萬蔵庵―“知的アスリート”を目指すも挫折多き日々―

野球、自転車の旅、山、酒、健康法などを徒然に記載

2018.10 風來で近江〜山陰旅 7日目「益田〜萩自転車旅」

2018年10月22日 | 「風來」関連

<山陰道。天気も良く海が綺麗だった>


<あんまり、海が綺麗だったので自転車担いで波打ち際まで降りた>

2018年10月21日(日) 晴れ

「学生時代自転車で走り残したところを走る」という自転車旅を会社にいる頃から続けている。会社勤めしている時はなかなか捗らなかったが、隠居生活に入ってからは、沖縄、四国、北海道などを走って一挙に空白地帯を潰してきた。で、今回は40年ぶりになる山陰道に挑む。

本日は萩・益田間の山陰道を走った。予定では萩から益田へ走る予定であったのだが、天気予報を見ると「北東の風5メートル」とある、萩→益田だとずっと向かい風になる。「向かい風」を「追い風」に変える為には、コースを益田→萩に変えればいい。

ということで、クルマを東萩駅に置いて、輪行(自転車を分解して専用の袋に入れて、電車に乗って移動すること)で山陰本線で益田まで行き、そこから萩に戻るコースに予定変更した。

この作戦は見事に当たり、始終追い風に支えられて、快適な自転車旅ができたのだった。

しかし、いいことばかりでは無いのが、旅の醍醐味でもある。本日は失敗を二つもやらかした。

一つ目。泊まった道の駅から輪行する東萩駅まで行こうと思って準備していたら、赤影(ロードレーサー)の後輪の、タイヤがすり減っていて下地が見えている部分を発見。このまま走れば、走行中にパンクもしくはバーストしかねない。随分昔のタイヤで走り続けていたので、もう替え時だと思いタイヤは購入しておいたのだが、交換するのが面倒なので先送りにしていたのだ。

この段階で発見できたのは不幸中の幸いなのだが、東萩駅から乗る電車の発車時刻に間に合うのかが問題だ。乗ろうと思っている8時台の電車を逃すと次の電車は11時だ。慌てて、タイヤ交換作業に入る。

どうせならこの際後輪だけでなく前後とも変えてしまえば安心だと思って、とりかかるが、慣れないロードレーサーのタイヤ交換なので、結構手間取ってしまう。

大汗かいて前後輪のタイヤを変え終えたのは7時半。東萩駅の電車発車時刻は8:40だ。駅まではクルマで30分ほどなので、なんとか間に合いそうだ。

ということで、8時までには駅に着いて、駅前の無料駐車場にもクルマを停められ、ホッとしたのもつかの間、今度は「赤影」のはじめての輪行だ。

前輪だけ外せば輪行出来る輪行袋を購入したのだが、これも今回はじめての試みだ。確かに簡単は簡単なのだが、何せはじめてなので結構時間がかかってしまった。

それでも、無事予定の電車には乗ることが出来た。電車も無事発進して朝からバタバタしていたが、これで一安心と思いきや、なんと、サイクルシューズに履き替えるのを忘れて、サンダルのまま電車にのってしまっていた!これが、二つ目の失敗だ。

ということで、本日の70キロに及ぶ自転車旅は引き足を使えない、サンダルでロードレーサーを漕いだのだった。

事前準備を怠り、その場しのぎの無手勝流自転車旅の欠点をさらけ出してしまった日でありました(-.-;)


<このサンダルでアップダウンばかりの山陰道の70キロを漕いだのだった>

コメント
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