おいしいしあわせ

しあわせは いつもあたたかなキッチンから・・

今日も食卓に願いを込めて

2012年03月30日 | うちのごはん
春休み。
次男の部活は、1日通しの日も少なく、
家でお昼を食べることが多いです。

今日は、お昼用にいなり寿司を作りました。
もちろん、もっと食べますよ。(笑)

市販の手軽に使える味付け済みのものも便利ですが、
うちでは、ほとんど買うことはありません。

自家製新生姜の甘酢漬けも、欠かせないアイテムです。

少し前にsomethinggoodさんに、
ブログを通して教えていただいた土井信子さんの言葉。

「健康で育ってほしいと願うことを形にする。これは、食卓の場しかない。」

この言葉は、わたしの胸の奥の方に直球で届きました。
そして忘れられない言葉になりました。

健康に育って欲しい・・親ならばきっと誰もが持つ気持ち。
その願いを形にするために、
今のわたしに出来ることを改めて知った気がします。

だから今日も食卓に願いを込めて、うちのごはんを作る。

心も体も健やかに育って欲しいと願って。





早春のたのしみ

2012年03月29日 | うちのごはん
今年は、年明け早々からそわそわしていました。(笑)
昨年は無農薬の甘夏を買いそびれ、マーマレード作りができなかったから。

予約できるお店のチェックとか、
個人の農園だとか・・どこで買うのがいいかと、
常にアンテナを張っていました。

そんな気持ちが通じてか、
嬉しい出会いがあり、
先日届いた甘夏でマーマレードとピール作りをしました。

ひとつひとつの手間は、大変といえば大変だけれど、
これからしばらく楽しめる旬の味を思えば、
それもまた嬉しい作業。

そのまま食べても美味しいピールは、
これからお菓子に展開していくのが楽しみだし、
一年食卓に上らなかった自家製マーマーレードは、
これからは毎日食べることが出来るし。

以前より家で何かをする時間が少なくなったわたしですが、
こういうものを食卓からなくしてはいけないと思っています。

うまく時間を使って、楽しみながら続けていきたい季節のしごと。
大切にしたいですね。





島田屋さんのパン

2012年03月26日 | パン
普段仕事の日は、夕方まで働いているわたしですが、
昨日は少し変則で、午後の早い時間にあがれることに。

夕食はビーフシチューを作ると決めていました。
さすがにパンまでは焼く元気がなかったので、
休みで職場に迎えに来てくれたオットに、
大好きなベッカライ島田屋さんに寄ってもらうことに。

島田屋さんは、住宅街の中にある素敵なパン屋さん。
静かな佇まいです。
移転して来られて、
わたしにとっては行きやすい場所になりました。

パンは、セルフでトレーにのせて選ぶのではなく、
素敵なショーケースの中から、お店の方に出していただきます。

丁寧に作られたパンが、お行儀良く並んでいます。

そんなスタイルもすごく好きで、
またパンの美味しさに惹かれて、
パンを買うことは少ないわたしですけれど、
パン屋さんでパンを買うならここと思う一軒です。

家族のそろう休日のため、
シチュー用のバゲットの他にデニッシュや調理パンも買いました。
画像を撮る前におなかの中に入ったパンもあります。(笑)

ライ麦を使ったパンも買いたいのですが、
家族はどっしり系のパンをあまり好まないので、ガマンガマン。
でもいつもおいしそ~。

わたしのおやつは洋なしを使ったデニッシュ。


おいしい~。
おいしい物は元気をくれますね。

今日は思いがけず休みを頂けました。
昨日また違うおいしいものが届いているので、
それを使っておいしい物を作る予定のmittenです。



イギリスパン

2012年03月20日 | パン
ホシノ天然酵母のイギリスパンを焼きました。

基本的にイーストのパン作りをしてきたわたしは、
なかなかその時間の流れに、
慣れることが出来ないでいますが、
ゆっくりと時間をかけて熟成するパンのおいしさには、
何とも言えない魅力がありますよね。

イーストのパンでの長時間熟成製法も習いに行って、
そのおいしさにすごく惹かれました。

保存食などもそうですが、
時間が作るおいしさというものがあるような気がします。

昨日、夕方には焼き上がるかな?と思いながら、
準備したけれど結局すっかり夜になってしまいました。
窓の外が真っ暗でしょ。(笑)

このゆっくりとした流れに慣れていけたら、
もっとホシノさんと仲良くなれるかもしれません。

外で働くようになって、
長く自分の中で大切に思ってきたパン作りにおいても、
少しずつ向き合い方を変えていかないとと思うようになってきました。

以前のように生徒さんにお教えすることは、
もう多分ないし、
これからは家族や自分の大切な誰かのために、
そしてパン作りを愛する自分のために、
ゆっくりとしたペースでパンを焼いていけたらと思っています。
もちろん、視野を広げてもっと色々なことを学びながら。

いつの頃からか、
あまり遠い先の未来のことは、考えなくなったわたしですが、
子供の頃、「ケーキが焼けるおかあさん」になりたかったように、
いつか年を重ねておばあちゃんになったわたしはやはり、
「パンが焼けるおばあちゃん」であってほしいと思うから。






