イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2014年12月08日 | 釣り
場所:加太沖
条件:大潮7:37満潮
潮流:8:10上り最強3.3ノット 11:59転流
釣果:カスゴ 2匹 ウマヅラハゲ 1匹

長い長い荒れた天気がようやく治まってきた。実は今日は会社でファッショントレンドの説明会というのがあったので休日出勤をしようと考えていたのだが、ずっと行けていないうえのこの天気では仮病を使うしかない。
あくまでも休日出勤だ。休んでどこが悪いのだ!!休みを取るのは労働者の当然の権利だ!!


20日以上出港していないうちに夜明けがさらに遅くなった。午前6時になっても明るくならない。
低温が続いて心配だったバッテリーだが始動は一発。これで完全に復活したと考えていいだろう。
気持ちよく出港したが、紀ノ川を越えて、ふと、海水の循環系を見てみると、漏れている・・・。やっぱりずっと漏れていたんだ。それも今日はそこそこ溜まっている。
大事を取って帰るべきか、前進すべきか、しばし逡巡。どこから漏れているのかさえもはっきり見えない。破裂まではしないだろうとタカをくくって前進に決定。最悪の事態になっても今日の天気では遭難ということもないだろう。


潮は上りなので今日はテッパンポイントからだ。西には満月、東には朝日。今日のこの時間は月と太陽を両方見ることができる。

 

空の景色はきれいだが海上は混戦模様。目的地は帝国軍で占拠されてしまっている。しかも同盟軍がまったくいない。



明日は師の命日であるが、1965年2月14日、ベトコンに包囲された師の心境もこんな感じであったろうか・・・。比べるべくもなし。




今日はまともに釣りになるのは午前9時過ぎまでだろう。
仕掛けを下ろすと10分ほどで最初のアタリ。しかし、今日は帝国軍の包囲網とエンジンがどうなっているのかで気持ちが集中できない。
魚が乗らない。1回目のロックオン。ここで継続していればもっとアタリが取れるだろうがここは一時退却。
しかし、この海域を離れるわけにはいかない。少し移動して射程圏外で再開。単騎の帝国軍も傭兵を擁する帝国軍も魚を上げている。悔しい。
その後やっと1匹釣り上げたが、それを見ていた帝国軍に再びロックオンされてしまった。

この時点で午前9時。大潮の日は一気に潮が止まるので念のために持ってきた青イソメに交換。
午前9時半、少し大きめの魚が掛かったが残念ながらバラしてしまった。今日の最後のアタリだった。

沖に出ると少しは潮が動いてるかもしれないと思い移動したがここも潮の流れはあまりない。おまけに風もなくなりポカポカしてきた。
多分2分間くらいは意識がなかっただろう。
もう仕掛けを誘う気力もなくボ~っとしていたらウマヅラハゲが喰っていた。
これでは釣れる気がしないので午前11時に終了。

帰り道も穏やかそのもの。ここ1週間ほどのあの荒れた天気が想像できないほど心地がいい。





港に戻ってエンジンの下に頭を突っ込んで調べてみたら、原因はやっぱり塩が滲みだしていたパイプからだ。



タカシさんに電話をして修理を依頼。
また出費だ・・・。




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