ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

土葬と火葬

2018年01月30日 18時49分07秒 | 雑感
日本在住のイスラム教徒の人たちが困っているという。
イスラム教では火葬は禁じられているとか。
ところが日本のほとんどの自治体は土葬を禁じている。
火葬が日本では当たり前だけどでもそれが世界の常識か?
イスラム教だけでなくキリスト教もユダヤ教も基本的には土葬。
儒教はもちろん神道も本来は土葬。
世界的に見て火葬の方が変なのだ。
もちろん合理的な理由はわかる。
土葬だと墓の土地が数倍かかる。
穴を掘る手間もかかる。
墓の引っ越しなんて並大抵のことじゃない。
というかほぼ不可能だ。
火葬の方がとっても合理的。
でもね、それはわかるけど葬儀に何よりも大切なのは人の心。
その気持ちを汲まないで土葬禁止とはどうだろう?
それって信教の自由に反しているのではないか?
火葬の方が、仏教の方が特殊だと考えたら、
もう少し土葬のことも考えたらいいのじゃないか?
信教の自由があるのなら埋葬の自由もあってもいいのじゃないか?

・・・というのも前からとっても気になっていた。
人類の進化や民族の進化は墓に埋葬された骨や埋葬の方法を調べることによってわかるのだよ。
それが飛鳥時代、持統天皇の火葬以来、未来の日本人はどうやって日本人の歴史を進化を調べたらいいのか・・・

いやいやそんなことじゃない。
信教の自由が保障されているのなら埋葬の自由も保証しないといけないんじゃない?
コメント
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