イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2014年09月09日 | 釣り
場所:加太沖
条件:大潮 5:54満潮
潮流:6:43上り1.8ノット最強 9:47転流 12:57下り3.1ノット最強
釣果:真鯛 56センチ 1匹


今日は今シーズン最初の加太への釣行だ。
大潮だが朝の潮はゆるいので最初はタチウオを狙ってその後で真鯛のダブルヘッダーで臨んでみた。

中秋の名月+スーパームーンで港の潮が異常に高い。月の潮汐力、恐るべし。道中アカテガニが道路を横断していたがなにやらいつもと違う朝の風景だ。

 

これでは船に乗り込むことができないので4艘先の船から乗り込ませていただいた。
出港のときも橋の下を通るときは冷や冷やものだ。




紀ノ川を越えたあたりまでは無風状態で今日はいい釣りができそうだと期待をしていたが友ヶ島に差しかかった頃にはものすごい風と波だ。これでは水深100メートルで底を取ることができないだろう。その前に本線航路までたどり着くことができなさそうだ。



せっかくイワシのエサをもってきているし、真鯛の時合にもかなりの時間があるので水深40メートルでテンヤをおろしてみた。しかし、これではダメだ。
時合にはまだまだあるが高仕掛けに変更。今シーズンの秘密兵器は鈴鹿市の指定ゴミ袋だ。これを教えてもらってからは、もう、このゴミ袋がないと釣れないのではないかという強迫観念にさいなまれていた。
たまたま友人が鈴鹿市に住んでいることを思い出し、急いで連絡して送ってもらっていた。

風が強くてまっすぐ仕掛けが落ちていかない。
我慢の釣りを続けていたが転流時刻を迎えたころから少しずつ風が穏やかになってきた。
このときは中の瀬戸で釣りをしていたのだが、沖から流れてくる潮の色がどうもよくないのでコイズキへ移動してみた。
もう風がなくなっていたので本線まで出てタチウオ釣りを再開。潮はやっぱり強く3回ほどテンヤを下ろして真鯛に変更。
しかし、こっちも潮の色が悪い。悪いというよりどう見ても土の濁りが混ざっている。長く続いた雨の濁りが瀬戸内海を漂っているのかもしれない。



これは素人が見ても釣れないだろう。ただ、潮の混ざり具合がよく見える。なんとダイナミックな光景だろう。こんなところで育つ魚は美味しいのに決まっているということにあらためて納得した。


(画像ではよくわからないが、濁った水と済んだ水がまだら模様になっている。)

少しでも潮の済んだところを探しながら仕掛けを下ろしていると午前11時を回ったころにやっとアタリ。それもかなり大きい。
ドラグが滑ってどんどん道糸が出て行く。これは多分青物だなとやり取りをしていたが、魚の影は真鯛だ。かなり浅いところでヒットしたので最後まで走り続けたようだ。
2色のビニールを付けていたが、食っていたのは鈴鹿市のほうだ。恐るべし鈴鹿市。やっぱりホンダのお膝元だけはある・・・。

なんとかボウズを免れた。潮流はどんどん速くなり釣りにならなくなってきたので午後12時半で終了。
魚はまぐれかもしれないが、1匹は1匹。今日は凱旋だ。


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