行徳生活日記

「行徳雑学館」作者の日記。

2010年3月21日(日)の日記

2010年03月21日 | 日記

朝7時前に一旦、目覚ましで起きる。外はまだ強い風の音が聞こえていた。東西線の地上区間も朝のうちは止まっていたようだ。二度寝したら10時半になってしまった。残り半分の洗濯物に取り掛かるのが遅くなる。干すのは今の季節はまだ脱衣場の突っ張り棒で、除湿機の速乾モードで乾燥するのだが、乾いて片付けるのが遅くなっても明日も休みだからまあいいか。

遅い朝飯のあと、録画しておいてまだ見ていない映画を見る。ここ2、3年ぐらい録画して見るのは日本映画専門チャンネルチャンネルNECOで放映される昭和30年代以前の邦画が多い。今日は3本見たが、うち一本は1958年(昭和33年)の東宝作品で「若い娘たち」。

タイトルがずいぶん石坂洋二郎作品っぽいと思ったが、案の定、
 原作 石坂洋二郎「霧の中の少女」より
ということだった。

雪村いづみを初めとする若い女性たちが主人公のラブコメディで、医大のある田舎町が舞台。ヒロインやその親たちが大学生の中から自分や娘の結婚相手を見つけようとするストーリー。

実はそのストーリーと全然関係ないところで「おおっ!」となった。後半に医大の学園祭の場面が登場する。東海医科大学というのはもちろん架空の大学。

学園祭の仮装行列のこの場面で、「あっ!ミステリアン!」。

この映画の前年(1957年)のやはり東宝の映画「地球防衛軍」に登場した宇宙人である。

それでこんなことを考えた。上の学園祭の看板は映画のセットだろうけど、仮装行列は俳優たちが扮装して撮影したのだろうか、それともどこかの大学の学園祭の実際の仮装行列を撮影したのだろうかと。もし、実際の大学の学園祭なら、自分がまだ生まれる前の時代から特撮好きな若い人間がけっこういたことになるわけで、そうなら嬉しい気持ちになるのだが。

他にもヒロインたちが結婚相手選びの話の中で、かっこいい男(今でいうイケメン)でなく、ワイルド系ややんちゃ坊主タイプの男のことを言うのに、
「そう簡単にゴジラやラドンに惚れるもんですか!」
と言っていた。これが原作にもあるセリフかどうかは知らないが、原作にあったとしたら東宝だからそのまま映画でも使ったのだろう。

 

朝飯が昼前になってしまったから、昼飯は3時のおやつの時間に軽く食べる。スーパーでの買物がてら南行徳駅前へ行って、ドトールコーヒーハムチーズデニッシュアイスコーヒー

アイスコーヒーが飲みたくなるぐらい今日の昼間は暖かだった。

ところが晩飯を食べに外へ出ると北風が吹いていて寒いぐらいになっていた。明日は季節が少し戻るらしい。

晩飯は久しぶりににゃがにゃが亭へ行く。

お通しにキムチかピリ辛もやしをおてしょうで出してくれるが、店員がどちらがいいか聞いてから出してくれていたのが、カウンターの上に鉢を用意してそこから自分でとるようになっていた。写真のようなキムチとピリ辛もやしの鉢を並べたのがカウンターの上に計2箇所置いてあった。

11年前にこの店が開店した当初はピリ辛もやしはなかったが、キムチの鉢が3個か4個置いてあって、そこから自分で取るようになっていた。それがいつの頃からか消えて、店員が出すようになった。キムチのコストが上がったためとカウンターのところにも貼り紙があったように思う。だからまた、昔の形が復活したことになる。

食べたのはちゃあしゅうめん葱のせ

今はしょっちゅう食べたくなる味ではないけれど、たまに食べると開店したばかりの頃、しつこくなくあっさりした豚骨味に感動した記憶が蘇る。