ぐうたら里山記

兵庫の西の端でただのほんと田舎暮らしをしています。ぐうたらです。のん兵衛です。

禁煙~魔女狩り(2)

2017年07月13日 18時34分15秒 | 雑感
タバコが体にいいとは少しも思わない。
でも精神面を含めると必ずしも悪いとは言えない。
すぐ切れる人間が暴力行為に走る前のちょっと一服したら・・・
犯罪は大幅に減るのではないだろうか?
酒は人の気持ちを高ぶらせタバコは人の気持ちを静める。
犯罪の面ではタバコよりも酒の方がずっと危険だ。
飲酒運転による事故はよくあるけど、
喫煙による事故は聞いたことがない。

たばこの害というと誰でもまず思うのは肺癌。
喫煙者が肺癌になる確率は非喫煙者の3.5倍とか6倍とかいろいろ言われているけど、
(ネットで調べたらいろんな数字が出てくる。かなりいい加減!)
そこでこの数字(率)だけをそのまま信用してはいけない。
これはたばこの害を意図的に強調した数字だ。
実は喫煙者が肺癌になる人は0.1%でしかない。
つまりタバコを吸っても吸わなくてもほとんどの人は肺癌にはかからないのだ。
全体を見ないで一部だけを誇張する、これこそ現代の魔女狩りだ。

日本人は世界有数の喫煙民族だった。
幕末日本に来た外国人が一様に驚いたのは日本人の喫煙率の高さ。
日本人の98%はたばこを吸うという報告さえある。
にもかかわらず肺がんで死亡した人はアメリカよりもずっと少なかった。
これは肺癌の原因がタバコではなくもっとほかにあるということだ。
食生活、大気汚染、遺伝子的な要因・・・
ところが禁煙主義者はタバコだけが原因だと決めつける。
そこに統計的な意図が発生する。
アメリカと日本では肺癌死亡率が違うのなら、アメリカの統計の数字をそのまま使うのでなく、
同じ検査方法を日本人に行ってその数字を使わないといけない。
ところがそんなまともな数字が(ネットで見た限りでは)ない。
自分たちの都合のいい数字だけを取り上げ、都合の悪い数字は無視する。
こんな(一見)科学的な仮面をかぶって魔女裁判をしている。

受動喫煙(副流煙)の統計はさらにひどい。
毎年6000人以上の人が受動喫煙によって肺癌で死んでいるなど強調しているけど、
受動喫煙の統計というと、受動喫煙で吸ったたばこの煙の量を科学的に調査しているのかと思ったら、実にいい加減。
もっぱたアンケートによる調査。
それも
「夫が、あるいは配偶者がタバコを吸っていますか?」
「配偶者が一日10本以上吸っていますか?10本未満ですか?」
こんなアンケート調査で受動喫煙による死亡の統計結果を出している。
どこでタバコを吸ってるのか?
職場か?飲み屋か?ベランダか?それとも家の中でか?
それによって受動喫煙の量は全く違ってくる。
こんないい加減な数字、禁煙者に都合のいい数字を、「推定」と断って出しても数字としてあげたら、ひとたびあがたら、
それが「科学的」と思われて数字だけが「科学」の仮面をかぶって独り歩きする。

男性の喫煙率は65年が80%を超えている。
ところが今では30%代まで落ちている。
それなのに肺癌死亡率はずっと上がっている。
女性の喫煙率はほぼ10%。
ところが肺癌死亡率は5倍にあがっている。
がんは高齢者病だ。
年を取るほどがんにかかる可能性が多くなる。
そこで禁煙主義者は(女性の統計は無視して)過去の喫煙が肺癌を誘発している、喫煙から肺癌まで30年の時間のずれがあると主張する。
しかしタバコを吸い始めてから30年後・・・というとたいていの場合、がんが発生する年代。
タバコが原因なのか年齢が原因なのか、そんなものわかったものじゃない。

少なくとも30年の間があるのなら、定年退職後、今まで遠慮してきたタバコを思いっきりすったらいい。
肺癌になるのは90歳。
90歳で死ぬ。
これは好きなことをして寿命を満喫したということだろう。
コメント
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