場所:加太沖
条件:中潮7:17満潮
潮流:6:36転流 8:23上り0.4ノット最強 10:28転流
釣果:ボウズ
ゴールデンウイークが始まった。社会人になって2度目のゴールデンウイークだ。このブログを読んでくれている方々の中には何を言っているのかわからないとお思いの方もおられると思うのだが、ずっと働いていた会社は土日祝日に決まった休みのない会社であったので去年、嫌われて飛ばされた会社に来てから社会人になって初めて本格的なゴールデンウイークを体験しているということなのである。しかし、去年の最初のゴールデンウイークは船のバッテリー上がりでまったく釣りにならなかった。
対して今年、初日は当初雨の予報であったが直前にその雨が降っても小降りだという予報に変わってきた。最初から運がいい。
ならば加太に行かねばならない。釣れているのかどうかは知らないが・・。
気合を入れて午前4時半に出港するが元々が雨の予報だったので雲が多い。なかなか明るくなって来ないのでゆっくり船を進める。

今日の予定は転流時刻までアジサバを狙ってその後テッパンポイントに向かおうと考えている。
明日のほうが天気がよいからなのだろうか、それとも釣れていないのか、はたまた普通のおじさんたちは家族サービスに忙しいので魚釣りどころではないというところなのだろうか、ほとんど船の姿がない。
四国ポイントも当初は僕を含めて3艘しかいなかった。

船がいない三つの理由の中の当たりは釣れていないということのようで、魚探の反応もなければアタリもない。すぐにあきらめてテッパンポイントへ。

ここも遠くに1艘見えるだけである。
魚探にはときおり反応はある。そして仕掛けを撒いているときにときおり違和感がある。アタリにしてはあまりにもかすかだが、一番下のビニールにはあきらかに魚がくわえた痕跡があった。

確かに魚はいないわけではないようだ。しかし、ビニールの色を変えてみてもそれいじょうの反応はない。う~ん、なぜだと思うのだが、そう悩みながら水面を見ていると金箔のようなキラキラ光るものがたくさん漂ってきた。

ゴミにしてはゴージャスすぎるのでブログのネタにでもなるかとその中のひとつを掬ってみるとゴミではなく生物だった。
画像ではほとんど何がなんだかわからないが、背中に甲羅があって腹側にはたくさんの足が見える。腹側は少しオレンジがかった色をしていた。

例えてみるとカブトガニのような感じである。何という名前の生物なのかは目下のところ不明だ。
そして金色に光っているのはその甲羅の部分だ。おそらく構造色のようなものなのだろう。
思い出したのはカンブリア紀の生物たちだ。彼らは奇怪な姿をしているがその大きさは意外と小さく、大半が数ミリから数センチという大きさであった。そしてその中には構造色を持ったものもいた。

まさにそれのようである。これはカブトガニというよりも三葉虫だと言ってもいいかもしれない。
観察用の水槽に入れて眺めながらしばしタイムスリップするのである。
見た目は甲殻類でこれほど目立った生物なら魚たちの格好の食料になっているのだろう。こんなものがいっぱい流れていれば僕のビニールには見向きもしないのは当然だ。これに似せるような疑似餌も思いつかないので午前9時半に終了。
ちょうどその頃雨がポツポツと降ってきた。港に戻ってきた頃にはそこそこの強さの雨になってきたので引き上げ時としてもちょうどよかったのかもしれないのである。

そして夕刻、悲しいことが起こった。
いつも使っていたデジカメが壊れてしまった。それまでに使っていたデジカメが壊れてしまったときに同じ機種を中古で買ったものだ。

望遠の倍率が大きいので重宝していたが、その分構造が複雑なのか、まったく同じ壊れ方をしてしまった。新品で2013年に買ったものが6年で壊れて、今回は中古が5年を待たずに壊れてしまった。5、6年で寿命を迎えてしまうような感じだ。まあ、使っている環境が過酷といえば過酷だからそれも仕方がないのかもしれないが、今時、コンデジを買おうと思っても日本メーカーのものなどまったく無いに等しい。あってもハイエンド機しかなくてかなり高額だ。とりあえず同じシリーズの中古を探してみたがそれもかなり高騰している。なんとも困った状態だ。幸いにして3年ほど前に同じシリーズの機種を1台買っていたので当分は使えるがこれも中古なのでそれほど長くは持たないだろう。それ以降は困ったことになる。
何事もそうであるが、この歳になるとある程度自分のパターンが出来上がってきてそれを維持してゆけばそれなりに満足と幸せを感じるものの、それを維持するためのギミックがどんどん消えてゆく。年年歳歳人の世界は同じではないのはわかっているが諸行無常を感じざるを得ない。
僕は静かに生きてゆきたいだけなのに・・。
条件:中潮7:17満潮
潮流:6:36転流 8:23上り0.4ノット最強 10:28転流
釣果:ボウズ
ゴールデンウイークが始まった。社会人になって2度目のゴールデンウイークだ。このブログを読んでくれている方々の中には何を言っているのかわからないとお思いの方もおられると思うのだが、ずっと働いていた会社は土日祝日に決まった休みのない会社であったので去年、嫌われて飛ばされた会社に来てから社会人になって初めて本格的なゴールデンウイークを体験しているということなのである。しかし、去年の最初のゴールデンウイークは船のバッテリー上がりでまったく釣りにならなかった。
対して今年、初日は当初雨の予報であったが直前にその雨が降っても小降りだという予報に変わってきた。最初から運がいい。
ならば加太に行かねばならない。釣れているのかどうかは知らないが・・。
気合を入れて午前4時半に出港するが元々が雨の予報だったので雲が多い。なかなか明るくなって来ないのでゆっくり船を進める。