春はすぐそこに

2012年03月15日 | パン
雪解けが進んでいた札幌ですが、
今朝は一面真っ白な雪に包まれました。
一旦足踏みしたかに見えた雪解けですが、
お昼頃には雪も止み、穏やかな1日。
春はすぐそこまで来ています。

そんな中、今日は札幌市内の中学校は卒業式のようです。
次男は式のために来校されるご父兄の案内役をするからと、
少し早めに出かけていきました。

長男の卒業式の日を思い出しながら、
次男も来年は卒業生として、
名前を呼ばれるんだ・・なんて、
考えたりしながら、
なんとなくわたしまで、
卒業生の母になったような気持ちで過ごした午前中でした。

卒業って、成長した姿を見る喜びもあるし、
喜ばしいことなんだけれど、
なんとなく切ない気持ちになるのは、わたしだけかな。
男の子は特に、
どんどん遠くに行ってしまうような気がするからでしょうか。

ゆっくりゆっくり大きくなって欲しいと願った次男は、
親の願いとは反対に、
どんどん成長してしまうからかもしれません。

そんな次男のランチ用に焼いたのは、
キタノカオリベースのパピリカという粉でのプルマン。
ほんのり黄色いのは粉自体の色です。

このパンで、作ったサンドイッチを頬張って、
「mittenちゃん、これ旨~~!!」とコーンスープを飲んで、
部活へとまた出かけていきました。

本当の意味で、今日からは部活でも最上級生。
しっかり頑張ってよ~。




ホッケフライ(笑)

2012年03月12日 | うちのごはん
道民にとっては、いたって普通のほっけフライが、
テレビに取り上げられたとのことで、
お総菜売り場で見かけてひとつ買ってきました。(笑)

もちろん家で生のほっけをさばいて、
普段はフライにしますけれど、
お総菜売り場の定番フライでもあります。

なかなか生のほっけは、道外では流通していないのでしょうね。
我が家では、フライの他につみれにしたり、
みそ漬けにして焼いて食べたり、
ほっけの食べ方は「開き」だけではありません。
それでもやはり「開き」は鉄板ですが・・。

次男は小学生の時、
文集の中の自己紹介の中の好きな食べ物という項目で、
みんながごちそうメニューを書く中、
ひとり「ほっけの開き」と書いたことがありまして・・
今もママ友達に思い出しては笑われるエピソードですが、
道民男子(笑)にも、そのくらい「ほっけ」は身近な定番おかずです。



それから、蒸し物トングについて、
まりんさんからご質問をいただいたので、
わたしなりにご説明致します。
あくまで個人的意見ですので、その旨ご了承くださいね。

小どんぶりくらいの大きさのものはつかめますか?とのことで、
我が家の小どうんぶりを・・ふたつ。
形状が違いますよね。
どちらも12㎝程度の口径の小丼ですが、
結果的にどちらもつかめました。

ただ安定のいいのは右側。
トングがしっかりとかかる形状のようです。




またトングは、180度くらいに大きく開きますので、
もっと口径の広い浅いお皿もつかめました。



ただ器の形状は、ご家庭により各々微妙でしょうし、
どんな道具を使うにしても、
つかむにあたっては、
器選びやコツや慣れは必要だと思います。

蒸し物ですから、もちろん熱い物を持ち上げるので、
火傷をしないよう、
また器を落として怪我等することがないよう十分な注意が必要です。

でも安定してつかめる相性のよい器なら、
すごく便利で、わたしも買ってよかったと思える品物です。

上手に長く使っていけたらいいなと個人的にですが考えていますよ。

茶碗蒸し

2012年03月10日 | うちのごはん
茶碗蒸しを作ろうと、材料を揃えていたわけではないので、
家にあったささみや、かまぼこ等を入れてのシンプルな茶碗蒸し。

北海道の茶碗蒸しには、
栗の甘露煮を入れるご家庭が多いことと思います。
我が家もそのうちの一軒。
この茶碗むしにも、もちろん入っています。

たいていは、鶏のささみ、かまぼこ、ゆり根、
銀杏、しいたけ、あれば海老、そして栗の甘露煮というのが、
うちの茶碗蒸しの具材です。

卵とだしをあわせた卵液も、ほんのり甘め。

茶碗蒸しは、ずっとうまく作れなくて、
あまり作らない料理のひとつでした。

それでもやはりおいしくうちの味として作れるようになりたくて、
家族にあれこれ酷評されながら、(爆)
作り続けて、なんとか今の味に落ちつきました。

茶碗蒸しに栗の甘露煮なんて!!
茶碗蒸しがどうして甘めなのか??と、
転勤等でこちらに来られた方が、
本当に驚いていらっしゃいましたが、
ほんのり甘めでも、だしはしっかりときかせて、
まぁ好きずきはあるでしょうけれど、
わたしは北海道の茶碗蒸しが大好きです。

