イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

水軒沖釣行

2024年04月14日 | 2024釣り
場所:水軒沖
条件:中潮8:19満潮
釣果:ボウズ

スマートキーはレスキューすることができたので車は使える。しかし、すでに山に行く気は失せてしまった。昨日、山に行けなかったというのは、単に偶然、もしくは確率の問題に過ぎないのはずなのだがそこにはなぜか「神」の介在を意識してしまう。我が家の「ダニ問題」が勃発してからもう、僕が採ってきた山菜が食卓に並ぶことはない。そんな光景を見た天の観測者が「やめておけ」と言っているのだと思ってしまうのである。
しかし、近所でもらったタケノコやイタドリは平気らしい。新聞のコラムで、『自分を大事に思ってくれない人のために何かを我慢する必要はない。みんな、「他人の趣味を否定することを趣味にする人にだけはならないでおこう。」』と書いていたが、まあ、ウチではみんなこんな人たちばかりだ。しかし、世界はすべて確率的である。僕が採ってくる山菜にだけ選択的にダニが生息しているのだという確率がまったくゼロだというようなことは断言できない。だから反論もできないのである。

と、いうようなことと、トウガラシの苗を叔父さんの家に届けなければならい事、加えて、山で食べようと思っていたカップ麺を消化しなければならないという問題もある。ワカメと採ったばかりのコゴミをトッピングした贅沢なカップ麺を作ろうと考えていたのであるがそれも夢と消えてしまった。
そのついでに船を出そうということなのである。
だから釣ってやるぞという気がまったくない。だから氷を準備することもなく港にやってきたのだ。出発もゆっくりですでに明るくなってからだ。



一文字の切れ目の前で碇を下ろしメタルジグを投げるも10分ほどで飽きてしまいカップ麺の準備を始める。海は波もなくまったく真っ平だ。デッキの上でコンロに火を点けてもまったく大丈夫なのである。
コゴミはないのでトッピングはワカメだけだ・・。



まったくやる気がないと言ってもまったく釣れないという根拠もない。毎週ここを通るたびに必ずテトラの上でルアーを投げる釣り人を見る。



まさか体を鍛えるためだけにルアーを投げているわけでもないはずだ。何かが釣れるに違いない。ただ、ここでも確率論的に限りなくそれが小さいというだけなのだ。

叔父さんたちは午前8時にもなると動き始めるだろうから午前7時過ぎに釣りを切り上げて叔父さんの家へ。無事にトウガラシの苗を手渡して帰宅した。




ワカメの期間中に故障したエンジンはすでに治っている。結局、純正部品を使って修理代は〆て85,000円。今回は家計に負担をかけず、以前の会社で貰った旅行券を換金したお金で賄った。定年退職してからまだ1ヶ月にもなっていないのにすでに経済的には綱渡り状態になってしまっているのだ・・。
コメント
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