川市境にかけての堤防上は、前はゴムをタイル上に敷き詰めたような舗装になっていて、走りにくいから堤防下ばかりを走っていた。いつの間にか、堅い舗装に変わって走りやすくなっていた。

市川市域に入り広尾防災公園。

そして今井橋でコース一周終わり。

2時間程度かけて20キロ弱を走ってくる。信号待ち、徐行以外に止まって撮影した場所も多いから、平均速度は時速10キロ程度。それでも、久しぶりにこの距離を走ったら、ちょっとくたびれた。

 

せっかくの休日だから、夜も行ってみようと思っていた店があった。行徳駅前公園西側の道路(毎年7月14日の湊新田・胡録神社の祭礼で屋台がずらりと並ぶ道)の、駅前公園のすぐそばにある写真の黄色い看板。
フレンドリーバイトン2という店の看板だ。昼飯のあと足を伸ばして写してきた。

バイトンというと、前はバイパスの行徳マンション1階にあった店。一昨年(2010年)12月末をもってメイケオという店に変わり、シェフだったオイさんは行徳のどこかで別に店をやっているらしいと聞いた。このフレンドリーバイトン2が恐らくそうだろと思い、ネットで検索するとやはりそうらしかった。でも、なかなか足を運ぶ機会がないまま時間が経って、今になってしまった。
店の入口はここだが、どうも気になるのが赤い四角で囲んだ「貸店舗」の貼り紙。

夜に来たら、看板の灯りも付いておらず、店もシャッターが降りたまま。やっぱり貸店舗の貼り紙があるのだから、もう閉店してしまったのかもしれない。

それで今日はどこの店に入ろうかと思った。フレンドリーバイトンの向かいにある別のタイ料理店か、それとも、すぐ近くの南インド料理の店か。結局、エスニックではなく、すぐ近くの居酒屋であるかぶ家に入る。

最初は生ビール。お通しは撮るのを忘れた。
まずは焼き鳥類で、手前がタレで特上もも肉つくね。奥が塩で、すなぎもなんこつ

ビールのあとはレモンハイ。おすすめメニューに旬の生ホタルイカがあったので注文する。

店頭にのぼりが出ていたが、大分中津名物という骨付きから揚げの小。

そして、ふきのとうの天ぷら。なかなかえぐ身のあるふきのとうだった。レモンハイは2杯飲み、そのあとは緑茶ハイを1杯。

かぶ家がある前の道へ昼間はときどき来るが、夜の時間だと毎年、湊新田胡録神社の祭礼のときぐらい。かぶ家という店になっているのを認識したのは2008年のときだった。それ以来、毎年、見るので気になっていた店だから、今回、入ることにした。

また、去年、湊新田胡録神社と屋台が並ぶ道を撮影したときに、店頭販売している様子が一瞬だが映っている。(1分10秒あたり)


それと、ある程度、飲んでから店のおねえさんと話すと、フレンドリーバイトン2はやはり閉店したみたいだ。そして、シェフのオイさんだが、噂によると今は南行徳のとある店にいるらしい。その、とある店にも、そのうちに行ってみようと思う。とりあえず、今週中ということはないが。来週もどうだかは、まだ分からないがそのうちに。でも、あまり時間が経つと、もしその店に今いても、またいなくなるかもしれないから、あまり時間が経たないうちに。