イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

ワカメとタラノメを採りに行く。

2016年03月17日 | Weblog
やっと天気と休みが一致した。
ワカメを採りに行ける。
貴重な休みだ。腰痛はあいかわらずだが芭蕉が三里に灸をするがごとくに腰に大判モーラスパップ60㎎を貼って大事に備えた。

干潮時刻は午前8時21分なので早起きすればタラノメを採りに行ける。夜明け前に家を出て第1ポイントに立ち寄って様子を見てきた。食べ頃まではもう一息の芽がほとんどだが、ここは見えざる敵が虎視眈々と獲物を狙っている。少々小さくても先を越されるくらいなら採ってしまうのだ。
森の入り口はまだまだ固い芽ばかりで盗られた気配はない。奥の少し高場の日当たりのいいところに移動。先に盗られたあとも見受けられるが少し大きくなった芽がところどころにある。今夜のおかずの分は十分採れたし、見えざる敵が地団太を踏むくらいの採り跡にもなった。これで敵があきらめてくれたら残りの芽も僕の総取りなのだが、敵はあきらめてくれはしないだろうか。



午前7時ころに港に到着。
いつもの水軒一文字の付け根のポイントに向かった。去年に続き今年もワカメはまだまだ小さい。この冬はかなり暖かかったので成長も早いのかと思ったがそうでもなさそうだ。
しかし、採れるワカメは柔らかそうでかつ美味そうだ。たくさんあるときは適当に金棒を突っ込んでワカメの感触があったらクルクルまわしてからめとれるがこれだけ小さくて散在していると目視で狙いを定めなければならない。なかなか嵩が増えないが少しずつ数を稼ぐ。しかし腕がだんだん痛くなり、指の内側の皮もめくれてきそうだ。家に帰って干す作業もあるので午前8時半で終了。



家に帰って干す作業。例年ならほとんどの作業は母親がやってくれるのだが寄る年波には勝てず足元がおぼつかない。今年からすべて自分で干さなければならない。



この分量ならあと2回は行きたい。僕は同じような年齢の人たちに比べると髪の毛はまだまだ大丈夫だ。それが幸いして年下の上司と並んでもそんなに不自然ではない。(と思っている。)それはやはり一般人よりワカメを大量に食べているからに違いない。けっしてまったく頭を使わずに能天気に生きているからではないのだ・・・。


ひととおり作業を終え、タラノメ第2ポイントの見回りをしてきた。ここはまだ芽は固く、採れるようなものは4個だけだった。今のところ今年もここにはコンペティターは存在していない感じだ。十分大きくなるまで温存しておこう。
春は加速度を増して進んでいるようだ。


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