ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

1Q84

2010年04月21日 09時19分28秒 | 雑感
1Q84の3巻目が発売されたらしい。
でもいつもの癖で新刊書はほとぼりが冷めたころ読もうと思っている。
1,2巻は面白く読んだけど、でも読後感は???
何か満たされない気持ちで終わった。
どうしてこんな展開にするのだろう?
チェーホフのながい引用はいったいなんだろう?
どうして青豆に自殺させるのだろう?
3巻目が出たところを見ると、自殺しなかったのだろうか?
不発だとしたらその展開はわざとらしい。
銃を小説に登場させたら撃たなければいけない・・・と書いてあるし、
別の世界で死ぬと元の世界にも戻れない・・・と書いてある。
それになぜこの作家の作品には自殺が多いのだろう?
ノールウェーの森ではほとんどの主要な登場人物が自殺してしまう。
ギリシャ悲劇でこんがらがった筋を神が登場して、たちまち解決してしまうように・・・
日常生活では交通事故で死ぬ人と同じように自殺で死ぬ人も稀だ。
やたらと自殺が多いと不自然な気がする。

3巻目が出るなんて思ってもいなかったけど、でたときいたら何だそうだったのか・・・、そうだよね、あのまま終わりってことないよね・・・とも思う。
でもまあ読むのは先のこと。
それまで誰もこの小説の話をしないでくれ!と願うばかり。
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