ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

缶詰(1)

2015年07月13日 18時21分53秒 | 食の話
きっと誰も信じてはくれないだろうけど、
独身の頃はよくまめに自炊をしていた。
(根がまめな人間なのだ)

ご飯は「炊飯器」という重宝な文明の利器を持っていなかったので、鍋で炊いた。
味噌汁は何度か挑んだけど、とってもまずいものしかできなかったのでとうとうあきらめて、ビールで代用することにした。
ビールが味噌汁の代用になるか?なんていう突っ込みは無視することにして、でもこれは正解だった。
誰だってビールとみそ汁を出してどっちを飲む?と聞かれると迷わずビールを選ぶに違いない。
なおだいぶ後で知ったのだけど、味噌汁にはまず出汁がいる、こんなことも知らなかったのでお湯に味噌を溶いたらいいと思っていたのだ。
不味かったわけだ。

でも・・・味噌汁はだめだったけど料理には自信あった。
カレーは意外と上手くできた。
カレー粉を使って作ったこともあるけど、市販のルーを使って美味くできた。
それからシチュー。
これもカレーとほぼ同じように作れた。

それ以外の料理というと・・・
卵料理。
これも得意だった。
ゆで卵!これは今でも自信ある。
それから目玉焼きもよくした。
でも卵焼きはだめだった。
卵とじもだめだった・・・すぐに固まってしまう。
それで親子どんぶりはとうとうできなかった。

それから鶏のから揚げ。
これもよくしたしうまくできた。

インスタントラーメンも得意だった。
500CCのお湯・・・とか
3分間ゆでるんだぞ、とか・・・
そんなものを気にしなくても感じだけでうまく作ることができた。
そして何も足さない何もひかない。
ネギなんかをいれる、そんな軟弱な食べ方ではなく。
ありのままをありのままに食べた。
まさにインスタントラーメンのプロと言っていいだろう。

でも何と言っても一番の得意料理は餃子と魚料理。
餃子は冷凍の餃子をフライパンで焼く、自炊の定番メニューだった。

でもやっぱり一番の得意料理は魚。
サバの味噌煮・甘煮、さんまやイワシのかば焼き。
それもとっても簡単にできる。
缶切りで開けるだけ。
皿なんて面倒なので缶からそのまま食べた。

というわけで自炊というとご飯とインスタントラーメンと缶詰か餃子。
ほかにスーパーのかまぼことか漬物。
ときどきはキャベツやレタスを切ってソースをかけて食べた。
そしてメーンディッシュはビール。
こんな充実した食事をしていた。

ところで缶詰の話・・・
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