ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

都市部と田舎町の人たちとの散策と交流の集い(5)

2010年04月01日 05時22分31秒 | 田舎暮らし
帰りは来た道ではなく別の車が通れる道があった。(よかった!)
目高村という廃村寸前の集落を通った。(よかった!)
平均年齢が80という。
村の原点みたいな、とっても懐かしくて、そこにいるだけでうれしくなる。
桜はまだぽつぽつだったけど、満開だったらさらに良かっただろう。
でも出来れば桜ではなく桃にしてほしい。
桃が満開だったらすっかり桃源郷と思っただろう。
辺りは耕作を放棄した田んぼや畑ばかりなので、そこに桃を植えたらどうだろう?
桜はありふれているので、一面桃の花!のほうがきっと喜ばれるだろう。
桃はオーナー制にして都会からオーナーを募集したらいい。
そして花見、収穫、剪定・・・とそれぞれイベントをして人を呼び集める。
また桃ジュースや桃酒(できるかどうか知らないけど・・・)なんかを特産品にしたらいい。
桃は桜よりもずっと役に立つ。



それから花いっぱいの村にしよう。
たまたまイベントに来た人が花いっぱいの村を見てまた来たい!と思わせるように。
花は里にふさわしいありふれた育てやすい方がいい。
石垣が多いので芝桜、それから秋はコスモス、梅雨のころはアジサイ、春は菜の花。
ボランティアの人に協力してもらって花いっぱいの村にしよう。



それからせっかくの「目高村」という地名。
俗称を「めだか村」と変えて、日本メダカをいっぱい飼おう。
そして全国各地で絶滅寸前のメダカをめだか村から再生しよう。
沢には水がいっぱい流れていたので、ちょっと引いたら飼うのは難しいことではないし、メダカは直ぐに増える。
後は自然に任せておけばいい。
こうして廃村寸前の村をよみがえらせることが出来る。
あっ、いかん山羊だ。山羊をわすれていた。
やっぱり村には山羊。
それから鶏。
日本の田舎にはやっぱりセットとして山羊と鶏が必要だ。
花いっぱいの村を眺めてたらどこかから「め~~~」という間の抜けた鳴き声が・・・
あっ、山羊!
すると今度は「こけこっこ~~~」と騒がしく雄鶏が鳴きだす。
日本の村はかくありたい。
こんな村に「めだか村」をしませんか?
日本の再生は「めだか村」から!

・・・なんてよそ者なので気楽なことが言える。
でもほんとにそうなったらうれしい!


下りは楽で右手に上月城の山を見ながら直ぐに出発点の歴史資料館についた。
その日だけは特別に無料だったのでもちろん見た。
上月合戦の展示、それもパネルがほとんどでそれ以外歴史的には見るものもなく、もっと展示に工夫が必要だと思った。

5時過ぎに家にたどり着くと。
山羊が「め~~~~」
鶏も「こけこっこ~~~!」
メダカも「・・・・」
ごめんごめん、すぐ餌をやるからね。
そう、ここも日本の昔懐かしい里山なんだよね。
コメント (2)
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