ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

缶詰

2022年05月19日 17時39分57秒 | 食の話
レトルト食品、インスタント食品、冷凍食品が氾濫する中、
今でも何とか奇蹟的に生きながらえている缶詰。
スーパーの棚の片隅にひっそりいじけて並べられている缶詰を見ると思わず助けてあげたい!って気になりません?
それもツナとかカニとかそんな風な高級なものじゃなく、
昔ながらのイワシ・サバ・サンマ。
こんな大衆魚の缶詰を見ると思わず助けてあげたい!って気になりません?
本当はウナギのかば焼きを食べたいのだけどなぁ~・・・
う~~~ん、
イワシのかば焼き・・・それも缶詰の・・・
う~~~ん。
なんて、ぐじぐじ思い悩む。
そんな学生時代のそんな独身時代の頃を思い出して、ここは思いっきり奮発(?)して、イワシのかば焼き食べません?!
すると、意外や意外とっても美味いことに気づく。
う~~~ん、これだぁ~!
やっぱり、これだった~!
独身万歳~~~!

イワシのかば焼きだけじゃないよ。
サバの味噌煮。
これこれ、独身の味!
何といってもイワシのかば焼きよりも量が多いのが嬉しい。
ひと缶食べたらもう満足だよ!
独身、万歳~~~!!
なんて思わずそんな気になってくるよ。

でも・・・ここでふと気づく。
缶詰のお友達、缶切りの出番がない。
昔は空き缶を利用しようなんてみみっちい考えを起こして、
ともかく切り口を滑らかに最新の注意を払って缶切りで切ったものだけど、
今では指で開けるだけ。
おいおい、これじゃ缶切りの出番がないよ。
今じゃ果物の缶詰に僅かに残るだけのその存在感。
そもそも缶切りあっての缶詰じゃない?
それが今では、リストラされて消えていく。
何とも何とも侘しい限りだ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アヤメ | トップ | 4350万円 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

食の話」カテゴリの最新記事