日本語学校からこんにちは ~水野外語学院~

千葉県市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

「サツキ」の花が満開になっています。

2017-04-25 08:31:39 | 日本語学校
晴れ。

早朝、少し出ていた雲も、もうすっかり姿を消しています。快晴。。

街路樹の下にある植え込みの「サツキ(皐月)」が、もう満開になり、道が明るくなっています。「サツキ」の花なんて、濃いピンクや白だけではないのです。マンションの植え込みなど、四・五種類ほどの色を揃えている所もありますもの、華やかですね。

それに、白い花が咲き誇っている並び…かと思いきや、下からオレンジ色が見えたりする。信号で待っている折りなど、ついつい植え込みを覗いてしまいます。

さて、学校です。

4月11日からの開講、そして20日の入学式、新入生が勉強を始めてから、すでに2週間過ぎたわけですが、ネパールの学生達は、なかなか日本式の授業になれてくれません。いや、もちろん、最初に比べれば、かなり自分をコントロール出来るようになったとは思うのですけれど。

本当はスリランカからの学生が来る前に慣れさせておきたかったのです…(スリランカからの学生は、昨日、成田に着いたそうですから、今日は学校に来るでしょう)。

彼らの傾向として、わかったらすぐに言ってしまう。しかも答えだけ言おうとする。…「省エネ」というわけではありますまいが。復唱というのが苦手。ほかの人の様子を見るのが苦手で、自分だけのペースでやりたがる。教師の指示通りにするのも苦手。だから、力尽く…で、しなければならないことが多くなる。

まあ、注意すればおさまる(そのときだけは)程度なので、その注意を繰り返すしかないのでしょうが。

もちろん、だからというわけでもありますまいが、「声が大きい」「間違えてくれる」「明るい」「笑い声が絶えない」などと言った、長所もあります。

これがベトナムからの学生だけであると、「(わかっていても)黙っている」「声が小さい」「表情が読めない」などということもありますから、足して二で割るとちょうどいい。

今は「ひらがな」をここへ来て始めて習ったという中国からの若者がいるので、彼が緩衝地帯となっています。明るいし、わからなくても「ああ、そうか」で、屈託がないのです。

スリランカ勢が来ると、この「初級」クラスも人が揃うことになりますから、それからですね。本格的なクラス作りは。

日々是好日
コメント
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