快晴。
昨日の、あの「嵐」が嘘のように静まりかえっています。もし、目の前に湖があったなら、湖面が鏡のようになっているとでも言いたくなほどでしょう。
最近は、早朝、小鳥たちの声の賑やかなこと。寒いと喉も縮こまってしまっていたのでしょう。というわけで、ピーチク、パーチク…どころではなく、キーッと鋭い声がしたかと思うと、ポォッ、ポォッなんて間延びした声までしてくる。
桜が散ってしまうと、なにやら、空間が寂しく感じられてくるものなのですが、目を転ずれば、寂しいどころではなく、なかなか華やかになっているのです。
里山、あるいは低山にでも登れば(高山とまでいかずとも)、きっと今頃は、若葉の間から、白や黄、ピンクや赤、青などの花々が見え隠れしていることでしょう。
冬山であっても、チョロチョロと流れる小川の、その底を覗いてみれば、紅葉がきれいな色のまま敷き詰められているような姿でしたから、決して冬枯れした寂しいものではありませんでした。
春も過ぎ、初夏にでもなれば、山は緑が溢れんばかりになり、そこに在るだけで、生き返るような気がしてくる…。多分、心が、満ち足りてくるからなのでしょう。人に対して優しい気持ちになれるような気がします。
さて、学校です。
授業はもう13日から始まっているのですが、「入学式」を、今日します。まだスリランカからの学生が来ていないので、全員が揃ってとはいきませんが、これはいつものこと。日本での手続きのように、何でもスムーズに運ぶというわけにはまいりません。
新入生は、ネパール、ベトナム、バングラデシュ、中国、そして、おそらく24日に来日できそうなスリランカからの学生達、18名。このうちスリランカからの3名が間に合いませんでしたから、結局15名での入学式ということになります。
そして出迎えるのは、午前の「Aクラス」と、「Cクラス」の学生達、併せて26名。
午後の「Bクラス」は今回は参加できませんが、今度午後の部のときに、新入生を迎えてくれることになるでしょう。
だいたい「入学式」は簡単に済ませることにしており(一年に4回もしますから)、式が終われば、茶話会兼交流会ということで、軽くお菓子とジュースで顔つなぎをしてもらい、学校のこと、そしてアルバイトのことなどを話してもらいます。
最近はベトべナムからの学生が減り、ネパールからの学生が増えてきたので、きっとアルバイト先での話も変わってくるでしょう。ベトナムからの学生は、だいたい100字くらいの漢字を覚えてくるので、「ひらがな」「カタカナ」もおぼつかない人がいるネパールからの学生とはちょっと違います。
ネパールの学生が増えると、宿題のノート見が大変になってきます。気がつくと、彼らのノートは赤い部分ばかりになってしまい、これでは(彼らも)何を、どう見ていいのかわからなくなってしまうだろうなと苦笑いしてしまいます、私が赤くしてしまったのですが。
悪いところは、ノートを机の縁に水平に置かないことです。90度も傾けて書いていると、「イ」と「ト」が全く同じ形になってしまうのです。字も、上から下へと書いていくのではなく、下から上へと押し上げていくように書くのです。「ひらがな」のうちからこうでは、漢字になったときが思いやられます。
しばらくは力尽くで(相手の手の上に手を置いて、指の力加減とかをわからせていく)やっていくより他はないでしょう。口だけでは、やってみせるだけでは、わからないようなのですもの。
まだ最初のころは、何でも(わかってもわからなくても)「わかりました」としか言えないでしょうし。
日々是好日
昨日の、あの「嵐」が嘘のように静まりかえっています。もし、目の前に湖があったなら、湖面が鏡のようになっているとでも言いたくなほどでしょう。
最近は、早朝、小鳥たちの声の賑やかなこと。寒いと喉も縮こまってしまっていたのでしょう。というわけで、ピーチク、パーチク…どころではなく、キーッと鋭い声がしたかと思うと、ポォッ、ポォッなんて間延びした声までしてくる。
桜が散ってしまうと、なにやら、空間が寂しく感じられてくるものなのですが、目を転ずれば、寂しいどころではなく、なかなか華やかになっているのです。
里山、あるいは低山にでも登れば(高山とまでいかずとも)、きっと今頃は、若葉の間から、白や黄、ピンクや赤、青などの花々が見え隠れしていることでしょう。
冬山であっても、チョロチョロと流れる小川の、その底を覗いてみれば、紅葉がきれいな色のまま敷き詰められているような姿でしたから、決して冬枯れした寂しいものではありませんでした。
春も過ぎ、初夏にでもなれば、山は緑が溢れんばかりになり、そこに在るだけで、生き返るような気がしてくる…。多分、心が、満ち足りてくるからなのでしょう。人に対して優しい気持ちになれるような気がします。
さて、学校です。
授業はもう13日から始まっているのですが、「入学式」を、今日します。まだスリランカからの学生が来ていないので、全員が揃ってとはいきませんが、これはいつものこと。日本での手続きのように、何でもスムーズに運ぶというわけにはまいりません。
新入生は、ネパール、ベトナム、バングラデシュ、中国、そして、おそらく24日に来日できそうなスリランカからの学生達、18名。このうちスリランカからの3名が間に合いませんでしたから、結局15名での入学式ということになります。
そして出迎えるのは、午前の「Aクラス」と、「Cクラス」の学生達、併せて26名。
午後の「Bクラス」は今回は参加できませんが、今度午後の部のときに、新入生を迎えてくれることになるでしょう。
だいたい「入学式」は簡単に済ませることにしており(一年に4回もしますから)、式が終われば、茶話会兼交流会ということで、軽くお菓子とジュースで顔つなぎをしてもらい、学校のこと、そしてアルバイトのことなどを話してもらいます。
最近はベトべナムからの学生が減り、ネパールからの学生が増えてきたので、きっとアルバイト先での話も変わってくるでしょう。ベトナムからの学生は、だいたい100字くらいの漢字を覚えてくるので、「ひらがな」「カタカナ」もおぼつかない人がいるネパールからの学生とはちょっと違います。
ネパールの学生が増えると、宿題のノート見が大変になってきます。気がつくと、彼らのノートは赤い部分ばかりになってしまい、これでは(彼らも)何を、どう見ていいのかわからなくなってしまうだろうなと苦笑いしてしまいます、私が赤くしてしまったのですが。
悪いところは、ノートを机の縁に水平に置かないことです。90度も傾けて書いていると、「イ」と「ト」が全く同じ形になってしまうのです。字も、上から下へと書いていくのではなく、下から上へと押し上げていくように書くのです。「ひらがな」のうちからこうでは、漢字になったときが思いやられます。
しばらくは力尽くで(相手の手の上に手を置いて、指の力加減とかをわからせていく)やっていくより他はないでしょう。口だけでは、やってみせるだけでは、わからないようなのですもの。
まだ最初のころは、何でも(わかってもわからなくても)「わかりました」としか言えないでしょうし。
日々是好日