行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2010年3月22日(月)の日記

2010年03月22日 | 日記

昨日は脱衣場の洗濯物を取り込むのが遅くなった。なので、アイロン掛けとか風呂掃除は今日、朝飯のあとにやる。あまり朝寝するとリズムが崩れるので7時半には起きる。午前中に録画してまだ見ていない古い邦画を1本見る。これで、録画して見ていないのはとりあえず片付いた。でも、買ってまだ見ていない古い邦画のDVDがあったりするが。

昼頃、電車に乗って木場まで行く。木場駅前のなか卯で昼飯。たまには気分を変えて南行徳以外のなか卯で食べてみるのもいい。

食べたのは鶏塩うどん定食

今日はわりと有名だが行ったことのないスポットへ行って見る。通勤で毎日、木場駅は通るし、木場の109シネマズへ行ったり、木場からバスで豊洲へ行ったことはあるのに、木場駅の北にある木場公園東京都現代美術館へは一度も行ったことがない。

駅から少し歩くともう木場公園の入口。でもこの公園は南北に長く、東京都現代美術館はここからまだ800m先。

穏やかな晴天になったので、公園はそこそこの人出だった。

木場公園は葛西橋通り、葛西橋通りと並行する仙台掘川で南北に分かれている。そそして、葛西橋通りと仙台掘川を木場公園大橋という斜張橋で跨いで北側と南側を連結している。南側からだと、斜張橋の2本の柱の間、真正面ではないが少し斜めから見ると、ちょうど建設中の東京スカイツリーが見えた。

公園の北端にある東京都現代美術館にようやく到着。

これがエントランス。

新しく出来た大きな建築物は、SF映画に出てくる未来建築風に天井を高くしたり、吹き抜けにしたりした大きな空間を持つものが多い。似たりよったりという印象もあるが、自分としては好きなほう。

現代美術というと一体何なのかよくわからないものが多い。前にどこかで読んだけど、「世の中には自分が必ずしも理解できないものがあることを知ることに意味がある」というのが記憶に残っている。それで、たまにはそうしたものを見に来るのもいいかと出かけてきた。

作品だけを見ていると分からないが、それぞれの時代背景と、作家たちが何を考えて、どういう表現を目指したという解説があるところは、それがどういうものか分かりやすかった。

企画展もやっていたが、あまり興味をそそらなかったので今日は常設展示だけを見た。常設展示だけの入場料は500円だから、気楽に来ることが出来る。

常設展示の入場料はそれほど高くないのに、館内の食べ物は高い。コーヒーを飲みたいが外へ出て飲むことにする。常設展示だけだと見るのにそれほどかからず、午後3時ごろには出てしまう。

帰りは清澄白河のほうへ歩く。清洲橋通りの南側を並行する商店街へ入って行くと、深川いっぷくという喫茶店らしき店があったので入ることにする。

チェーンでない個人経営のよくあるタイプの喫茶店かと思ったが、入ってみるとギャラリーとカフェの店だった。

店内のテーブルと椅子は学校の教室で使われている机と椅子だった。

学校の椅子や机を並べて給食のメニューを出す店があるというのをテレビでみたことがあるが、ここはそういうものは出てこない。メニューは喫茶店のもの。

ホットコーヒーを飲む。300円でドトールなどよりは高いが、美術館の中の500円のよりは安い。

聞いて見ると、ここは商店街の地域おこしのために空き店舗を活用して開業した店ということ。ギャラリー兼カフェなのは現代美術館の近くだから。机と椅子は少子化で統廃合になった小学校からもらってきたものかと思ったが、学校ではなく学習塾で使われていたものだとか。

清澄白河から地下鉄を乗り継いで銀座へ行く。しばらくデパートなどをぶらぶらしたあと、有楽町から新橋へかけての高架下の店をのぞいて見る。日比谷シャンテ近くにJR高架下をくぐる通路があって、そこに前から気になっているもつやき屋があるが、テーブル席しかなくて1人では入りにくいし、そこそこ客が入っているときは1人で前を通っても「いらっしゃい」とか「いかがですか」の声も掛からない。

それで、高架に沿って新橋方向へ行くと帝国ホテルの裏手になるところにとん太というもつやき屋を発見。まだ午後4時半だったが、やっているようなので入ることにする。営業開始は午後3時半ということ。

テレビなどで、新橋はサラリーマンのお父さんたちの楽園のようなことを言っているのを聞くし、有楽町から新橋にかけてのガード下もそんな感じの場所。でも、自分が学校を出て以来25年余り、勤務している会社は銀座も新橋も地下鉄を乗り継いで数駅のところだからこうした場所で飲んだことがない。宴会が銀座あたりであっても、もつやき屋でやるということはちょっとない。だから一度、こういうところの店に入ってみたかった。

店内はこんな感じ。自分が通されたのは1人だから当然、カウンター席。

午後4時半ならまだ他に客はいないのではないかと思ったが、自分の前に2組いた。

こういう店に流れるBGMは演歌だと思っていたが、今日、自分がいる間、流れていたのは1970年代から1980年代にかけてのヒット曲。アイドルポップスや当時「ニューミュージック」と呼ばれていたJ-POPの局で、テレビの歌番組で頻繁に流れた曲が多かった。パッと聞いて分かったもので、寺尾聰の「ルビーの指輪」、南沙織の「春の予感」、松田聖子の「風は秋色」など。そうか、今のお父さんたちというと、50歳前後の自分ぐらいの年代になっているので、自分ぐらいの年の人間が若い頃に馴染んだそういった曲が流れるわけだ。

最初は中生。お通しはひじき煮

すぐ出るメニューということで牛もつ煮をまず食べる。

串焼き類はいろいろあるが、串8本というセットメニューがあった。初めてだから、それで行くことにする。肉類5本と野菜類3本。

開店の午後3時半から、午後6時半まではサービスタイムでビール中生は315円というのでもう一杯飲む。酎ハイはその時間は230円だが、他にもお酒一合も230円になるということ。

なので次はお酒一合。それとたこぶつ

お酒一合をもう一本頼んで、つまみは皮付ポテト

皮付ポテトというからじゃがバターのようなものかと思ったが、ふつうのフライドポテトだった。

飲み食いし終わってもまだ午後6時ちょっとすぎ。数寄屋橋交差点のところまで来て地下鉄に乗る。

飲んだ時間が早めだから、早めに冷まし、分量がある今日の日記も早く書き終えて早く風呂に入って寝て、明日からの仕事に備えよう。