先日外で食べた「牡蠣の茶碗蒸し」。
シンプルに具材は牡蠣だけ。
あれもおいしかったな~。
わたしも、いつか作ってみよう。

茶碗蒸しとはいえ、器はそば猪口。
もうあまり食器は増やさないでおこうとおもっていますが、
<高級な物は何にもありませんが、好きで数はたくさんあるので
もし好きな物に出会えたら、
そば猪口と箸置きにも出来るような豆皿だけは買ってもいいと、
自分の中でルールを決めています。

そば猪口は、お蕎麦だけでなく、スイーツを盛りつけたり、
和食の後のデザートに、そば猪口のほうじ茶プリンなんかも合いますね。
お寿司や、サラダにも・・いろいろ使いやすいし、
こうして茶碗蒸しにも。
もちろんお蕎麦を打ったとき、どのそば猪口を使おうかな?と、
楽しみでもあるので。

また素敵なそば猪口に会えるといいな。

P、S
somethinggoodさんへ。
わたしもようやくトング使いました~。
やはり買ってよかったです。
一緒に楽しく活用しましょうね~。




白神こだま酵母で山型食パン

2012年03月08日 | パン
普段基本的にはドライイーストのパンを焼いているわたし。

ホシノ天然酵母、あこ天然酵母、生イーストなど、
ゆっくりと少しずつ習ってきたパンも焼くことがありますが、
白神こだま酵母に関しては、完全にレシピ本だけが頼り。

小型パンやピッツァ生地につかって、時々焼いてはいましたが、
山型食パンは初めて。
こねから、成型に至るまで、レシピ通りに焼いてみました。
普段と焼成の仕方も違うし、成型も全然違って、
戸惑いつつの焼き上がり。

まだ食べていないので、お味はどうでしょうか。
白神こだま酵母のパンは、家族も好きなので楽しみです。
やはりパンはいいなぁ・・。

3月に入り、札幌の空気はなんだか春の匂い。
雪が降っても、空気が変わったね~なんて話しています。
北国に住む人の独特の感覚でしょうか。

北海道では現中3生の公立高校入試も終わり、
次男もいよいよ受験生になります。
あっというまに3年生。
悔いなくそして怪我なく部活をやり遂げ、
そして希望の高校へ進めるように、
母として出来るサポートを、出来ないながらもしていけたらと思っています。



白菜の即席漬け

2012年03月07日 | うちのごはん
もともと男性向けの料理本もありましたが、
最近ホントに多いと思いませんか?

コンビニなどでも、やたらに目に入って、
内容によってはついつい買ってしまうmittenです。

その中でも、時々買うのが男子食堂。
画像はきじまりゅうたさんのレシピで白菜の即席漬け。
村上昭子さんのお孫さんで杵島直美さんの息子さんですね。
さっぱりとして、おいしいです。



虎屋さんの「こがねぎく」。
近所の息子さんからのおみやげです。

昨年の春、東京の有名企業に就職し、
一年ぶりに帰ってきたそう。

中学生の頃から知っているので、
彼が社会人として働くようになり、
自分のお給料からおみやげを買ってきてくれたことが、
何とも感慨深くて・・嬉しくて、
ちょっとうるっとなってしまいました。

就職に際し、不慣れな土地でひとりやっていけるのだろうかと、
ずっと心配していた彼のお母さま。
あれから一年。

「どんなにあか抜けて帰ってくるのかと思ったら、
     全然変わっていないのよ。もう少しどうにかならないのかしら?」

なんて、口ではそんなことをいいながら、
変わらず穏やかでそして元気な息子さんの姿に、
本当に嬉しそうな笑顔を浮かべていました。

母親とは、こういうものなのでしょう。

あっという間に、東京に戻ってしまうとのことでしたが、
久しぶりの帰省、気持ちはゆっくりと甘えて過ごしたことでしょう。

なんだか食べるのがもったいないような気持ちですが、
おいしくいただきます。

ありがとうね。Kくん。
札幌からいつも応援しています。


春のおもてなしの食卓

2012年03月01日 | 教室
電力会社主催の料理教室に当選し、行って来ました。
講師は大好きな坂下美樹先生。

当選しないと参加出来ないここの教室は、
当選したことに本当に感謝したくなるうれしい楽しい教室。

参加は抽選のため、
あまりないことだけれど運良く友人も当選していた・・
なんて事がない限り、みんな一人での参加。

はじめましてから始まって、
それでもスムーズに作業が進行するのが面白いところでもあります。(笑



鶏ささみと生ハムのインボルティーニ




鮭の一口コロッケ



自家製ツナで作る春野菜のニース風サラダ
自家製ツナ作りには興味がありました。
手作りはおいしいです。



ホシノ天然酵母 バタートップ
 <先生が焼かれた物ではないかと思います・・
おいしい!おいしい!



クレープシュゼット

大人のデザートですよね。

人はその人の佇まいに、お人柄が表れる気がします。

お優しい笑顔と、お話のされ方、表情、動き・・
坂下先生は、女性の可愛らしさをそのままに持ち続けていらっしゃる、
素敵な大人の女性だといつも思っています。

わたし自身もそうあれたら・・と思うお手本のようです。
<わたしに可愛らしさは既にないので・・
  せめて穏やかな話し方位は見習いたいです。

今日もおいしく楽しかった~。
家でも全部作りますよ~。