小雨。
時折、パラッパラッと、降ってきます。でも、皆、傘は差していない…。春になると、晴れの日は稀で、だいたい、こんな、ぐずつきがちのお天気になるようです。今朝は、雨のせいか、空気が澄み、本当に爽やか。数日前に、「黄砂」が飛んでくる、洗濯ができないなんて騒いでいたのが嘘のよう。雨できれいに流されてしまったのかしらん…。(黄砂は)飛んで来ているかもしれないけれども…、自分の中では、無い。
今朝、道ばたで、「キュウリグサ」が花をつけているのを発見。小さいので、よほど気をつけていないと、そのままになってしまいそう。しかも、咲いているのが、アスファルト道とブロック塀の境なんかですから、それこそ、見過ごしそう。
それから、例の「サクラ」。「葉」と「花」がちょうどいいくらいの按配になっていて、落ち着けます。見ているうちにふと思った。昔の屏風や絵などに、風景を区分けする感じで「金の雲」や「サクラの雲」がよく描かれていけれども、あの「サクラの雲」…葉がなかった。花だけの「サクラ」だった。昔の「サクラ」って、葉と花が同時に咲くんじゃなかったっけ?。じゃあ、あの「雲」みたな「サクラ」は、何系なんだろう…。現在、どこでも見かける「ソメイヨシノ」は、江戸時代に染井村で 、母をエドヒガン、父をオオシマザクラとして作られたと聞いているけれども。当時から、花だけの華やかなサクラはあったんだ…。どうも何も知らないので、歩きながら、あれやこれやと考えてしまいます。
学校に着いて、しばらく経つと、じんわりと寒さが染みてきた。外にいると、却って寒さは感じられないようです。
さて、学校です。
新「Aクラス」に入ってきたネパールからの「十月生」。昨日も、「漢字テスト」を受けにやってきました。補講が3月いっぱいありましたから、春休みは、彼らの場合、今週からです。他の学生にも、「N4漢字テスト」がまだの人は、来るように言っていたのですが、聞きながら、ジリジリと逃げ腰の人が大半でしたね。しかし、彼は、二日に一回という約束を守っています。
この「十月生」達が、第一回目の漢字テストを受けたのは、昨年の11月27日。最初は「ひらがな」「カタカナ」をせねばなりませんし、「漢字の導入」もしておかねばなりませんでしたから、どうしても(漢字の)試験の回数が少なくなってしまいます。
留学生達、「N5」の試験に合格してから、来日したとは言いながら、(試験は)マークシート方式ですから、「ひらがな」や「カタカナ」だって、大体区別がつけば答えられるというようなもの。来日して、文字を書かせて、ガーンと言う場合だって少なくないのです。
彼の場合もそうでしたね。「なんで、この字に点が三つもあるんだ?」とか、「これは別の字です」みたいなのが、いくつかあって、注意すると、憮然としてた。その上、書き順もまちまち。これがしっかりしていないと、「漢字」を覚えていく時、問題になってくる。注意されても、その大切さがわかっていないので、おそらく自分なりに真面目に勉強してきたのに、「なぜ?」くらいのものだったのでしょう。
まあ、どの国も日本語を学ぶ上で恵まれていると言うわけではないので、(この学校に)来てから、改めさせていくしかないのです。
そして、2月13日に「N4漢字」を一応、終えたのは終えたのですが、週一回の「テスト」が、間に合わない。それどころか、(教えて)随分経ってから「テスト」ということになってしまい、彼らの気分が「テスト」の方に向いていないということになる。彼らにしてみれば、あのときは覚えていたのに、もう忘れた…だったでしょうね、多分。
それで、「テスト」の日ではなくとも、受けたい人は早めに(学校に)来て受けるように言っておいたのですが、まあ、これが難しい。言わればやるけれども…でしょうね。積極的にやる習慣がないのです。それで頑張ってくれたのは、まあ、いつも通りの、2,3人。
受けてほしかった人達は、「はい、難しい」で、後ずさり。週一回、あるいは連休があった時には二週に一回となって、その時だけ、試験を受けていた。ということで、「N3」教材に入っているのに、三人ほど「N5漢字テスト」で合格点をもらっていない人(つまり、7回分が終わっていない)がいるということに。
あの「春休みに『N4漢字』を覚えます」と言った後、後ろに「と、思います」をつけていた学生、「と、思います」を消してやってくれているといいのですけれども。
日々是好日
