ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

梅雨真っ盛り!

2017年07月01日 01時36分06秒 | 田舎暮らし
昨日も真面目に降った。
一日降ったりやんだり、いかにも梅雨!という天気。
そうなんだよね梅雨なんだよね。
真面目に真面目に梅雨なんだよね。

それで一日、本を読んで暮らそうかなぁ~と思ったけど、
やっぱりなんか気になって、それなりに動いた。
そう、やり残した仕事はいっぱい!
やりたいことはいっぱい!
それに鶏だって、今日は雨だから食事はいらないよ、なんて言ってくれない。

というわけでいつもと同じように過ごした。

晴耕雨読は夢のまた夢
田舎暮らしは忙しい
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モリエール全集~人間嫌い

2017年07月01日 00時42分29秒 | 本の中から
「人間嫌い」を再読した。
この劇は間違いなくモリエールの最高傑作。
いつの時代でも通用する性格劇だ。
でも昔読んだ頃からはずいぶん色あせて見えた。
かってはアルセストに自分をダブらせて読んだものだけど、
今読むとアルセストにある種の滑稽感を見てしまう。

昔読んだ本の解説ではこの劇はさっぱり不人気でそうそうにやめて、
急遽「ドン・ジュアン」をかき揚げ上演した。
この「人間嫌い」をたかく評価していた批評家ボワローは大衆受けする「ドン・ジュアン」に変えたのを嘆いた・・・
というようなことが書かれてあった・・・ような気がする。
でも今全集で読んでいるとそうでもないらしい。
「人間嫌い」は結構あたったし、それに「ドン・ジュアン」は「人間嫌い」のあとに書いたのでなく上演禁止になった「タルチュフ」のあとにかいたらしい。
解説が間違っていたのか記憶違か?
まあそんなことはどうでもいい。

再読の楽しみというのは夢中で読んだ昔の頃・その時代を思い出す事ではないだろうか?
そして夢中で読んだ作品ほど再読すると色あせて見えてくる。

今では「人間嫌い」や「タルチュフ」よりも
初めて読んだ壮大なバラエティー劇「プシシェ」や笑劇と宮廷劇をあわせたような「アンフィトリヨン」に今まで知らなかったモリエールの別の魅力を感じている。
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