いつも書いていますが、うちの次男はクールな男です。
涙を流すときは、ベッドにもぐって声を上げたりしません。
大声で泣いたのは、幼稚園のときでもちょっと記憶がないくらいです。
昨日、子供のスポーツについてちょっと書きました。
うちの地域にも、少年団は色々なスポーツがあって
体育会系の次男も、親の支えさえあればどこかに入っていたも知れません。
でも、オットが単身赴任中でしたし、
たとえいてくれても土日が必ず休みでもない。
市内のあちこちの試合について行くには運転の出来ない私には無理がありました。
なのでお月謝を払い習い事のようにコーチが派遣されて
教えてくれるサッカーチームに次男は入っていました。
ここは基本的には親の負担はありませんでした。
元気に走り回ってくれたらと思っていました。
初めのうちは、小学生だけで構成されていましたが
組織として成り立たせるためもあったのでしょう、
どんどん小さい子の入団も増えてきて、幼稚園状態。
年齢で時間帯を分けたりしないため、
週一時間という短い練習時間は、
小学生にとっては小さい子の面倒を見るだけの
時間になっている時期がありました。
そんな中、次男はいつも私に
「小さいこの面倒を見るのはかまわないよ。
だけどサッカーを習いに行っているのだから、
サッカーがまともに出来ないのはおかしいよ。
サッカーが出来たうえで小さいこの面倒を見るのでしょう」といっていました。
しばらくそんなことが続いた後、次男は練習が出来ないから
やめたいと言い出しました。
小さい子のことだけではく遊び半分できている
上級生が真面目にやらないとペナルティで僕たちも練習させてもらえないと。
私は一度始めた事を簡単にやめさせたくない思いから、
コーチに理由を話し相談しました。
コーチもその状況はいけないと感じていて
どうにかしなくてはと考えていたとのことで
善処したいとの答えを頂いてました。
それから3ヶ月、多少の改善はあったものの
大きく状況は変わることなくガマンしながら次男はチームに通っていました。
そんなある日、練習後家に着いた次男は、
玄関先で立つことも出来ないほど大声で泣き崩れました。
何年も見たことのない姿に私の方が驚き、何とか家に入れて
何があったのかコーチに話を聞きに行きました。
後でわかったのだけれど、
真面目にやらないならとリーダーにしてもらえなかった
上級生達に上級生がやったことを
リーダーだった次男がやったと告げ口されて
試合に出してもらえないことになり、
コーチは違うという次男のことばに耳を貸してくれなかったそうで。
コーチ自体も、おかしいし違うかもとはおもったけれど
リーダーである次男が上級生に言うことを聞かせられないのは
次男のリーダーシップが足りないからで
もし事実が違っても
こういう理不尽な経験も次男のためになるといいました。
小学3年生が6年生を率いる力を持つのが当たりまえなのか?
スポーツをやる上では色々なことが起こるのでしょうね。
ですからいろいろご意見はあると思います。
あとで他の子たちからの話で次男に非がはないことがわかり、
コーチが家まで来て謝罪してくれるも次男の気持ちは
もう戻りませんでした。
「信じてもらえなかった。」小さい心は傷つきガマンの限界だったのです。
私もそれ以上やりなさいとは言えませんでした。
色々な試練にぶつかり乗り越えることも
必要でしょうけれど、当時9才の次男の心についた傷の大きさを
私は後で改めて知ることになります。
それ以来、2年近く経ついまでも
体育以外で次男がボールを蹴ることはありません。
今もチームのボールはボールケースに入ったままです。
今も何か運動したいとはいつも思っている次男。
小学生のころからがんばってきた子にはかなわないでしょうけれど
好きなことを見つけて中学の部活で
また元気に走り回ってくれたらと思っています。
長くなりました。最後まで読んでいただいてありがとうございました。
涙を流すときは、ベッドにもぐって声を上げたりしません。
大声で泣いたのは、幼稚園のときでもちょっと記憶がないくらいです。
昨日、子供のスポーツについてちょっと書きました。
うちの地域にも、少年団は色々なスポーツがあって
体育会系の次男も、親の支えさえあればどこかに入っていたも知れません。
でも、オットが単身赴任中でしたし、
たとえいてくれても土日が必ず休みでもない。
市内のあちこちの試合について行くには運転の出来ない私には無理がありました。
なのでお月謝を払い習い事のようにコーチが派遣されて
教えてくれるサッカーチームに次男は入っていました。
ここは基本的には親の負担はありませんでした。
元気に走り回ってくれたらと思っていました。
初めのうちは、小学生だけで構成されていましたが
組織として成り立たせるためもあったのでしょう、
どんどん小さい子の入団も増えてきて、幼稚園状態。
年齢で時間帯を分けたりしないため、
週一時間という短い練習時間は、
小学生にとっては小さい子の面倒を見るだけの
時間になっている時期がありました。
そんな中、次男はいつも私に
「小さいこの面倒を見るのはかまわないよ。
だけどサッカーを習いに行っているのだから、
サッカーがまともに出来ないのはおかしいよ。
サッカーが出来たうえで小さいこの面倒を見るのでしょう」といっていました。
しばらくそんなことが続いた後、次男は練習が出来ないから
やめたいと言い出しました。
小さい子のことだけではく遊び半分できている
上級生が真面目にやらないとペナルティで僕たちも練習させてもらえないと。
私は一度始めた事を簡単にやめさせたくない思いから、
コーチに理由を話し相談しました。
コーチもその状況はいけないと感じていて
どうにかしなくてはと考えていたとのことで
善処したいとの答えを頂いてました。
それから3ヶ月、多少の改善はあったものの
大きく状況は変わることなくガマンしながら次男はチームに通っていました。
そんなある日、練習後家に着いた次男は、
玄関先で立つことも出来ないほど大声で泣き崩れました。
何年も見たことのない姿に私の方が驚き、何とか家に入れて
何があったのかコーチに話を聞きに行きました。
後でわかったのだけれど、
真面目にやらないならとリーダーにしてもらえなかった
上級生達に上級生がやったことを
リーダーだった次男がやったと告げ口されて
試合に出してもらえないことになり、
コーチは違うという次男のことばに耳を貸してくれなかったそうで。
コーチ自体も、おかしいし違うかもとはおもったけれど
リーダーである次男が上級生に言うことを聞かせられないのは
次男のリーダーシップが足りないからで
もし事実が違っても
こういう理不尽な経験も次男のためになるといいました。
小学3年生が6年生を率いる力を持つのが当たりまえなのか?
スポーツをやる上では色々なことが起こるのでしょうね。
ですからいろいろご意見はあると思います。
あとで他の子たちからの話で次男に非がはないことがわかり、
コーチが家まで来て謝罪してくれるも次男の気持ちは
もう戻りませんでした。
「信じてもらえなかった。」小さい心は傷つきガマンの限界だったのです。
私もそれ以上やりなさいとは言えませんでした。
色々な試練にぶつかり乗り越えることも
必要でしょうけれど、当時9才の次男の心についた傷の大きさを
私は後で改めて知ることになります。
それ以来、2年近く経ついまでも
体育以外で次男がボールを蹴ることはありません。
今もチームのボールはボールケースに入ったままです。
今も何か運動したいとはいつも思っている次男。
小学生のころからがんばってきた子にはかなわないでしょうけれど
好きなことを見つけて中学の部活で
また元気に走り回ってくれたらと思っています。
長くなりました。最後まで読んでいただいてありがとうございました。