時折、パラッパラッと、降ってきます。でも、皆、傘は差していない…。春になると、晴れの日は稀で、だいたい、こんな、ぐずつきがちのお天気になるようです。今朝は、雨のせいか、空気が澄み、本当に爽やか。数日前に、「黄砂」が飛んでくる、洗濯ができないなんて騒いでいたのが嘘のよう。雨できれいに流されてしまったのかしらん…。(黄砂は)飛んで来ているかもしれないけれども…、自分の中では、無い。
今朝、道ばたで、「キュウリグサ」が花をつけているのを発見。小さいので、よほど気をつけていないと、そのままになってしまいそう。しかも、咲いているのが、アスファルト道とブロック塀の境なんかですから、それこそ、見過ごしそう。
それから、例の「サクラ」。「葉」と「花」がちょうどいいくらいの按配になっていて、落ち着けます。見ているうちにふと思った。昔の屏風や絵などに、風景を区分けする感じで「金の雲」や「サクラの雲」がよく描かれていけれども、あの「サクラの雲」…葉がなかった。花だけの「サクラ」だった。昔の「サクラ」って、葉と花が同時に咲くんじゃなかったっけ?。じゃあ、あの「雲」みたな「サクラ」は、何系なんだろう…。現在、どこでも見かける「ソメイヨシノ」は、江戸時代に染井村で 、母をエドヒガン、父をオオシマザクラとして作られたと聞いているけれども。当時から、花だけの華やかなサクラはあったんだ…。どうも何も知らないので、歩きながら、あれやこれやと考えてしまいます。
学校に着いて、しばらく経つと、じんわりと寒さが染みてきた。外にいると、却って寒さは感じられないようです。
さて、学校です。
新「Aクラス」に入ってきたネパールからの「十月生」。昨日も、「漢字テスト」を受けにやってきました。補講が3月いっぱいありましたから、春休みは、彼らの場合、今週からです。他の学生にも、「N4漢字テスト」がまだの人は、来るように言っていたのですが、聞きながら、ジリジリと逃げ腰の人が大半でしたね。しかし、彼は、二日に一回という約束を守っています。
この「十月生」達が、第一回目の漢字テストを受けたのは、昨年の11月27日。最初は「ひらがな」「カタカナ」をせねばなりませんし、「漢字の導入」もしておかねばなりませんでしたから、どうしても(漢字の)試験の回数が少なくなってしまいます。
留学生達、「N5」の試験に合格してから、来日したとは言いながら、(試験は)マークシート方式ですから、「ひらがな」や「カタカナ」だって、大体区別がつけば答えられるというようなもの。来日して、文字を書かせて、ガーンと言う場合だって少なくないのです。
彼の場合もそうでしたね。「なんで、この字に点が三つもあるんだ?」とか、「これは別の字です」みたいなのが、いくつかあって、注意すると、憮然としてた。その上、書き順もまちまち。これがしっかりしていないと、「漢字」を覚えていく時、問題になってくる。注意されても、その大切さがわかっていないので、おそらく自分なりに真面目に勉強してきたのに、「なぜ?」くらいのものだったのでしょう。
まあ、どの国も日本語を学ぶ上で恵まれていると言うわけではないので、(この学校に)来てから、改めさせていくしかないのです。
そして、2月13日に「N4漢字」を一応、終えたのは終えたのですが、週一回の「テスト」が、間に合わない。それどころか、(教えて)随分経ってから「テスト」ということになってしまい、彼らの気分が「テスト」の方に向いていないということになる。彼らにしてみれば、あのときは覚えていたのに、もう忘れた…だったでしょうね、多分。
それで、「テスト」の日ではなくとも、受けたい人は早めに(学校に)来て受けるように言っておいたのですが、まあ、これが難しい。言わればやるけれども…でしょうね。積極的にやる習慣がないのです。それで頑張ってくれたのは、まあ、いつも通りの、2,3人。
受けてほしかった人達は、「はい、難しい」で、後ずさり。週一回、あるいは連休があった時には二週に一回となって、その時だけ、試験を受けていた。ということで、「N3」教材に入っているのに、三人ほど「N5漢字テスト」で合格点をもらっていない人(つまり、7回分が終わっていない)がいるということに。
あの「春休みに『N4漢字』を覚えます」と言った後、後ろに「と、思います」をつけていた学生、「と、思います」を消してやってくれているといいのですけれども。
日々是好日