今日の予定は転流時刻までアジサバを狙ってその後テッパンポイントに向かおうと考えている。
明日のほうが天気がよいからなのだろうか、それとも釣れていないのか、はたまた普通のおじさんたちは家族サービスに忙しいので魚釣りどころではないというところなのだろうか、ほとんど船の姿がない。
四国ポイントも当初は僕を含めて3艘しかいなかった。

船がいない三つの理由の中の当たりは釣れていないということのようで、魚探の反応もなければアタリもない。すぐにあきらめてテッパンポイントへ。

ここも遠くに1艘見えるだけである。
魚探にはときおり反応はある。そして仕掛けを撒いているときにときおり違和感がある。アタリにしてはあまりにもかすかだが、一番下のビニールにはあきらかに魚がくわえた痕跡があった。

確かに魚はいないわけではないようだ。しかし、ビニールの色を変えてみてもそれいじょうの反応はない。う~ん、なぜだと思うのだが、そう悩みながら水面を見ていると金箔のようなキラキラ光るものがたくさん漂ってきた。

ゴミにしてはゴージャスすぎるのでブログのネタにでもなるかとその中のひとつを掬ってみるとゴミではなく生物だった。
画像ではほとんど何がなんだかわからないが、背中に甲羅があって腹側にはたくさんの足が見える。腹側は少しオレンジがかった色をしていた。

例えてみるとカブトガニのような感じである。何という名前の生物なのかは目下のところ不明だ。
そして金色に光っているのはその甲羅の部分だ。おそらく構造色のようなものなのだろう。
思い出したのはカンブリア紀の生物たちだ。彼らは奇怪な姿をしているがその大きさは意外と小さく、大半が数ミリから数センチという大きさであった。そしてその中には構造色を持ったものもいた。

まさにそれのようである。これはカブトガニというよりも三葉虫だと言ってもいいかもしれない。
観察用の水槽に入れて眺めながらしばしタイムスリップするのである。
見た目は甲殻類でこれほど目立った生物なら魚たちの格好の食料になっているのだろう。こんなものがいっぱい流れていれば僕のビニールには見向きもしないのは当然だ。これに似せるような疑似餌も思いつかないので午前9時半に終了。
ちょうどその頃雨がポツポツと降ってきた。港に戻ってきた頃にはそこそこの強さの雨になってきたので引き上げ時としてもちょうどよかったのかもしれないのである。

そして夕刻、悲しいことが起こった。
いつも使っていたデジカメが壊れてしまった。それまでに使っていたデジカメが壊れてしまったときに同じ機種を中古で買ったものだ。

望遠の倍率が大きいので重宝していたが、その分構造が複雑なのか、まったく同じ壊れ方をしてしまった。新品で2013年に買ったものが6年で壊れて、今回は中古が5年を待たずに壊れてしまった。5、6年で寿命を迎えてしまうような感じだ。まあ、使っている環境が過酷といえば過酷だからそれも仕方がないのかもしれないが、今時、コンデジを買おうと思っても日本メーカーのものなどまったく無いに等しい。あってもハイエンド機しかなくてかなり高額だ。とりあえず同じシリーズの中古を探してみたがそれもかなり高騰している。なんとも困った状態だ。幸いにして3年ほど前に同じシリーズの機種を1台買っていたので当分は使えるがこれも中古なのでそれほど長くは持たないだろう。それ以降は困ったことになる。
何事もそうであるが、この歳になるとある程度自分のパターンが出来上がってきてそれを維持してゆけばそれなりに満足と幸せを感じるものの、それを維持するためのギミックがどんどん消えてゆく。年年歳歳人の世界は同じではないのはわかっているが諸行無常を感じざるを得ない。
僕は静かに生きてゆきたいだけなのに・・。